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🎞️春の香りに誘われて、熊本玉名をさろく

“さろく”と言うのは方言で“歩き回る”や“うろつく”といった意味なのだけど、方言を標準語に直訳すると何となく意味が違って聞こえてしまうのは、方言を話す民のあるあるではないかと思っています。

熊本の方言といえば、やはり“あとぜき”でしょうか。
開けた戸を閉めなさいという意味なのですが、「あとぜき!」という一言で熊本県民には通じますし、学校や役所、お店の戸に“あとぜき”と書かれた張り紙がある場所も少なくありません。
熊本県と言ったらコレというまでに浸透したくまモンですが、とある祭りで初めて見た時は殆どの人に認知されておらず、くまモンのお顔を見た瞬間にそこら中で悲鳴が漏れた程(私もうわっと言いました、ごめんなさい)だったんですが、くまもとサプライズ(くまモン体操)の最後に「あとぜき♪」と流れた瞬間に笑いが起きて一気に場が和んだ思い出があります。
方言は人と人が打ち解ける魔法の言葉でもあるんだなと感じた場面でした。


おっと・・・かなり写真とは関係の無い話をしてしまいましたね。


さてさて。
8月も今日で終わりだというのに、当noteは漸く令和六年の春の写真に突入した所です。


白い菜の花がポツポツと咲く、玉名の土手。


草木で覆われた倉庫。


商店だったであろう建物から、なだらかな坂を下った所。



菜の花の名所として知られる菊池川沿い。
以前は名称が無い河川敷だと思っていましたが、いつの間にかGoogleMapに柳風公園と記されていました。


撮影日は2月26日と菜の花には少し早い時期ではありましたが、暖かかった事もあって見頃とまではいきませんが綺麗に咲いていてくれました。
平日の夕方だったからか、殆ど花見客が居なかったのも有難い。


この日は日用品の買い物がメイン。
機材を最小限にと35mmと100mmの単焦点レンズにカラーネガフィルムを装填したEOS-1Vといった布陣ではありましたが、菜の花が早く開花してくれていた事もあって思いがけず充実した撮影となりました。
今度は見頃の時期に広角レンズ+ポジフィルムで全体を写したい。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


【撮影機材】
Canon EOS-1V
Canon EF100mm F2.8 MACRO USM
TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
FUJIFILM SUPERIA X-TRA400

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