百人一首ツイノベ解説 #015
ずっと目覚めないあなたの為に、今日も花を摘んでは冠に施します。そうやって何年、もう何年が経ったでしょうか。何度目の季節が過ぎたでしょうか。やがて、花を摘む私の手に雪が降ってきました。「もういいんだよ」と、あなたの声が聞こえた気がします。病床に伏せた、あなたの声が #twnovel
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) January 4, 2018
No.165 花の祈り(百景 15番)
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) January 4, 2018
光孝天皇
和歌
「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」
歌意
「あなたに差し上げようと思って、春の野に出て若菜を摘んでいるこの私の袖に、雪がちらちら降りかかってくるのです」#百人一首ツイノベ
和歌を見て、溢れたままを書いたツイノベ。解説も説明もするだけ野暮なので、これは、もう、そういうものなのだ。
(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)
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