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ドラマ日記『日本沈没』『二月の勝者』（5話）＆『青天を衝け』（35話）

あく

小松左京さんによる不朽の名作を、2023年の東京を舞台に描く『日本沈没－希望のひと－』の第5話。「関東沈没編」の第1章が終了。しかし、第二章は「日本沈没編」…。

いよいよ始まってしまった関東沈没。湾岸部にいた天海（小栗旬さん）と椎名（杏さん）も関東沈没に巻き込まれて、その被害を受ける。そして、天海と椎名の家族が乗ったバスもトンネル崩落事故にあってしまう。

安否のわからない天海や椎名たちの家族に会うため、さまざまな苦難を乗り越え、再会する感動ストーリーが中心となった今回。一度は仲違いした天海と常盤（松山ケンイチさん）でしたが、友情復活。天海は再び日本未来推進会議に復帰することに。

一方、沿岸部の被害のみに留まった関東沈没。田所博士（香川照之さん）の「第2波はこない」の発言に、政府や官僚たちは希望を見出すのですが‥‥。名古屋で震度5弱の地震からの日本沈没!?他人事ではなくなってきました（笑）。

カリスマ塾講師・黒木（柳楽優弥さん）を主人公に、中学受験をリアルに描きつつ、そこから見えてくる現代社会の問題に切り込む人生攻略ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』の第5話。

夏期講習中にΩクラスの島津順（羽村仁成さん）とAクラスの上杉海斗（伊藤駿太さん）の取っ組み合いの喧嘩が発生。自習室で勉強していた海斗に対し、暴言を吐いた順でしたが…。

モラハラ父（金子貴俊さん）とそれに従属する母（遠藤久美子さん）の元、怯えるように勉強していた順でしたが、正反対ながらも互いの境遇に共感した海斗と友達に。今回、黒木は島津家の家の事情には介入せず、本当の狙いは海斗のやる気を出させることにあった、という真相。

毎回、親役のキャスティングがハマっている本作。今回の金子さんは映画『ウォーターボーイズ』（2001年）から隔世の感。エンクミは、いつの間にか東宝芸能所属になっていました。来週は、「Foorin」の住田萌乃さんが活躍しそうで楽しみ。

“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一（吉沢亮さん）の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第35話。グラント将軍歓待で千代（橋本愛さん）大活躍。

アメリカ前大統領・グラント将軍来日が決定。２０年来の不平等条約改正が悲願だった政府は沸き立つ。民間を代表して接待することになった栄一は、千代やよし（成海璃子さん）にも協力を願い出る。

グラント将軍歓待に向けた準備から、渋沢家訪問まで、たっぷりと時間を取って描かれた今回。中でも千代は、将軍夫人への気遣いや郷土料理を振舞うなど大活躍。

お妾・くに（仁村紗和さん）の件もあり、夫婦関係はどうなんだろうというところもありましたが、千代の活躍を認めた栄一は「お千代は世界に冠たるおなごだ。極上だ。かけがえのねぇ奥様だで。惚れ直した。ありがとう、お千代」と抱きしめる流れに。これって、次週の千代死亡フラグかと。


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