ドラマ日記『ドラゴン桜』(第2話)&『青天を衝け』(第12話)

かつて三流高校から東大合格者を輩出した元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛さん)が、元教え子の水野(長澤まさみさん)と共に、破綻寸前の高校を再建しようとする『ドラゴン桜』第2話。平手友梨奈さんのバドミントンシーンが、見応えありました。

バドミントン部員の楓(平手友梨奈さん)は、大学推薦をかけた大事な大会を前に追い詰められていた。一方、東大専科には、弟に劣等感を持つ天野(加藤清史郎さん)に続き、飽きっぽい自分を変えたいと思う菜緒(南沙良さん)もやって来る。水野は、さっそく学力テストを行うのだが…。

元選手の両親のプレッシャーの中、膝の損傷を隠しながらも、大学推薦のための大会に挑む楓にフォーカスが当たった回。楓は万引きの隠蔽のために放火、バドペアの清野(吉田美月喜さん)は楓を貶め、顧問コーチは清野狙いで楓の損傷を悪化させながら、お咎めなし。なかなかの脚本(笑)。

瀬戸(髙橋海人さん)はワルの隠れリーダーかと思いきや、楓をかばうなどまだまだ隠れ設定がありそう。『姉ちゃんの恋人』のキャラより、今回の方が全然いいなあ。次週はいよいよ授業開始。前みたいに、個性派教師は登場しないのかな?

続いては、“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一(吉沢亮さん)の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第12話。

役人に追われる栄一たちをボロ屋に引き込んだのは、円四郎(堤真一さん)だった。円四郎は一橋家に仕えないかと勧めるが、栄一たちは断る。村に戻った栄一は、惇忠(田辺誠一さん)らと高崎城乗っ取り計画の準備をしていた。そこに京都から長七郎(満島真之介さん)が戻り、中止を訴える。

尊王攘夷にかぶれ、焼き討ち計画を夢想するなど、痛々しい栄一たちでしたが、長七郎による京などの最新情報を聞いて、やっとその無謀さを悟り、計画を撤回。父(小林薫さん)や妻の千代(橋本愛さん)に、これまでの想いを吐露する展開。

1回休みのような回でしたが、いよいよ次回は京都へ。予告編には、新選組副長・土方歳三役の町田啓太さんや、薩摩藩士の五代才助(友厚)役のディーン・フジオカさんの姿も。来週は楽しくなりそう。



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