百人一首ツイノベ解説 #025

今、こうして生きている瞬間にも、どこかの川では水が流れていて、どこかの家では自殺している人がいる。廃墟を眺めているのと同じ感覚だ。

そのとき、確かにあった記憶を追体験することはできないけど、記憶は、確かにあったのだと。そう思って胸を痛めることが多々あった。

(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)

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