数年間、情報発信を続けてきてようやくわかったこと
介護施設に勤めていた数年前、ブログを始めました。
職業である『施設介護』についての情報発信をしていましたが、そんなサイトを誰も見る人はおらず、PV(ページビュー)が1日1ケタより伸びなかったので、消してしまいました。
その後、紆余曲折し、
●別ブログ立ち上げ → そのブログも失敗消滅 →
●また別ブログ立ち上げ → 前よりは良かったがPV伸びず路線変更(現在はYouTubeの下書きとなっている)→
●その間、SNS(Twitter、Instagram、YouTube)で発信を続ける →
●noteを本格的に始め、『介護』に関わる情報発信をはじめる → 見られる記事と見られない記事がわかってくる → 発信する情報をしぼる → 現在も継続
●Kindle書籍を出版 → noteなどと内容がかぶっており、宣伝効果もあり、現在まで順調に売上を伸ばせている
●過去のSNS(note、Twitter、Instagram、YouTube)で発信した内容で、そのプラットフォームのテーマにあわない情報は全削除
・・・というように
うまくいったこと、失敗してやめたこと…いろいろありました。
しかしいつも心が折れそうで、何をどうしていいか模索し続けました。
情報発信をはじめたのは、副業としての『収入』のためでした。他の皆さんがどんだけキレイゴトを言おうとも、私ははっきりいいます。
すぐに結果なんてでるわけない。
当たり前だけど、情報発信を始めている人が最初からうまくいくわけがありません。
まぁ、これは情報発信に限りませんね。野球だってサッカーだって、プロとして収入を得るためには、死ぬ物狂いで練習して結果を残し、その中からごくわずかな人間がプロとしてやっていけるんですから。
起業だって、なんだってそうです。高みにチャレンジすることはみんなそうなのです。
それなのに私は最初から結果を追い求めてしまった。
ネット上からは消しましたが、初期のブログの下書きを見ると、
「こんなくだらない、誰も見ないような情報を発信していたのか!」
・・・と恥ずかしくなりますね。
というか、今だってチャレンジの真っ最中です。
結局、『継続』できている人は上達していきます。
ただ、どれだけうまくいかないことでも、継続しなければ結果が出るわけないんですよね。
しかし、結果が出なくても『ただひたすら続ける』という行為…本当にしんどいです。
私は書く側だけじゃなく、読む側としてもnoteやを利用しています。
共感できる内容を発信している人をフォローしてきたのですが、多くの人が継続できず、投稿を辞めていきます。
私も子供のころから相当な3日坊主であきっぽい人間ですが、「自分なんかまだマシかも」と思えるくらいです。
それだけ、続けるということは本当にタイヘンなことなのです。
だから、継続できている人が有利なのです。
そしてまた…
スポーツや勉強、仕事、芸術、何でもそうですが、継続さえしていれば、自然と上達してきます。
情報発信に関しても、文章を読む人、動画を観る人が何を求めているのかがわかってきました。
私は自分の中から発信したいことは山程あるのですが、人が求めていないだろうと感じることは発信しないようにしました。
自分が今、取り組んでいる工程を発信していけばラク
私は基本的に、自分の体験談をもとに、情報発信をしています。
たぶん、noteやYouTubeの99%くらいが『自分ごと』なのです。
「他人の境遇なんか、誰も興味はないよ😅」と
思う人も多いことでしょう。
でも、意外とそうでもないですね。
私はnoteにしろYouTubeにしろ
『何かテーマを決めて、それを論じる』ということをやると大体失敗します。
逆に、自分の体験談から感じたこと、成功したこと・失敗したこと、などを発信していったほうが、共感してくれる人が増えます。
このnoteでいうと、正社員としての仕事を辞める時期 〜 介護保険外事業計画 〜 立ち上げ という、その時々の情報をただ報告するように文章にしていただけの時期もありました。
結局それをまとめたものが書籍になったりしています。
私自身も、文章を読む側、動画を観る側として、『他人が悩んで、それに立ち向かっていく過程』について興味を持つのです。
これを過程を発信することをプロセスエコノミーと言います。
実際、動画編集にくらべてnoteはラクです。
日記を書くように文章を書いていけばいいのですから。
誰の人生にも物語になる
でも、ほとんどの人が続かない・・・
私が期待して待っている発信をやめちゃうんですよね。
誰の人生も、苦労話や成功話がいっぱいあると思うのです。
介護の仕事をしていると、お年寄りから昔の話を聞けるのが本当に楽しみなんですね。
中には戦争で大切な人を亡くしたとか悲しい話もありますけれど、そういうつらい過去をもっている人がいつも明るく元気に過ごしていると、
「自分なんてまだまだだなぁ😃」と励まされます。
「自分の話ばかりする人は嫌われる」と言いますが、こと情報発信の世界においては、そんなことないと思いますけどね。
それが収入につながるかはわかりませんが、私のように人の苦労話でおいしいごはんが食べれる変人も中にはいますから。
何でも良いので発信してみると良いかと思います。
その発信が突き刺さる人、興味がない人・・・それぞれだと思いますが、
『継続』さえしていれば、上達し、どういうかたちであれ、それがやがて良い結果に結びつくのだと、私は確信しています。
サポートですか・・・。人にお願いするまえに、自分が常に努力しなくては。