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世界を旅して、考えたこと

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【旅・暮らし・建築にご興味ある方向けマガジン】 これまで訪れた国や街や建築を通して、その当時思っていたことや、その旅を振り返って今思うことを書いたnoteをまとめています。
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#一度は行きたいあの場所

ウガンダの壮絶な風景

ウガンダのことを、書こう書こうと思っていたんですけど、 なにから書こうかなってずっと思ってました。 ウガンダって何?ってこと書こうか、 どうしてウガンダに行ったの?ってこと書こうか、 ウガンダでの生活ってどんな感じ?ってこと書こうか、 いろいろ迷いましたが、思ったんです、 これ、言葉よりも風景の凄さを写真で伝えたいな って。 ということで今日は「ウガンダの壮絶な風景」を写真をたよりにお伝えします。正確にはウガンダの首都カンパラの風景です。あんまり多くは語りません。

「日常」に心奪われる瞬間を求めて

さて、唐突ですが、「日常」とはなんぞや。 我らがWikipedia先生によると、 (「日常」の項目はなかったので「日常生活」を参照) 日常生活(にちじょうせいかつ)は、毎日繰り返される生活のこと。 具体的には、日々の生活の中で繰り返される出来事や習慣的動作、そこで用いられる物の考え方や知識(常識)、接する物品(その一部は日用品と呼ばれる)などから構成される。 とのこと。 なので、 当たり前の当たり前太郎ですが、 自分の日常は、他人の日常とは全然別物。 とくに風土や

僕らの街は弱肉強食でいいんだろうか?

アメリカで毎年「住みたい街」ランキングの上位にくる街、ポートランドのことは知っているでしょうか? コンパクトシティなど都市計画の文脈で、日本でも参照されることも多いアメリカのオレゴン州の都市です。シアトルのちょっと下あたり。 アメリカの都市の中では抜群にきれいな都市(ゴミが全然落ちてない!)なので、アメリカの人たちが住みたくなる気持ちもわかります。 だけど、 上手くいっているかに見られる都市の裏側には、 知られざる「闇」が...。 今日はポートランドの「闇」に触れつ

イギリスで秋を感じたいならココに行け!

なんかここ数日、 いきなり朝晩涼しくなりましたよね。 秋の足音が聞こえます。 気づけば9月も末ですから当然と言えば当然でしょうか。 (明日はまあまあ暑いらしい) 秋って、みなさん好きですか? 僕は何を隠そう一番好きな季節が秋です。 地球温暖化で日本はいずれ春秋がなくなって 夏と冬しかなくなるなんて信じたくない! ということで今日は秋が待ちきれない男が 「イギリスで秋を感じたいならココに行け!」というタイトルで 超絶おすすめイギリスの秋スポットをご紹介します。 【今

前前前世で義経に仕えてた

僕は「海外」を旅して全く違う文化や風景に触れ、 その土地で暮らす人に出会うことがとても好きなのですが、 「国内」の旅というのもこれまた違った醍醐味があるのでとても好きです。 その中でも、日本国民みんなの心の都、 京都への旅は格別ですよね。 「そうだ 京都、行こう。」 なんて胸躍るフレーズ。 そんなみんな大好き京都旅なんですが、 僕は京都に訪れる度に ほぼ必ず立ち寄る場所があります。 それが、鞍馬山。 ド定番観光地ではないかもしれないのでもしかしたらピンと来ない人

僕たちは「未完成のサグラダファミリア」を失う

1882年、サグラダファミリアの建設が始まりました。 そして、144年の時を経て、 2026年、サグラダファミリアは完成すると言われています。 みなさんはサグラダファミリアの完成を 楽しみにしているでしょうか? 僕はとても複雑な想いを抱いています。 今日は、 「僕たちは未完成のサグラダファミリアを失う」という話をします。 サグラダファミリアの本当の価値 僕はこの建築に魅せられて建築の道を志しました。 100年以上という、人間の一生を超える時間をかけて、つくってい

英語を話すことが初めて楽しいと思えた日のこと

とにかく「英語」が嫌いでした。 中学1年の一番最初の英語の先生がとにかくスパルタで、授業の進みも早くて、一瞬で周りから置いてかれた僕の英語に対する苦手意識はどんどん心の中で大きく成長していきました。 今日はそんな僕が「英語を楽しいと初めて思えた日のこと」を書いてみます。 いま、英語の勉強が辛い受験生、仕事で英語を使わないといけないのに全然話せないと悩んでいる人、英語力が不安で海外に出れない人、 気持ち、めちゃくちゃわかります。 わかるからこそ、今日の話はそういった人

僕の非日常は、誰かの日常

昨日の続きで、数年前にベトナムで一人旅をしていたときに書いた文章を載せる。 この旅の果てに、僕は何を感じたのか。 振り返ると、まあまあ良いこと書くじゃん自分!って思う。(自画自賛) ベトナム紀行①はこちら。(①読んでなくても②読めます。) 僕は「自分」を語れないホーチミンにある建築設計事務所で働くベトナム人スタッフとの会話の内容を記そうと思う。 彼は僕に「自分が思う『美しさ』」とは何かを語ってくれた。 彼はインターネットから写真をひっぱりつつ話をはじめる。 まずはベ

「知らないこと」すら知らない

これまでにも、いろんな国で旅をした。 旅の期間にはいろいろ思った事を書き留めていたりする。 ほんとは紀行なんて大それたものじゃないんだけど、 ちょっとしたメモもあれば、まあまあ長文も書いていたり、 特にセンスもないけど詩なんてものを書いてみたりすることもある。 今日は、数年前に行ったベトナムで当時の僕が書き連ねたことをここに載せようと思う。 「知らないということ」に気がついてないベトナムコーヒー。 名前は聞いた事があったけれど、それがどんなコーヒーなのか知らなかった。今

情報化社会は「感動」を蝕む

僕は、旅が好きだ。 1人旅が多いけど、友達と行く旅も良い。 旅で僕が1番気をつけているのは、 事前にあんまり調べすぎないこと。 結局、旅の中で「感動」するのはいつも予想していなかった風景や出来事だったりするから。 そこで今日は「旅で『感動』するために必要なこと」って何なのかってことを考えてみる。 アイスランド 2人旅まずはアイスランドに行った時の話をしよう。 友達と2人、レンタカーを借りて旅をした。 そもそもアイスランドってどこ?って人のためにちょっと説明すると、