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子どもたちが入ってくると わたしの部屋は少し明るくなる ちょっとあつくもなる 細かい砂埃が…
宇宙のなれの果て かみさまのつめさきは 色をもつほど 時を重ね 愛をしってしまうところまで…
どうぞ 水の母へ 月の姉へ 風の兄へ 土の父へ そしてまわりを包み込む 空へ 感謝を この今に…
はじまるよ、と声がする 遠くて 明るい 青を透かして どこか 端は消えてしまう はじまるよ…
終わった瞬間が はじまった瞬間ならば 永遠にくたばった いくつもの思い出は 粉々になって 砂…
いつも 私は 予感に苛まれている いいことも 恐ろしいことも 平等にやってくるというけれど …
たましいが 体を放り出して 沈んでいくような 感覚だった ほんのひと息 吸い込んだ空気に 私が含んだのは 私の奥底に横たわる 未来と同じ匂いのするものだった いつか いつの日か ここへかえると知る たましいの 呼びかけは だから いつも 胸内で木霊する
死にたいを煮詰めて すこぶる明るく 気を高ぶらせるくらい 上向きの声をあげる 新しい道を 不…
私には 希望より 絶望のほうがなじむ 肌は呼吸で その匂いを知っている 私は視界の暗さで …
死にたくなる毎日に 感謝を 朝の体を重くする悪夢にも感謝を 私に正しい認識を ありがとう …
かみさま かみさま かみさま どうか 感謝を そばに置いてください 誰の望みも 遠かれ早かれ…
私が 私に何を言っても ちっとも私は耳をかさない 私の言うことが 正しいと 分かっているの…
【次の嵐は】 嵐のあとの 静けさが 恐い 次は何が 起こるのか じわじわと 足の裏から不…