超鈍くさいゲイ男性が、普通自動二輪免許取得するまでのお話。
こんにちは、じゅくしんです。
今回は、私が普通自動二輪免許を取得したときの話をしていきます。
ちなみに、私のスペックですが、
・自動車免許はあるもののAT限定超ペーパードライバー
・体格は身長170センチ、体重は60キロくらいの普通体型
・結構運動が苦手で、反射神経もそんなに良い方ではない
で、そんな私ですが、今から5年くらい前の29歳の時、20代のうちにやりたいことをやろう!と思いまして、学生時代から憧れていたバイクの免許を取ることにしました。
思い立ったが吉日ということで、すぐに会社近くの教習所に申し込みまして、15万円くらいを支払って、教習所に通うことに。これが確か2018年3月初めころだったかなーと思います。
そして、今でも覚えているのですが、初回の技能教習時に、初めて中型400ccのバイク触ったのです。押したり、跨ったり、倒れたバイクを立てることを教わったのですが、その時にあまりにもバイクが重くて驚きました…。当たり前ですが、約200kgありますので、そう簡単には扱えません。この時点で、
「バイク重すぎ…こんな重い鉄の塊を扱える自信がない…無理…」
と足はガタガタ震えるし、手は重いものを支えてパンパンだし、絶望していたのですが、もっと絶望したのが、バイクの操作方法です。
バイクの操作方法は、右手・左手・右足・左足でそれぞれ違うレバー・ペダルを操作することが必要です。
こんな感じの操作を、バイクに乗りながらリアルタイムにカチャカチャと操作して、動かさなければなりません。とにかく私、
「左右手足でそれぞれ違う動作を行うこと」
というのが、もともと左右盲の気質があるため、ちょー苦手なんです。
なので、初回教習時に教習所内を初めてバイクで走った時は、本当に軽くパニック状態でした。もう、ブレーキとクラッチを間違えるわ、ギアチェンジしようとしても、動作が遅くてエンストさせるわで、もう、本当に、教官の方が呆れてしまうくらい、ダメダメでした。1時間乗り終えると、疲労と緊張で、軽く吐き気を覚えるくらいにフラフラでクラクラ。
バイクの技能教習は、一段階と二段階で分けられてまして、一段階目は基礎編、二段階目は応用編みたいな感じ。私は普通免許を持っているので、学科教習や試験は免除されるので、本当は最短で一段階は9時間、二段階は8時間で終わるはずが、初回の講習で、あまりにも物覚えが悪くて鈍くさい私を見た教官が、
「ゆっくりと焦らずにやっていきましょう」
ということで、初回から追加技能講習を5時間プラスすることに。
一応、教習所に入会する際、いちばーん高い補償たっぷりの安心プランというのに加入していたので、追加技能教習5時限分は無料だったこともあり、それは良かったのですが、あまりにも自分がバイクの運転に向いていないのではないかということに悩みました。本当に、初回教習の後の帰り道は落ち込みまして、ちょっと半泣きになりながら(笑)帰宅したのを覚えています。
ちなみに、
私は結局、一段階は坂道発進という項目に苦労して、さらに追加3時間くらいの技能教習があり、基本9時間+追加9時間という、トータル18時間という二倍の時間を費やしてなんとか終えました。ただ、これが後々には良かったようで、基礎をみっちりやったからなのか、さすがに二段階に上がる頃には操作に慣れていたので、二段階は割と、思った通りにバイクを動かせるように慣れてきまして、ストレートの8時間で終えることができました。
そして、なんと一応、卒業技能検定も一発で受かりました…。とはいえ、100点満点中70点というかなり合格点ギリギリでしたが。
教習をしていた期間は、とにかく転ぶし、すねにバイクを倒したりして、一応プロテクターは付けていたのですが、全身傷だらけでした。ただ、傷だらけなのは別にそんなに気にならなくて、むしろメンタル面で、上手くできなくて落ち込んだり、教官から怒られたり(そりゃ判断間違えたら死ぬんだから言い方も厳しくなる)して、結構大変だったのですが、今ではもう、笑い話です。わはは。
結構、バイクの免許って、途中で取得を挫折してしまう方もいるそうです。
まーそりゃそうですよね。絶対必要なわけでもないし、結構、車より難易度高いし、なにより危ないし。
そういう意味で、一番私が頑張ったことはとにかく、
「あきらめなかったこと」
なのかもしれません。
そういう意味でいえば、私は自分のあきらめないところが好きかもしれない。
こんなに鈍くさい私でも、コツコツとあきらめなければバイクの免許って取れるよーということをお伝えしたくて今回は書いてみました。
本当に人って不思議なもので、私もどっかの段階で、急にポーン、と今までできなかったことが急にできるようになったり、重いと感じていたバイクがなぜか急に軽く扱えるようになったり、本当こういう技術って慣れるもんだなーと思いました。
なので、もし取得に迷っている方がいたら、とりあえずやってみて、しばらく続けてみると、思ったより何とかなるかもしれません。舐めてかかると結構ビビりますが、やってみると何とかなります。
何かの参考になれば嬉しいです。
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