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2月6日 世代間分断をどう解決するか

2月6日ですね。


先週の金曜日から釧路に来ています。
CLS道東に参加するために。


今回は私にとってはじめての冬の北海道です。
去年の9月にもCLS道東に参加しました。その時は、一日だけ観光する日がありました。
今回は、観光する時間があまりありません。
仕事が主です。

それでも、目の前を流れる川が凍ったり融けたりする様子を見ながらの仕事は格別です。一面の雪景色を眺めながらの仕事も。新たな仕事への活力を産みます。


参加したCLS道東のセッションでも、いくつかの気づきを得ました。


それは、コミュニティーの高齢化問題です。世代間のギャップ問題でもあります。

コミュニティーを立ち上げた主力メンバーは歳を重ねていきます。けれども、次代を担う若い人が育っておらず、空白が生じています。解決を要する問題です。

私も聞いていて自分の事として耳に刺さりました。
これはコミュニティの問題だけでなく、あらゆる組織に共通する課題です。
自治会・町内会。もちろん弊社のような企業にも。


私のような年配の運営者は、若い人に良かれと思って成功体験や教えを伝えます。
が、それがますますコミュニティーの中の世代格差や分断を産んでいるかもしれない。
かつての成功は世の中の進展に伴って陳腐化していきます。価値観も変化していきます。


そうしたことは頭の中では分かっています。気をつけてもいたはず。でも、それを切実な問題として感じていたのだろうか。

年配者も若い人たちと共に学ぶと言う姿勢が必要。それなのに、そうなっていない。そして分断は進んでいる。

私も実は皆さんに良かれと思ってここに毎日書いています。
が、実は違っているのではないか。説教めいていないか。
私も若い時はそれが嫌だったはずなのに。

その一方、組織とは誰かがどこかに導いていかなければなりません。さもないと誤った道を進んでしまいかねない。


やる気を損ねずに、皆が等しく前に成長する組織をどうすれば作れるのか。
頭では理解しているのに、実践となると心もとない。


今回、釧路まで駆けつけた皆さんは、なぜオンラインで参加せず、リアルの場を求めたのでしょうか。

多分、頭で考えるのではなく、直に同じ場の空間を共有したかったからでしょう。

コミュニティの抱える課題を肌で感じるために。


私もそうです。経営やコミュニティ運営にあたり、どうすればより正解に近づけるのか。悩みは尽きません。

外は寒かったですが、心は温まりました。良い機会をいただいたことに感謝です。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。