見出し画像

自分を一番応援してあげられるのは自分自身

こんばんは、アレクサンドリアです。

人にはそれぞれ大切にしている価値観があって、それは10人いれば10通りあると思うので、どれが素晴らしいとか、どれがくだらないとかは言えないと思います。

たとえば、占星術においては、牡羊座の始まりから魚座の終わりまでを、360度の円周とみなし、サビアンシンボルで言えば、360種類の意味合いがあります。

そこまで細分化せず、各サインを2.5度ずつ12区分に分けるドデカテモリーという手法などもありますが、一般的には12サイン(星座)に分けられます。

12サインは、価値観(エレメント/四区分)、行動パターン(クオリティ/三区分)、陰陽(ポラリティ/二区分)によって、同じ性質ごとにグループ分けできます。

この中で、その人が大切にしている価値観というのは、エレメントに表されています。

エレメントとは、この世を構成する「火・地・風・水」という4つの元素のことです。
これは、古代ギリシャ時代に「この世のすべてのものは火、土、空気、水という4つの基本となる元素の結合から成り立っている」という考え方があり、それに由来しています。

各グループのサインと価値観はこんな感じです。

◆ 火のグループ (牡羊座・獅子座・射手座)
情熱、やる気、ロマン、直観力

◆地のグループ (牡牛座・乙女座・山羊座)
実際性、現実感、安定感、堅実

◆ 風のグループ (双子座・天秤座・水瓶座)
知性、情報、コミュニケーション、客観性

◆水のグループ (蟹座・蠍座・魚座)
感受性、情緒性、愛情、共感力

どの天体のサインで見るかは、「生きる目的、この世で何になるために生まれてきたのか、アイデンティティ」を表す太陽のサインを見ると良いでしょう。
また、「自分が安心、安全だと感じる、感情」という点では、月のサインを見ると良いでしょう。

これを知れば、自分が大切にする価値観と、他者が大切にする価値観が違っていても、それは仕方のないことだと諦めもつき、相手を受容することができると思います。

ちなみに〝諦め〟とは、諦観する=本質を明らかに見て取ること、です。

そうすれば、自分が大事にしている価値観と異なる人の考えを、「そんな考え、おかしいよ。」と否定するのではなく、「へえ、そんな風に感じるんだ。やっぱり○○サイン(グループ)だからかな。」と心の中で客観的に見れたりします。

もちろん、相手も純粋なご自身の価値観でなく、立場上での価値観かも知れませんけれどもね。

また、人はそれぞれ価値観が違うということに無理解な相手から、「あなたの考え方はおかしい。」と言われたとします。
そりゃ、相手が自分の価値観が絶対という人だとしたら、自分と異なる考えはおかしいと感じるでしょう。

ですが、それを真に受けて、「私はおかしいんだ。」と落ち込まなくても良いと思います。相手が仮に、立場の偉い方でも、その方の背景にある、価値観に対する理解度やキャパシティーを見て判断しましょう。
案外、価値観を押し付けられているというような場合もあるからです。

そこで、どのように対処するかは、相手との関係性や、主題の本質、ご自身の立場やタイプによって、それぞれ異なると思いますので、一概には言えません。

要は、価値観について人から言われたことで、自分がおかしいんだ、と一方的に自分を責めなくて良いということです。
自分を一番理解し、応援してあげられるのは、他でもない自分自身だということです。
もちろん、自分がやましいことをしていない場合にはなると思いますが・・・。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


#note          #占星術  #占星学   #西洋占星術   #西洋占星学
#サビアンシンボル   #12サイン   #エレメント   #価値観
#太陽   #月   #応援   #理解   #エッセイ   #創作大賞2024
#エッセイ部門


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

よろしければサポートして頂けると嬉しいです。 いただいたサポートは、占星術の学びに使わせて頂きます。