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霞む柚子とコーヒー、久しぶりの日常。

お久しぶりです。5日空いただけで「お久しぶりです。」と言っていいのかどうか分かりませんが、3ヶ月半くらいnoteをやってきてここまで空いたことはないと思うので、すごく久しぶりな感じがします。

今日はこれといって書く内容も決めてないので、ただつらつらと日常を書いていくだけですけど、やっぱり書くことっていいですね。

この真っ白な紙を自分の中から生まれた言葉で埋めていくことで、まだ数行しか書いてないのにどんどん心にかかった靄が晴れていく気がします。

この5日間は、何度かnoteを書こうとは思ってたんですけど書けませんでした。

理由はいろいろとありますが一番は、つい先日実家から帰ってきて非日常の空間から今まで通りの見慣れた空間に舞い戻ってきてしまった虚無感。

旅行に行ってて自分の家に帰ってきた後の様な、開いたスーツケースから衣服を取り出している時のあの感じ。

普段私はnoteを書く時、心が動いた瞬間を切り取ってこの真っ白な紙に投影しているだけなので、この5日間の虚無感は日常の何よりも勝っていて言葉が出なくて書けなかった。

午前3時10分、さっきようやく襲われていた虚無感から脱して、この記事を書いてます。温かいコーヒーを啜りながら…

コーヒーを飲むことは、夜が好きな私にとって今この時間を最大限に楽しむ一つのツールとして絶対に外せないけど、朝から仕事なのにこんな時間に見境いなくカフェインを摂取する人は中々いないんじゃないかと思う。

いつも朝は起きれるものと信じて何も考えてない、何も…

世間が静まり返って静止画の様に動きがない暗闇の世界。部屋の中も同様に真っ暗な中、テレビの映像と加湿器の吐き出す蒸気だけが動いてる。

ゆらゆらと揺れ動いた蒸気は、部屋の中をゆっくりゆっくりと侵食していく。まるで霧の様に部屋の中を覆い尽くし、テーブルの上を陣取っている柚子が霞んでみえる。

この柚子は実家に帰った時、母に貰いました。甘くほのかに酸っぱく、温かみのある柚子の香りが私は大好きでお土産にと帰りに持たせてくれた。

子どもの頃から柚子が大好きなんです。味も香りも形も色味も柚子の全てが自分にとっては癒しで、それを知った上で母は事前に買ってきてくれたんじゃないかと思いました。

この柚子のおかげで、部屋の中もほのかに柚子の香りが漂っている気がします。

改めて柚子の存在意義は凄い。そこにいるだけで必ず癒しを与えてくれる。見るだけでも、食べても、お風呂に入れても、いろんな方法で心を満たしてくれる。

今この記事を書きながらも、携帯から顔を見上げれば柚子が視界に入る。それだけでも、幸せな気持ちが込み上げてくる。

太陽が顔を出すまであと2時間くらい。まだまだ夜は長い…。いつもなら秒針が一つずつ歩を進める度に夜を名残惜しむ気持ちが強くなってくるのに、今日は違う。

真っ暗でモノクロの世界の中、部屋の中を見渡して見ると柚子にだけ優しく色がついてた。

なんかそんな気がした…。



では今回はこの辺で終わりたいと思います。   最後まで読んで頂きありがとうございました!

読んで頂きありがとうございました! 私が一番幸せを感じる時間は 映画を見ながらコーヒーを飲むことなのでサポートして頂ければ美味しいコーヒーに使わせて頂こうと 思っています😄 投稿していくモチベーションアップにも繋がりますのでもし宜しければ お願い致します!