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ブライダル一筋30年!ブライダルフォトグラファーの備忘録

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フィルムの時代から現在進行形でプロのブライダルフォトグラファーとして撮影をしています。挙式当日のスナップ撮影やフォーマル撮影、別日の前撮りフォトやフォトウェディングなど。 今まで…
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#フリーランスフォトグラファー

#16.「披露宴後半(2)」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

#16.「披露宴後半(2)」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

前回は、再入場直前までだったので、今回は『再入場』のテーブルラウンドなどをお話します。

再入場時の演出

お色直しでご入場された後は、『キャンドルサービス』や『各テーブル毎の写真撮影』や、それに変わる『新しい演出』など、再入場時は各テーブルをラウンドしながらの進行が多いですね。

テーブル毎の写真撮影のスキル

『各テーブル毎の写真撮影』のラウンドの場合だと、タイムスケジュール上では、1テーブル

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#5.「どうやってお仕事は決まるもの?」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

#5.「どうやってお仕事は決まるもの?」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

ブライダルフォトグラファーを長く続けていると、会場の写真責任者なんてものも経験させて頂きました。

当時、お客様との事前打ち合わせの中で
「当日のフォトグラファーさんは、アルバイトなんですよね?」
というご質問を何度か受けた事がありました。

ネットやSNSでそういう内容を目にして、不安なんですとの事でした。

もちろん僕もこの業界全部を知っているわけではないのですが、知る限り経験のない、または経

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#4.「ブライダルフォトグラファーの基本的なマナー」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

#4.「ブライダルフォトグラファーの基本的なマナー」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

今回は、ブライダルフォトグラファーになるために、必要な「基本的なマナー」について、僕の経験談も交えながら、お伝えさせていただきますね。

結婚式は、正装をしたご親族・ご友人が、一堂に会する場所ですから、当然フォトグラファーの身だしなみも大切になってきます。

会場によって多少の違いはあっても、身だしなみに関する指定書が、かなりの厚みであったりで、頭髪の長さ・カラー・爪の長さ・ネイルのチェック・基本

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#3.「無双のデジタル世代との遭遇」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

#3.「無双のデジタル世代との遭遇」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

前回は「新境地開拓!育成奔走スタート」なんて言って締めてましたけど、今回は、育成に参加してくれた、ブライダルカメラマンを目指す20代男性S君と30代女性Hさんのお二人のお話です。

最初に彼らが撮影したデータを見せてもらいましたが、意外とうまくて驚いた(笑)。しかし今すぐに任せられるほどではない。

タイトルにも掲げた、とにかく沢山撮る「無双のデジタル世代」と言っても、もちろん全否定するものではな

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#2.「フォトグラファー育成のお話し」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

#2.「フォトグラファー育成のお話し」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

フォトグラファーをなが~く続けていると、『若い子の育成』なんてお話も最近はあり「あ~時間がたったんだなぁ~」なんて、改めて過ぎ去った歳月を感じてしみじみ…。

育成・・・育成?ん?
ところで、自分は誰に写真を教わった?と、ふっと我を振り返る。
今に至るまで、いろいろな人と出会い、刺激しあい、時には熱い議論なんてことも。
ただ、思い返してみても「先生?師匠?」というような存在はいなかったような…。

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#1.「継続は力なり」「2台のカメラ」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

#1.「継続は力なり」「2台のカメラ」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

なが~く続ける事は、「継続は力なり」なんてよく聞きますけど、気づけばブライダルフォトグラファーを続けて30年(現在も継続中)。
我ながら驚く今日このごろ・・・

僕がこのなが~い30年のスタートをしたころ、時代は当然フィルムカメラ。36枚撮りのネガフィルムを10本、お仕事頂いている会社さんから渡されて、いざ結婚式の撮影!

しかし、フィルム枚数に合わせた撮影のペース配分はけっこう難しい。披露宴終わ

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