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日本一おいしい説 福岡「吉塚うなぎ屋」

現在では鰻料理は全国で食されていますが、「蒲焼」は元々は江戸料理ですし、「うざく」は三重県の郷土料理、「ひつまぶし」は名古屋発祥など諸説あります。

鰻料理を名物としている都道府県の一つが福岡県。大まかにいうと、3地域に鰻屋の密集地&名店が存在します。まずは柳川市。蒲焼をタレをかけたご飯の上に乗せて蒸し上げる「せいろ蒸し」発祥の地。創業1681年の「元祖 本吉屋」を中心に、市内には約30店舗の鰻屋が存在。

次は久留米市。日本三大暴れ川の一つである、筑後川沿いの大善寺町黒田地区は、かつて川魚問屋が集まっていたことから、県内有数の鰻処に。中でも「富松うなぎ屋」が一番人気でいつも混雑。やや甘めな味付けが特徴です。

最後は福岡市の「博多名代 吉塚うなぎ屋」。食通として知られるタモリさんが「日本一美味しい」と評したといわれています。外はカリッと、中はふんわり。タレも上品な味わいで、一言でいえば“いい仕事”。

お酒を飲まれる方ならば、まずは「素焼(白焼き)」をわさびと醤油で、ビールや日本酒と一緒にいただくのがおすすめ。サイドメニューの「きも焼き」や「うざく」も美味しいです。最後にじっくり「蒲焼」をいただきましょう。

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