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ディレクターのひとりごと

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新しく立ち上げたsonoritéレーベルのプロデューサー&ディレクターとして、CD制作の裏側をつぶやきます
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鶴澤奏 特別インタビュー

鶴澤奏 特別インタビュー

バンクーバー在住のピアニスト鶴澤奏さんが、デビューCD「An die Musik - Kanade Tsurusawa Schubert Album」をソノリテからリリースします。中村香織さんによる美しいMVが完成しましたので、まずはこちらをご覧ください。

ディレクター/プロデューサーとして、こんな素敵な作品を皆さんにご紹介できることをとても幸せに感じています。

CDリリースを控え、鶴澤奏さん

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神谷悠生、デビュー

神谷悠生、デビュー

神谷悠生君のデビュー盤「RAVEL & FALLA」が完成し、リリースを待つばかりとなった。

神谷君とはかれこれ長い付き合いになる。お母様が耳の肥えた人で、CDショップの試聴機か何かで僕のデビュー盤を聴き、当時中学生だった彼をうちに連れてきたのである。しばらくレッスンのような感じで音楽づくりの手伝いをした。僕もまだ学生で指導経験が浅く、お世辞にもいいレッスンと呼べる代物ではなかったかもしれない。

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鶴澤奏さんのシューベルト

鶴澤奏さんのシューベルト

ソノリテ新譜第2弾として、鶴澤奏さんのシューベルト・アルバムを録り終えました。

貴重な音楽仲間の一人である彼女は、ほんとうにナチュラルに音楽に溶け込む人で、純度の高い音楽を奏でます。品のある潔いタッチが、シューベルトの親密な音楽と深く共振します。

音楽に対する謙虚さが、凛とした透徹性をもたらしています。演奏の一回性が強いため、編集を最小限にとどめ、通しで素敵なテイクを録るよう心がけました。

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CDのPVをつくってみた

CDのPVをつくってみた

わたしのプロデュースで、大内暢仁氏のCD制作を進めています。2月発売予定ですが、それに先立ち、PVを制作し公開しました!

曲はブクステフーデのアリア・ラ・カプリチョーザ。そう、ゴルトベルク変奏曲のクオドリペットにも使われている流行歌「ベルガマスカ(キャベツとカブ)」のテーマによる変奏曲です。

このビデオ、本当はレコーディングセッションの最終日に撮影する予定でしたが、それがうまくできなかったので

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レコーディングの裏側

レコーディングの裏側

突然ですが、新レーベルsonoritéを立ち上げ、CDのプロデュースを始めます。

記念すべき第一号は、ピアニスト大内暢仁氏のバロック・アルバム。バッハ以前の北ドイツのバロック音楽を愛し、ブクステフーデやラインケンを、あえてモダンピアノで弾いている変人。僕はこういう変人が大好きです。演奏も深い研究と愛がにじみ出ていて共感します。

たとえばバッハの作品は、書かれた音楽そのものが普遍的にすばらしいか

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