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ドラマ日記『どうする家康』(22話)& 『ラストマン』(第8話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第22話「設楽原の戦い」。

徳川・織田連合軍と武田勝頼(眞栄田郷敦)との直接対決のはずが、信長(岡田准一さん)は動かない。

業を煮やした家康が織田方に向かったものの、信長は碁を打ちながらのらりくらり。武田の背後から夜襲をかける策を提案した家康でしたが、その役回りを佐久間信盛(立川談春さん)や羽柴秀吉(ムロツヨシさん)らから、ダチョウ倶楽部風に「どうぞ、どうぞ」と譲られる猿芝居。

突撃してきた武田の騎馬隊は、織田方の3000丁もの鉄砲を使っての「三段撃ち」でなぶり殺し状態に。信長に圧倒的な力を見せつけられた家康は、家臣になることを受け入れ。闇落ちしそうな家康の長男・信康(細田佳央太さん)に、顔を鷲摑みされる信長の娘・五徳(久保史緒里さん)も印象に残りました。

全盲の人たらしFBI捜査官・皆実広見(福山雅治さん)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋さん)が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく『ラストマン-全盲の捜査官-』の第8話。

皆実と吾妻(今田美桜さん)二人で、41年前の事件で第一発見者だった元捜査一課長に会いに行くことに。ところがその途中、二人はバスジャックに遭遇。犯人が突然発砲し、吾妻をかばった皆実は撃たれてしまう。犯人は清水拓海(京本大我さん)を名乗り、乗客にSNSで事件を拡散するよう指示。

犯行の動機は、2年前に起きた幼稚園バスの女児置き去り事件の運転手と同姓同名だった清水がネット上で誹謗中傷、いわゆるネットリンチに遭い、実家の印刷所は廃業するしかなく、母親も亡くなったためでした。

しかし、実は女児は病死したのが真実で、幼稚園側の隠蔽だという噂を鵜呑みにし、ネットに踊らされていたのは清水も同じこと。皆実と護道の連係プレーにより清水は逮捕され、二人のバディ復活。いよいよ41年前の真実に向き合うようです。


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