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世界を旅して、考えたこと

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【旅・暮らし・建築にご興味ある方向けマガジン】 これまで訪れた国や街や建築を通して、その当時思っていたことや、その旅を振り返って今思うことを書いたnoteをまとめています。
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記事一覧

アフリカでヤモリと暮らした話

1年とちょっと前のこと。 僕はアフリカにいました。 アフリカのウガンダ🇺🇬という赤道直下の国で、建築デザイン事務所のインターンしていたんです。なんでまたそんな辺鄙なところに、って話はまた今度。(また今度ってもうnoteで何度も言ってる気がする。) アフリカっていってもあれですよ、砂漠の砂っぽいイメージとは全然違って、ウガンダは緑豊かな赤土の国です。 さすが、緑が豊かなだけあって、 動物も虫も、いっぱい。 道には鶏や牛が。 今日はそんな生き物パラダイスなウガンダでの生

ロンドンの地下鉄で大合唱!

昨日電車に乗っていた時のこと、 外国人と思われるおじさんが優先席に座って大声で電話していました。 外国の方が多い地域に住んでいる人なら、一度はこういう場面に出くわしたことことあるんじゃないでしょうか? 席は満席、つり革につかまる人もちらほら、 他の人は誰1人喋ってすらいない静かな車内。 もちろん彼の大きな声での通話は響き渡ります。 みんな、視線は自ずと彼の方へ。 みんな、ちょっとばかり、むっとした顔。 (あからさまに眉間にシワ寄ってる人も。) こんな場面に出くわし

ウガンダの壮絶な風景

ウガンダのことを、書こう書こうと思っていたんですけど、 なにから書こうかなってずっと思ってました。 ウガンダって何?ってこと書こうか、 どうしてウガンダに行ったの?ってこと書こうか、 ウガンダでの生活ってどんな感じ?ってこと書こうか、 いろいろ迷いましたが、思ったんです、 これ、言葉よりも風景の凄さを写真で伝えたいな って。 ということで今日は「ウガンダの壮絶な風景」を写真をたよりにお伝えします。正確にはウガンダの首都カンパラの風景です。あんまり多くは語りません。

「日常」に心奪われる瞬間を求めて

さて、唐突ですが、「日常」とはなんぞや。 我らがWikipedia先生によると、 (「日常」の項目はなかったので「日常生活」を参照) 日常生活(にちじょうせいかつ)は、毎日繰り返される生活のこと。 具体的には、日々の生活の中で繰り返される出来事や習慣的動作、そこで用いられる物の考え方や知識(常識)、接する物品(その一部は日用品と呼ばれる)などから構成される。 とのこと。 なので、 当たり前の当たり前太郎ですが、 自分の日常は、他人の日常とは全然別物。 とくに風土や

東京の大きさに驚いた日

世界で1番大きな都市、そう、それが東京。 そうは言うけど、 みなさんそんな実感ありますか? 僕は東京育ちのシティボーイなので、東京がでかいなんて思ったことなかったわけですよ。 #シティボーイ だって、見てくださいよ日本地図。 東京小さくね? そりゃ都市の大きさってのは面積だけじゃないにしろ、東京が世界一大きいなんて言われたってピンときません。 今日は、そんな僕が 「うん、東京、世界で1番大きいかもな。笑」 と思った日の話をします。 【今日のまとめを先に】 ✅世界の

僕らの街は弱肉強食でいいんだろうか?

アメリカで毎年「住みたい街」ランキングの上位にくる街、ポートランドのことは知っているでしょうか? コンパクトシティなど都市計画の文脈で、日本でも参照されることも多いアメリカのオレゴン州の都市です。シアトルのちょっと下あたり。 アメリカの都市の中では抜群にきれいな都市(ゴミが全然落ちてない!)なので、アメリカの人たちが住みたくなる気持ちもわかります。 だけど、 上手くいっているかに見られる都市の裏側には、 知られざる「闇」が...。 今日はポートランドの「闇」に触れつ

イギリスで秋を感じたいならココに行け!

なんかここ数日、 いきなり朝晩涼しくなりましたよね。 秋の足音が聞こえます。 気づけば9月も末ですから当然と言えば当然でしょうか。 (明日はまあまあ暑いらしい) 秋って、みなさん好きですか? 僕は何を隠そう一番好きな季節が秋です。 地球温暖化で日本はいずれ春秋がなくなって 夏と冬しかなくなるなんて信じたくない! ということで今日は秋が待ちきれない男が 「イギリスで秋を感じたいならココに行け!」というタイトルで 超絶おすすめイギリスの秋スポットをご紹介します。 【今

感動したスタジアムの話

みなさんスタジアムには行くことありますか? サッカーを見たり、 ラグビーを見たり、 野球を見たり、 スポーツを生で観戦するのは本当に良い体験ですよね。 これまで、いくつかスタジアムに訪れましたが、 今日は、その中でも印象的だったスタジアム、 「街と一体になったスタジアム」 に感動した話をしようと思います。 【今日のまとめを先に】 ✅スタジアムの「原始的な姿」を見て感動した。 街と一体になったスタジアムロンドンから西に向かうと、 そこにはバースという街があります。

世界最高峰の収集癖から学ぶ

イギリスって、みなさんどういうイメージを持っているのでしょう? 紳士の国? フットボールの国? どんより曇った国? ごはんがおいしくない国? 半年暮らした僕が思うのは、 世界最高峰の収集癖を持った帝国 です。 今日は「ロンドンの博物館・美術館から学んだこと」を話します。 【今日のまとめを先に】 ✅大英帝国の収集能力と展示能力は一級品。 ✅得手不得手は人それぞれ。 ✅自分の強みを誇ることが大切。 得手不得手は人それぞれ 自分の強みを誇れ ロンドンライフはとにかく

音のない世界

音のない世界に行ったことはあるか? 僕はある。 耳が不自由な人の話とか、僕の耳が聞こえなくなったとか、そういう類の話じゃないから過敏にならないで。 ただ、地球上にはそういう場所が 実はある。 今日はアメリカ西海岸を友達と旅してた時に遭遇した「音のない世界」の話。 フランクな小噺なので、今日はいつものデスマス調は封印デス! (封印できてない) 【今日のまとめを先に】 ◆ルート66を走れ。 ルート66、音のない世界 全然違うところから話を始める。 昨日の記事で、

海外生活で一番恋しくなったもの

海外生活をしたことがある人やちょっと長期で海外旅行に行ったことがある人は皆その途中に日本での生活のなにかしらが恋しくなった経験があるのではないでしょうか? 人によっては米が恋しくなり、 人によっては畳が恋しくなり、 人によっては日本語が恋しくなります。 僕もありました。 今日は僕が「海外生活で恋しくなったもの」という話をします。 ちなみに今回、「人」は無しです。 そりゃ当たり前に家族や恋人や友達は恋しくなるので。 【今日のまとめを先に】 ◆お湯に浸かれれば万事よし

前前前世で義経に仕えてた

僕は「海外」を旅して全く違う文化や風景に触れ、 その土地で暮らす人に出会うことがとても好きなのですが、 「国内」の旅というのもこれまた違った醍醐味があるのでとても好きです。 その中でも、日本国民みんなの心の都、 京都への旅は格別ですよね。 「そうだ 京都、行こう。」 なんて胸躍るフレーズ。 そんなみんな大好き京都旅なんですが、 僕は京都に訪れる度に ほぼ必ず立ち寄る場所があります。 それが、鞍馬山。 ド定番観光地ではないかもしれないのでもしかしたらピンと来ない人

僕たちは「未完成のサグラダファミリア」を失う

1882年、サグラダファミリアの建設が始まりました。 そして、144年の時を経て、 2026年、サグラダファミリアは完成すると言われています。 みなさんはサグラダファミリアの完成を 楽しみにしているでしょうか? 僕はとても複雑な想いを抱いています。 今日は、 「僕たちは未完成のサグラダファミリアを失う」という話をします。 サグラダファミリアの本当の価値 僕はこの建築に魅せられて建築の道を志しました。 100年以上という、人間の一生を超える時間をかけて、つくってい

英語を話すことが初めて楽しいと思えた日のこと

とにかく「英語」が嫌いでした。 中学1年の一番最初の英語の先生がとにかくスパルタで、授業の進みも早くて、一瞬で周りから置いてかれた僕の英語に対する苦手意識はどんどん心の中で大きく成長していきました。 今日はそんな僕が「英語を楽しいと初めて思えた日のこと」を書いてみます。 いま、英語の勉強が辛い受験生、仕事で英語を使わないといけないのに全然話せないと悩んでいる人、英語力が不安で海外に出れない人、 気持ち、めちゃくちゃわかります。 わかるからこそ、今日の話はそういった人