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「予感」(詩)

いつも 私は 予感に苛まれている
いいことも
恐ろしいことも
平等にやってくるというけれど
心に落ちる 深さが ちがうことがらの
どこをはかって言う平等
誰の視点で画を描いているのか
だから
私はいつか 予感に背を押されて
とても口では言えないことや
とてつもない悦楽に
足を踏み入れてしまうのではないかと
期待が胸を零れ落ちていく

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