マダガスカル375日目
活動スケジュール通りに1日が始まりそして終わった日が久しぶりで、イレギュラーに変化するスケジュールが日常になっていることに改めて気づきました。
小学校の体育で現地生の指導方法がすごく参考になりました。
これは先生ならではの観点で少しマニアックなことかもしれません。
子どもたちに運動を説明するとき、口頭で長く説明してもほとんどの内容を正確に理解するこは難しいですよね。
それに、共通言語で話していたとしても、すでに大きくなった子供に説明するのも難しいですよね。
そんな時先生は一つの手段として、生徒にお手本をさせながら説明します。
どの生徒やグループを選択するのこかも先生の力量が試されるポイントです。
授業中に僕が口頭で言った事を生徒が理解できるよう、現地の先生が一つのグループにお手本を実践させました。
その時に選んだグループの整列する位置が抜群でした。
1グループ約7名の生徒がいます。
全部で6グループあり、全員が右を見て綺麗に整列していました。
先生がお手本に選んだグループは一番右側に整列するグループです。
なぜなら生徒がすでに右を見ているからです。
自然な流れで無駄な動きをする必要もなくお手本を実施することができます。
現地の先生は自然に指示していました。
さすが長年小学生を教えている先生です。
僕もこれから違う学校で体育を実施する時に意識してお手本を実施する人を選択しようと思いました。
それに加えて先生が終始笑顔で指導するので、子供たちものびのび体育に参加できました。
子供って大人が意識する以上に大人の存在を意識していると思います。
自分も色々意識的に考えて、意図を持って指導していこうと思います。
仕事終わりにいつもの帰り道を歩いているといつの間にか群衆に加わって歩いていました。
マダガスカル伝統行事の、お墓から死体を出し、担いで大騒ぎしながら行進していくものです。
少し前を見ると木の箱に入って、大きな布で包まれた死体が今にも箱から落ちそうな勢いで担がれていました。
大きな布が剥がれて死体を直視しないことを祈りながらゆっくりその更新の中を歩いて家に帰りましたw
今日を含めて4回その伝統行事を見ました。
結構多いと思いますが、なかなか理解が難しい伝統行事です。しかし、マダガスカルでしか体験できないことなので、興味を持ちながら見守ろうと思います!
明日も一日楽しみましょう〜!!