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無職日記#1 退職日に新たな一歩を踏み出した30歳無職

今日は退職日。明日から、正式(?)に無職である。
これまでは休職日記をつけていたけれど、今日からは「無職日記」として書いていこうと思う。

ちなみに休職日記はマガジンでまとめているので、ぜひ。

今日は朝から夕方まで、一日中出かけていた。とある研修に参加してきたのだ(研修については、また後ほど)。
休職してからの半年間で、ここまで長時間外に出ていたのは初めてである。今朝は6時半に起きて、18時くらいに帰ってきた。最長記録である。

しかも、総勢40名ほどのいる空間で一日中過ごした。4人くらいでグループワークをしたり、初対面の人との交流もあった。
つい先日、一度にたくさんの人に会うのはまだ勇気がない、なんて言っていた人間が。驚きだ。快挙である。
ただ、やはり緊張していたのだろう。肩も首もバキバキだ。ゆっくりお風呂に浸かったら、睡魔が襲ってきた。重いまぶたと戦いながら、この記事を書いている。

今日参加してきたのは、「ピアサポート研修」というものだ。
ピアサポート」とは、障害や疾病の経験を持ち、その経験を活かしながら、他の障害や疾病のある障害者のための支援を行うこと。
「ピア(peer)」は、英語で、「仲間」「同僚」「同輩」といった意味を指す。つまり、似た経験をしてきた仲間、といった意味となる。
今回の研修は、このピアサポーターを養成する研修である。障害福祉サービス事業所などで働いている方や、これから働く予定の方が対象となっている。
知ったのはつい一週間ほど前で、たまたまネットで見つけた。研修費は2万円。合計3日間の研修が必要だ。無職なので時間はたっぷりあるが、気軽な値段ではない。が、何かを学ぶことや新しい体験は、今後の人生に必ずプラスになる。そこにお金を惜しみたくないので、意を決して参加を決めた。初日が退職日だというのも、なんだか偶然にしては面白い。

私は、福祉サービスで働いているわけでも、これから働く予定も今ところない。
ないのだが、「ピアサポート」を学ぶことは、何らかの形で自分の体験を社会に還元することにつながるのではないか、と考えたのだ。
noteを始めてからの約1ヶ月間。休職日記を通して、これまで自分が感じてきた痛みや苦しみを発信してきた。発信しながら感じるようになったのは、「体験を綴ることもたしかに大切だけれど、もう少し専門的に学んで一歩踏み込んだ発信ができないか?」ということだった。
今回のピアサポート研修が、今後どんな風につながっていくかはわからないけれど。少しずつ外界に出て、世界を広げていきながら考えていこうと思う。

おーっと、まぶたがそろそろ限界だ。明日も朝早いので、今日はこれくらいにしておこう。


イラストbyあっこ
和紙をカラーインクで染めて、白ペンで模様を描きました。
おだやかな芽吹きをイメージ。

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