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2023年10月18日 - 辛い?楽しい?40代(女性)の道しるべ3冊

今日も昨日と一昨日に続いて、紫蘇シロップを作るために地元の若手オーガニック農家に育ててもらった紫蘇の葉を茎から外していました。地元のキッチン併設のマーケットホールの片隅で連日作業していて、通りかかる人に「おおまだやってるんだ」と感心されたり呆れられたり、「なんの植物?なに使うの?」と聞かれると紫蘇の説明をして葉をテイスティングしてもらったり。

とはいえほとんどの時間は本を聞きながら黙々と葉っぱをむしっていました。私は実はこの静かで孤独な時間が嫌いではありません。さすがに来年はお手伝いを頼むと思いますが 😅 Kindle本 + iPhoneの読み上げのよさについては先日投稿したのでぜひ:

今日聞いていた本の一冊が林真理子 著『女はいつも四十雀』でした。ananを手にとった20歳くらいから、もうはや20年以上林さんのファンです。女もバリバリ稼ぐのよ&享楽的でありつつ、どこか良識的なところが好きなのです。『女はいつも四十雀』は、Storyという女性誌の連載というのもあるのかな、40代が明るく楽しい時間として書かれているのを読むと元気をもらえます。あと、相変わらずの「それ書くんだ!」みたいなこともズケズケ書いてあるのも笑わせてもらいました。うん、元気になった。

林さんの本を聞きながら、そうそう最近、本田健さんの『40代にしておきたい17のこと』を読んだったんだと思い出して、帰り道にまた聞き始めました。この本は40代の現実をいい感じに突きつけてくれて、でも希望も持たせてくれます。特に好きだった箇所は「サンクチュアリを持つ」(サンクチュアリは、聖域から転じて自分で一人になれる場所)というところで、そう!この夏借りたオフィスがまさにそれなのよ!と。で、結局は読み終わると好きなことして生きようっとと思うのです。

40代本といえば、『フランス女性は太らない』の著者で、LVMH参加のシャンパンブランドのヴーヴ・クリコ社元CEOのミレイユ・ジュリアーノ著『フランス人の40歳からの生きる姿勢』も時々読み返しています。まだ東京にいた頃、本屋さんに積んであった『フランス女性は太らない』を買って以来、母と同じような髪型ということもあって、多分著作すべて読んでいます。この本は、翻訳のマダム口調で引っかかる気がしないでもないですが、そこは無視して、何歳になっても明るく前向きに生きられるんだ、でも日々の努力は大事だよねと思い出させてくれる元気になれる一冊です。

林真理子さんのエッセイでエナジーチャージ、明日かも元気に40代を楽しみます。

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