朝ドラ『おかえりモネ』を予習してみた

通常であれば、新年度と共に新「朝ドラ」が始まるところですが、例の感染症の影響で、現在放送中の『おちょやん』が5月15日まで。まだ一か月以上あるとはいえ、次の『おかえりモネ』出演者情報が渋滞していますし、公式ＨＰもアップされていますので、ここで整理、予習しておきましょう。

まずは脚本。安達奈緒子さんのオリジナルです。安達さんといえば、『コード・ブルー3』（2017年）で従来のファンに叩かれましたが、劇場版大ヒットでリベンジ。その後、『透明なゆりかご』（2018年）、『きのう何食べた?』＆『サギデカ』（2019年）と傑作を連発してからの朝ドラへの登板。

次に主演。朝ドラ『あさが来た』（2015年）でデビューした清原果耶さんが務めます。清原さんといえば、デビュー以来、『精霊の守り人』（2016、2017年）『透明なゆりかご』（2018年）朝ドラ『なつぞら』（2019年）『螢草 菜々の剣』（2019年）と起用され続けてきたNHKの“秘蔵っ子”。

百音（清原さん）の故郷は宮城県気仙沼沖の島。311の時、ある理由で島を離れていた彼女は、後ろめたさから内陸の登米へ移住。やがて、天気予報の可能性に出会い、気象予報士となった彼女は東京へ。時を経て、故郷の役に立ちたいと、島へ戻ってくる…。

それでは共演者を挙げていきましょう。まずは家族。父は『きのう何食べた?』の内野聖陽さん。母は朝ドラ『君の名は』のかつてのヒロイン・鈴木京香さん。妹は『透明なゆりかご』で清原さんと共演した蒔田彩珠さん。祖父は『風のハルカ』以来の朝ドラとなる藤竜也さん。亡くなった祖母で、朝ドラ『純情きらり』の時と同様に、 語りも務める のは竹下景子さん。

続いて、百音の同級生と家族。百音の恋仲第1候補の亮役に、King & Prince永瀬廉さん。百音の幼馴染で亮が好きな明日美役に、『全裸監督2』のヒロイン恒松祐里さん。ムードメーカーの寺の息子に前田航基さん。電車オタクに高田彪我さん。亮の父親役に、大河ドラマ『いだてん』の浅野忠信さん。

今度は登米で出会う人たち前編。百音が下宿する先の資産家に、朝ドラ『カーネーション』でヒロインの晩年を演じた夏木マリさん。百音が働き始める森林組合の課長に、朝ドラ『とと姉ちゃん』『まんぷく』など“NHK御用達俳優”の浜野謙太さん。同じく森林組合職員に、『あまちゃん』ほか朝ドラ常連のでんでんさん。

登米で出会う人たち後編。百音の恋仲第2候補で、診療所の不愛想な医師・菅波役に、朝ドラ『とと姉ちゃん』の坂口健太郎さん。菅波のかつての指導医で、同じく診療所の医師役に、『コウノドリ』でも医師だった平山祐介さん。実は百音に非常にゆかりのある、ジャズ喫茶のマスター役に、映画監督としても有名な塚本晋也さん。

そして東京で出会う人たち気象予報会社編。百音を気象予報の世界に導く気象キャスターに、朝ドラ『とと姉ちゃん』『きのう何食べた?』の西島秀俊さん。頼れる先輩役に、『全裸監督』ヒロインの森田望智さん。同じく先輩で百音の恋仲第3候補に、『サギデカ』の清水尋也さん。野心ある予報士役に今田美桜さん。社長役に、朝ドラ『エール』にも出ていた井上順さん。

東京で出会う人たちテレビ局ほか編。テレビ局の気象班デスクに、『ちかえもん』の高岡早紀さん。同じくテレビ局の気象庁担当記者に、『サギデカ』『麒麟がくる』の玉置玲央さん。『恋する母たち』のクズ夫役でも知られます。百音の東京の下宿先の大家に、妻夫木聡さんの妻で、『透明なゆりかご』で清原さんと共演したマイコさん。

最後に、気象予報会社にサポートを依頼してくる車いすマラソン選手役に、ダンサーの菅原小春さん。大河ドラマ『いだてん』では、女優初体験ながら、オリンピックメダリストの人見絹枝役を熱演。神回と呼ばれました。

と、こんな風に記事にまとめると、人物関係が頭に入ってくるんですよね。5月が楽しみ。

連続テレビ小説 おかえりモネ Part1 (1)