百人一首ツイノベ解説 #032
京都旅行から友人が帰ってきた。「お土産に紅葉の天ぷらを買ってきたよ」と言われたときは驚いたけれど、小麦粉と砂糖とゴマを使った、紅葉の形をした伝統的なお菓子らしい。やさしい甘さと香りが口に広がる。喉の奥に堰き止めていたあなたへの気持ちが、今にも流れていくようだった #twnovel
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) January 21, 2018
No.182 紅葉の天ぷら(百景 32番)
— 秋助/秋乃アキ@感傷リップループ (@akisuke0) January 21, 2018
春道列樹
和歌
「山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり」
歌意
「山あいの川に、風がかけた流れ止めの柵は、流れようとしても流れきれずに、留まっている紅葉なのでした」#百人一首ツイノべ
京都に行きたいという一心から生まれたツイノベ。中学生や高校のころは引きこもりだったから、修学旅行というものを小学生でしか経験したことがない。きっと、こんなことがあったのかもしれないという思いだ。
(注:和歌の歌意は今日マチ子さんの著書『百人一首ノート』から拝借しています)
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