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『主観的視点と客観的視点』

私はこの時期、
母校の同窓会編集業務を担当している。


12ページくらいの小冊子作り。
企画、構成、インタビュー、テープ起こし、
編集作業と多岐にわたる。


校長挨拶、会長挨拶等
定型文もかなりある。


卒業生で活躍する人にインタビューをする。
これが1番役得かな。
面白い!


元プロと名がつく人。
芸能人、社長、一芸を極めて仕事にしている人に
直接話を聞く機会が持てる。
私が大好きな仕事だ。


人に歴史あり。
どんな人にもストーリーがある。
それがサクセスストーリーなんて最高の教材。


昨年は、元プロ野球の選手に話を聞いた。
今年は、元Jリーガーから話を聞いた。


元Jリーガーは、
高校サッカーで活躍して
プロからオファーをもらった。


しかし、高校とプロではかなり差があり
現実を突きつけられたそうだ。
練習についていくのも大変だったという。


しだいに、
プレッシャーが強くなり
練習に行くと思うだけで吐き気をもよおす。


ある日、当時日本代表に選ばれていた
先輩選手と練習後、一緒に走っていた。
その時に、思い切って胸の内を
先輩にぶつけてみたらしい。

『サッカーがこんなに難しいと感じたのは初めて。どうしたらいいのかわからないです』


すると、先輩は

『サッカーが難しいのは当たり前だ。
だから、練習後に今日の練習メニューをふり返りノートにメニューや気づき、意識していること。目標などを書いて可視化している』


と教わった。
まさか先輩が
そんなことをしているとは思わなかった。


それからは、
先輩と同じように
毎日練習後、ふり返りをして
ノートにその日の練習メニューや感じたことや
気づき、目標を書くようになった。

漠然と練習していたのが
質を求めるようになったのです。
周りを見ていると学びはたくさんあり
だんだん練習についていけるようになったのです。


プロ生活は5年だったが
たくさんの財産ができたという。


今、高校でコーチをしているが
その苦悩も含めて宝物だと言われた。
自分1人で悩み解決しようとしていたら
こんな形にはならなかったかもしれない。


今の若者の気質に合わせて
指導しているそうだ。
頭ごなしでは聞かない。
自分で考え、疑問を持っている時に
そっと助言するスタンスにしているという。


とにかく、
日々練習を観察している。
誰と誰が仲が良いとかまで見ているそうだ。
それが指導にも活きてくる。


プロ選手としては
大活躍できたとは言えない。
だが、プロという組織に入り
自ら体験し苦悩もした。
そこから文字にして可視化することも経験した。


全ての経験が
今、指導者として非常に役に立っているそうだ。
話しているだけで良い指導者だとわかった。
頑張ってほしい。


行動と書いてみることはワンセットなのかも?


私たちnoterも、
日々あったことを文字にしている。
可視化している。
これが客観的視点になり
主観的視点と客観的視点の
両方の視点ができる。
すごく大事なことですね。


毎日noteに書いて何になる?
という人もいます。
noteを書くと
主観的視点と客観的視点の
両方の視点を持つことができる。
仕事でも家庭でも役に立ちそうじゃないですか?


客観的視点がないために
ひとりよがりになることもあります。
いつも自分の主観的視点だけでは危険です。
noteは読者のものでもあるからです。
どう見られているかも意識したい。


皆さんはどんなnoteがスキですか?
どんな書き方をするnoterさんに
魅力を感じますか?


サッカーだけではなく
noteでも大事なことを教わった気がする。


この記事を読んで
何か一つでも皆さんのお役に立てれば
嬉しいです。


最後まで読んでいただき
ありがとうございます。


いつもスキやフォロー、
コメントありがとうございます。
励みになります。

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