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ぶどうとうどんとパンチの効いた仲間たち。〜2度目の倉敷を振り返る①〜

遅くなりましたが2度目の倉敷、振り返りです。
9月の岡山は私の大好物のぶどうの季節。巨峰を種無しに品種改良をしたのがピオーネと地元の方に自信満々に教えてもらったけれど、種無し巨峰もありました。種無し巨峰=ピオーネちゃうんかーいとにわか関西弁で突っ込みつつ、よく見たらピオーネの包装にも種無しピオーネと書いてありました。種のあるピオーネも存在するんじゃないかという疑念まで生まれ、真相は藪の中。あまり県外には出ないというオーロラブラックという品種を教えてもらい、ピオーネとの食べ比べにハマっていました。食べ始めると止まらない!

初めは夕食後に改まって食べたりしていましたが、一房買うとけっこうな量があり、一汗かいた作業後に食べたら美味いんじゃないかと思いつきやってみたら、作業後のおやつがぶどうになりました。残念なことにぶどうの季節はほぼ終了。ちょっと梨の時期があって、岡山の果物の時期は終わりだそうです。地元の方が元気にフルーツ終わったら岡山終わりや!笑と言っていました。そんなことない、うどんがある!と思いましたが、うどんの話をすると食べ物の話で終わってしまうので次の機会にします。
ということでようやく今回お手伝いした作業について。前回行ったときよりも路肩にあったゴミや土砂はだいぶ取り除かれていて幹線道路なんかはパッと見た感じ以前とそんなに変わらなくなってきているそうです。ですが、被災された人たちは、浸水した家を今後どうするのか考える時期。公費解体の受付も始まったようです。公費解体には条件があるらしくその条件にあうように庭の木を伐採したり、エアコンなどの取り外しなどもお手伝いしました。

「解体するにしろ、リフォームするにしろ自分らの作業で一歩前に進むきっかけになれば」と作業の中心となっている人が力強く話していたのが印象に残っています。しょうもない発言することも多々あるのでそのギャップにも感動!
そして今回は物資の配布のお手伝いもありました。公的な機関の物資配布ではないので、地元の方が中心となり、なるべく多くの人に行き渡るように工夫をしながら。物資は関東の引越し会社さんの提供によるもので年末まで随時開催される予定です。また、お手伝いにいかねば。物資を搬入し、家電家具は掃除、衣類や小物などは分別しレイアウト。

たくさんの人の手でこんだけあって終わんのか⁉︎と思った物資もキレイに並べられ、はいふが 始まるとあっという間にほとんどなくなりました。被災された人も手伝いに来てくていた上に、みんな笑顔で一生懸命、作業していてとても良い雰囲気でした。

作業後の夕食で、大分で被災されその恩返しにとお手伝いにきていた方が映画『ペイ・フォワード』の話をしていました。
「だから恩返しというよりは恩送りなんですよね」って話している感じが好きでした。自分も同じようなことを考えることがあり善意が巡る世の中になればいいなと思っています。多感な時期に観た映画のせいかたまに思い出すことがあるので観てない方は観てみてください。
映画の話をしていた方、翌日に酩酊するまで呑んで、立てるかどうか心配なくらいだったのに、ふらふらしながら立ち上がって自分で「クララが立った」って言ってたその感じも大好きです。

そして、楽しみにしていた山荘での生活ですが、天空の露天風呂が気温の下降とともに終わりを迎えていました。昼間の太陽光を利用して水をあっためとくというシンプルな仕組みでしたがあったまらなくなったのと外で裸が辛いので終了。諸事情により浴槽も撤去しました。来年はあるのでしょうか⁉︎

なので今回のお風呂は山荘からちょっと登ったところにあるもうひとつの山荘の五右衛門風呂。五右衛門風呂に初挑戦となりました。

小学校のときの野外活動以来の火おこし。けっこう大変で、4回くらい挑戦して2勝2敗な感じだったような気がします。

いい湯加減のお湯が沸かせるようになりたいです。上の山荘まではそれなりに歩くので、天気の悪い時は買い出しがてら温泉に行きました。ということで次回に続きます。
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齋藤映博 Akihiro Saito
サポートは被災地の支援活動の費用にさせていただきます。