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アート

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#フレスコ画

ヴェローナの教会 & 古城美術館

ヴェローナの教会 & 古城美術館

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.98>

イタリアでは、街中が美術館。
教会を巡って、モザイク画や、フレスコ画が描かれた美しい内装を見るのも、楽しみのひとつです。

豪華なものも、素朴なもの、気品を漂わせるもの、等々。
その教会が造られた時代の、街の様子を想像することができ、きゅ~っと、心惹かれるんですよね。

ヴェローナ(Verona)の教会を、2つご紹介し

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ヨーロッパ最古の植物園 「オルト・ボタニコ」& パドヴァ大学

ヨーロッパ最古の植物園 「オルト・ボタニコ」& パドヴァ大学

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.34>

16世紀に、パドヴァ大学薬学部の付属薬草園をして造られたヨーロッパ最古の植物園「オルト・ボタニコ(Orto Botanico)」。

珍しい植物もたくさんあると聞き、訪れました。

ゆっくり見て歩くと1時間ほどで、見て回れる植物園です。

チケット売場のおじさんに
「あと、15分で昼休みになっちゃうけど、それでも良い?

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ジェノヴァで最も古い地区に佇む、サンタ・マリア・ディ・カステッロ教会

ジェノヴァで最も古い地区に佇む、サンタ・マリア・ディ・カステッロ教会

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,86>

ジェノヴァらしい小路を歩きながら、ある教会を探していました。

サンタ・マリア・ディ・カステッロ教会。
ジェノヴァで、最も歴史のある地区に建ち、附属する修道院の壁に、素晴らしいフレスコ画があると聞き、是非、ひと目見たいと思ったのです。

地図を片手に、探しながら歩いて、やっと見つけました。

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ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」

ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,9>

ミラノ(Milano)と言えば、やはり、忘れてはならないのが、
レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonaldo da Vinci)の「最後の晩餐」(Cenacolo / Ultima cena)。

実は、これまで、ミラノに滞在する度に、鑑賞したくて、何度も足を運んだのですが、予約が取れずで、鑑賞で

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パドヴァのドゥオーモ、そして、 ジョットの弟子・ジュスト・デ・メナブオイのフレスコ画で溢れる礼拝堂

パドヴァのドゥオーモ、そして、 ジョットの弟子・ジュスト・デ・メナブオイのフレスコ画で溢れる礼拝堂

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.35>

この日、朝一番に、スクロヴェニー礼拝堂で見学したジョット(Giotto)のフレスコ画。
実は、ここパドヴァ(Padova)には、もうひとつ、ジョットゆかりの場所があります。

大聖堂内も素敵ですが、私の目的は、その横、向かって右手にある「洗礼堂(Battistero)」。

この中には、ジョットの弟子・ジュスト・デ・メ

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パドヴァへGO!スクロヴェーニ礼拝堂

パドヴァへGO!スクロヴェーニ礼拝堂

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.29>

ヴェネツィア(Venezia)滞在3日目。
電車で1時間程の、芸術の街・パドヴァ(Padova)へ向かいました。
中世の時代に設立された、歴史あるパドヴァ大学も有名で、学生の街でもあります。

どうしても見ておきたかったフレスコ画が、あったのです。
ジョット(Giotto)のフレスコ画で溢れる「スクロヴェーニ礼拝堂(C

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