シェア
茜
2018年3月3日 19:33
キャンディーズが可愛すぎて、当時の男の子たちがどうやって生き長らえたのか皆目見当がつかない。私だったらそれこそ四六時中頭がキャンディーズでいっぱいで、部屋はポスターで敷き詰め、定期入れにはプロマイドを忍ばせ、授業中にファンレターをしたため、休みの日はコンサートに足繁く通い、そして解散のあかつきには人生も解散していたに違いない。 ああ、可愛い、キャンディーズ。昔の恋人に、二度と会いた
2018年3月17日 14:59
玉ねぎがどうやら古いようだ。(本当ははじめから気づいていたけど見て見ぬふりをし、飴色になった時点で決定的になった。)まあいっか。(飴色にまできたら、もはやどうしようもない。それを分かっていて、飴色にした。)カレーだし。(カレーは今日も、私を救ってくれる。) #エッセイ #コラム #暮らし #カレー
2018年3月18日 16:07
正確に言うと、東京の春が嫌いだ。何年かヨーロッパの真ん中辺りで暮らしていた事がある。その頃は春が待ち遠しいというのは、身を以て感じていた。というのもその地域の冬は、とにかく寒い暗い寒い暗い暗い暗い寒い。延々と空が暗いと、どうしても心も暗くなる。お日さまが恋しい。春が待ち遠しい。春に向けて断食したり仮装したり、命の芽吹きに感謝しちゃうのもよくわかる。いざ春の気配がチラリとでもすれば、