Ohagi-papa

音楽を中心にしたライブ配信の仕事を今は中心にしています。 元々、某商社に勤務:  衛星…

Ohagi-papa

音楽を中心にしたライブ配信の仕事を今は中心にしています。 元々、某商社に勤務:  衛星放送関連の、メディアやプラットフォームの立上げなどを経験 携帯コンテンツの会社を立ち上げ、i-mode時代のコンテンツビジネスを経験 放送事業の経営を経験したあと、ライブ配信の仕事にハマる。

最近の記事

ニュース(ライブ)中継としてのLM-Cam

経緯札幌テレビ様の要望を受けて、ニュース収集・中継用としてLM-Camにトークバック(Talk-back)機能(連絡回線)を昨年末に開発をしてリリースをしました。 色々と検証やネットワークのパラメーターなどを調整されていたようですが、、 5月8日に 北海道は突然の雪になり、その際に北見地方の降雪状況を中継するためにLM-Camをを使った初中継をされました。 現地の記者はイヤホンマイクをiPhoneにつけ、LM-Camのtalk-back機能より確保したオーダーワイヤー回

    • クラウド配信・共有サービス

      クラウドスイッチ、、を開発しています.. 。 CaME  カメと呼んでください。クラウドにスイッチソフト(OBSやvMix)を載せて動かすことは簡単に出来る時代になりました。。。 我々も色々なソフトで検証をしてみましたし、ネットワークの遅延やノイズなどによる障害もあったり、、、クラウドのコストも未だ未だ小さなものではありません。 色々な会社がtryをしていますね。kiswie, AI switcherなどなど。 クラウドスイッチの取り組みについて、当初は既存スイッチャーソ

      • 本格的なリモートプロダクション時代へ

        リモートプロダクションとスマホ 最近リモートプロダクションで配信をすることが増えてきました。 10月に熊本と佐賀よりスマホカメラ (LM-Cam:  https://www.lm-cam.net/ )を利用した、リモートプロダクションを実施しました。 今回のnoteは佐賀県様・ユニゾンシステムズ様よりの仕事の様子です。 配信システムリモートの構成 カメラ: iPhone+LM-Camの1カメラで試合を撮影、同じ構成の1カメラで得点板を撮影。 光回線よりカメラ信号(SRT

        • 金鷲旗・玉龍旗2023年 8日間の配信+1264試合の見逃+ダウンロードサービスを追加

          2023年も7月22日より29日に開催された金鷲旗・玉龍旗の配信を行いました。 https://specials.nishinippon.co.jp/nsp/kendo/gyokuryu/ 開催場所は福岡総合体育館・照葉積水ハウスアリーナで、94回目の開催でした。柔道・剣道の甲子園ですね。今年で2回目の中継・配信でしたが、コロナが明けて入場制限もなく観客席も満席でした。また、選手は海外からの参加もあり、その熱量は凄いものでした。 配信構成中継カメラ 基本は昨年同様以下

        ニュース(ライブ)中継としてのLM-Cam

          スマホから直接youtubeへ

          全日本柔道連盟・高校選手権ー武道館8面配信3月20日、21日と日本武道館で開催された全日本柔道連盟様の全国高等学校柔道選手権大会を中継するチャンスを貰いました。 配信の概要 3月20日(月曜日)と21日(火曜日・祝日)の2日間、全国各地域代表の高校による個人と団体戦が実施され、8面の会場それぞれ全ての配信を実施。 使用した機材構成 基本はスマホアプリ: LM-Cam(https://www.lm-cam.net/)とデジ(JVC : HC550)との組み合わせでシステ

          スマホから直接youtubeへ

          佐賀県 国スポに向けて

          佐賀県さんが推進している国スポ2024で全試合を低コストで配信したいということで、、我々のパートナーのユニゾンシステムズさんは福岡の会社で、また社長が佐賀出身ということもあり、佐賀県さんの国スポ2024での全試合配信、というか、全選手を極力取り上げた配信を実現しようと検討を始めています。 色々調べてみると基本映像配信はほぼ全ての試合で実現しているようです。 が、試合は流れていても、1カメで何かやっているな・・・的な映像が多いのは確かのようです。 まずはテストということもあり、

          佐賀県 国スポに向けて

          サッカー競技もスマホで中継

          スマホでサッカー競技を中継!?茨城県で高校女子サッカーの中継依頼が某テレビ局様あり、やってみようということで配信をしました。 屋外であることや競技場の大きさからちょっと躊躇したのですが、一番厳しい状況でやってみようと、受けてみました。 スマホで広いサッカー場をどこまで追えるのか? やはり一番の心配はスマホで寄りの映像をどこまで出来るのか?が心配でした。用意した機材はiPhone13proにLM-Camアプリです(3倍光学ズームと3倍デジタルズームが利用可能)。 実際の映

          サッカー競技もスマホで中継

          完全スマホCamera(LM-Cam)での中継を実施。

          フジテレビ様がついに日本のテレビのキー局といえば、放送業界を引っ張ってきた方々だけに、映像品質クオリティーには相当な自負も実績もお持ちの会社ですが、コストダウンをして裾野を広げるという趣旨かとは思いますが、パートナーの株式会社ユニソンシステムズ経由LiveMediaに完全スマホベースの中継の依頼がありました。 配信の概要対象となった中継は、春高バレー。主にスマホを使い、カメラマン付き及びハンディカメラもついた日立市での運用は次のようなものでした。 配信のシステムとしては以

          完全スマホCamera(LM-Cam)での中継を実施。

          独立リーグチャンピオンシップのリモートプロダクションを実現

          リモートプロダクションを受けたは良いが、、某最大手スポーツデータ専門会社さんよりSept.30 - Oct.1stに熊本の藤崎台球場にて開催される 独立リーグチャンピオンシップのリモートプロダクションを実現したいとの要望を受け、、今まで色々な話はあるも、実際にリモートでやりたいという具体的な話はほぼなく、これ幸いとハイやります!と返事をしたものの。。。。 渋谷にメディアセンター的なものは運用しているものの、LiveMediaの得意とするNGN折返での伝送の為には、西日本に拠点

          独立リーグチャンピオンシップのリモートプロダクションを実現

          ボクシング審判システムをNDI で開発中。

          ボクシングのジャッジシステムとは、 日本ボクシング連盟様の新ジャッジシステムを開発しているLM-CamのNDIで開発しています。 日本ボクシング連盟様は革新的なジャッジシステムを構築しようとしており、公平なジャッジが出来ることやジャッジのスキルアップ、そのポイントを公開することでエンターテイメント性の向上など、本当に革新的なことにチャレンジされています。 構成 概念はLM-Camでリングの4方から映像を撮り、それをNDI-HX+wifi-ap経由ジャッジシステムの載っ

          ボクシング審判システムをNDI で開発中。

          金鷲旗・玉龍旗の8日間の配信+1097試合の見逃し配信

          先週7月22日より29日に開催された金鷲旗・玉龍旗の配信を行っていました。 開催場所は福岡総合体育館・照葉積水ハウスアリーナで、93回目の開催とのことで、100年を超える大会です。柔道・剣道の高校生の大会で、甲子園のようなイメージの大会でした。初めての参加でしたが、選手の熱気は凄いものを感じた8日間でした。 配信構成中継カメラ 金鷲旗も玉龍旗も其々10面の会場があり、その会場に全てiPhone/LM-Camを1台(合計10台)でライブ撮影を実施。主要な5会場と6会場には

          金鷲旗・玉龍旗の8日間の配信+1097試合の見逃し配信

          ライブ配信(続き2)

          NDI5-Advanced SDKを利用したスマホカメラアプリの開発に着手するも、MPEG, H.264, HEVC のエンジニアがいないこともあり、当初は暗中模索でしたが、昔からのお付き合いして貰っていた福岡のU社さんのSさんに協力をお願いして、この映像・デジタル技術を紐解くことが始まりました。 i-frame, p-frame, b-frame の組み合わせ方や、bフレームは必要か・不要かなどから模索が始まりました。基本的なことはSDKなどのマニュアルに記載はあるのです

          ライブ配信(続き2)

          ライブ配信(続き)

          当初のSRTでのライブの簡易中継システムの開発を断念し、エンジニアのGさんからNDIを使おうと提案を受け、検討しました。他にもJPEG2000ベースとか放送ベースのものとか検討をしました。が、コストと品質からNDIを選択。 当初は業務用のカメラにNDIコンバーターをつけて、full-NDIでLAN-同一構内での伝送を行い、現地(オンプレ)にスイッチャー用のpcとPA/Airのmixerを置いてvMixでのスイッチ・エンコード/Streamingを出力という形で構成。 若干備

          ライブ配信(続き)

          ライブ配信

          このnoteを書こうと思った理由を備忘録的に書いています。 ライブ配信の仕事をしています。スポーツや音楽の配信では、 1)映像制作の業務は必須ですね。放送クラスの中継・制作をしようとすると数百万は簡単に掛かってしまいます。 2)配信をする為には、映像のデジタル化の業務があるのですが、これが意外と理解している業界の方が少なかったですね。この業務は、、 2−1)映像のデジタル化、と 2−2)伝送用のネットワークの要素があるのですが、これを両方理解出来て業務を行なっている方は基本

          ライブ配信