「今日の1曲」 2021.08.21 - 08.27
8月21日(土)
今日の1曲 は、2015年頃から活動している今のバンドの曲です。バンド、というか2人の男性アーティストによるデュオ・ユニットといった方がいいかもしれませんが。
彼らは、出身も別の国(アメリカとイギリス)なんですが、SNSを通じて知り合ってユニットを組んだらしいですね。そんなところも今風なんですが。
で、そのサウンドは、というと1970年代から80年代にかけてのAORとか、そんな感じのサウンドなんですね。それをうまく現代風に昇華しているというか。
そんな彼らの2018年のアルバムからの曲を、19時ごろに。
【Take It or Leave It (2018)】
ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスはイギリス人とアメリカ人の2人のミュージシャンによるユニット。1970〜80年代のAOR(とかヨット・ロックとか)を思わせる作品を発表している人たちです。彼らの2枚目のアルバムからの1曲。
8月22日(日)
今日の1曲 は、1970年代に活躍したカナダのロック・バンドのヒット曲です。彼らは、これまでに約3000万枚のアルバムセールスを記録しているのだとか。
この曲、バンドのメンバーの1人の作品なのですが、このバンドの結成前、別のバンドにいた頃に、すでに原型となる曲を書いていたのだそうです。
しかし、その時は他のバンド・メンバーの反対で採用されなかったのだそうです。その後、こちらのバンドになってからようやくレコーディングにこぎつけたのだとか。
1974年のヒット曲です。19時ごろに。
【Takin’ Care of Business (1974)】
バックマン・ターナー・オーヴァードライヴのセカンドアルバムからのシングル・カット。ランディ・バックマンはこの曲の原型をゲス・フー時代に書いたそうですが、採用してもらえなかったのだとか。しかし邦題なんとかならんか(笑)……
8月23日(月)
今日の1曲 も1970年代前半のヒット曲です。主に1960年代終盤から70年代半ばごろまで、活躍していた、7人編成のバンドでした。
ヴォーカリストが3人いるというちょっと変わったバンドでしたが、彼らが見つけてきた曲を歌ってヒットさせたことで、当時まだ無名だったアーティストの発掘にも繋がったという話も。
今日の曲は、そういう曲ではないようですが、古い曲の再発掘ということであったのかもしれません。元々1950年代にさかのぼる曲だそうです。
1972年のヒット曲を、19時ごろに。
【Black and White (1972)】
スリー・ドッグ・ナイトのヒット曲ですが、最初にこの曲をレコーディングしたのはピート・シーガー(1956年)だったそうです。スリー・ドッグ・ナイトはグレイハウンドというレゲエのグループのバージョンを聴いてレコーディングしたのだとか。
8月24日(火)
今日の1曲 も1960年代から70年代にかけて活躍したアーティストのヒット曲ですが、今日の人は、R&B/ソウル系の男性シンガーです。
R&Bチャートを中心にヒットが多いですが、今日の曲を含めて総合チャートの方でもいくつかヒット曲があります。1980年代以降になると表立った活動が見られなくなるのですが。
どうもキリスト教の伝道者としての道に進んで、そちらに注力した結果のようですね。ゴスペルのアルバムとかを出してるということですが。
1972年のヒット曲。19時ごろに。
【Power of Love (1972)】
ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズに似たタイトルの曲がありますが、これは別の曲です。ジョー・サイモンは1960年代から70年代にかけて、R&Bシンガーとして数々のヒット曲を出していますが、その中の1曲がこちらでした。作者はギャンブル&ハフ。
8月25日(水)
今日の1曲 は、1960年代初頭から1970年代を中心にたくさんのヒット曲を生み出した、モータウン(後に移籍したりもしますが)のR&B/ソウルのコーラス・グループのナンバーです。
今も活動はしてますが、脱退やメンバーの死亡などで、オリジナル・メンバーは1人だけのようですけどね。ともあれ、偉大なグループであることは間違いなく、ロックの殿堂入りも果たしています。
このグループには全米総合チャート1位になった曲が4つあるそうなのですが、今日の曲はその中の1つである大ヒット曲です。
1969年のヒット曲です。19時ごろに。
【I Can’t Get Next to You (1969)】
テンプテーションズには、全米1位となったヒット曲が4つあるそうですが、これはその2番目となる曲で、1969年の年間チャートでも3位になったという大ヒット曲でした。エド・サリバン・ショーに出演した時の映像でどうぞ。
8月26日(木)
今日の1曲 も1960年代後半のヒット曲ですが、今日の曲はポップスやラテンの方で長く活躍している、テキサス出身の女性シンガーの曲です。今年80歳だそうですが。
そんな彼女の曲なので、ラテンっぽい曲かというと、そうでもなくて、実は元々はフランスの有名男性シンガーの歌がオリジナルだそうで、それに英語の詞をつけたものなんですね。
英語の歌詞はラブ・ソングといっていいと思うんですが、フランス語のオリジナルの方は、人間の孤独とかそういうことがテーマになっていて、だいぶ違った内容になっているようですけども。
1967年のヒット曲でした。19時ごろに。
【It Must Be Him (1967)】
オリジナルはフランスの曲(“Seul sur son étoile”)で、ジルベール・ベコーが前年に作曲し歌った曲だそうです。ヴィッキー・カーのこのバージョンは全英2位、全米3位(イージー・リスニング・チャートでは1位)となるヒットとなっています。
8月27日(金)
1960年代後半のアメリカというと、ヒッピー・ムーブメントが隆盛になったりして、それが音楽シーンにも影響した時代でしたよね。フラワー・ジェネレーションなんて言葉もありましたが。
いろんな音楽フェスティバルもそんなヒッピー・ムーブメントに乗って行われたりもしていました、その究極がウッドストックなのでしょうが。
今日の1曲 は、ウッドストックではありませんが、そんな時代の音楽フェスティバルのプロモーションのために書かれた曲でした。それがヒットして、日本でも有名になりました。
1967年のヒットでした。19時ごろに。
【San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in Your Hair) (1967)】
スコット・マッケンジーの大ヒット曲。作詞作曲(プロデュースも)はママス&パパスのジョン・フィリップス。彼が関わっていた、モントレー・ポップス・フェスティバルのプロモーション用に書かれました。
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。