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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第44話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第44話「審判の日」。

右大臣に叙されることとなった源実朝(柿澤勇人さん)。政子(小池栄子さん)が、息子の栄達を喜ぶ中、鎌倉殿への野心に萌える公暁(寛一郎さん)は三浦義村(山本耕史さん)のもとを訪れ、密談を交わす。

「審判の日」というサブタイトルから、実朝暗殺が実行される回かと予想していましたがハズレました(笑)。鎌倉をいずれ捨てるという実朝を、義時がついに見限った(審判した)という意味で、暗殺のお膳立てが整ったという回でした。

義時の夢の白い犬と鈴の音から始まって、今週も盛りだくさん。さらに憎々しい源仲章(生田斗真さん)とトウ(山本千尋さん)の暗殺失敗。義村(山本耕史さん)の襟を直すクセ。

頼家(金子大地さん)の死の真相を、実朝に教えちゃう三善康信(小林隆さん)&実朝の土下座。義村に釘を刺す&「太郎のわがまま」など、泰時(坂口健太郎さん)もしっかり&したたかに(以前はアムロ・レイのようだった)、三代執権への準備が整ってきた感じです。

次回はサッカーW杯の日本-コスタリカ戦中継と放送時間が重なるようで、神回が予想されるだけに、視聴率的にはもったいない結果になりそうですね(自分はもちろん『鎌倉殿』)。

余談:将棋タイトル戦中の藤井聡太竜王が、注文した「宮地嶽神社エール」の栓抜きに苦戦したことが話題に。生まれてから使ったことないでしょからね、缶切りとかも。一度覚えてしまえば簡単でしょうけど。


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