でき太くんの算数クラブ

『でき太くんの算数クラブ』で算数・数学の学習指導をしています。「でき太」を使って、みん…

でき太くんの算数クラブ

『でき太くんの算数クラブ』で算数・数学の学習指導をしています。「でき太」を使って、みんなが「できる子」になれる世界を実現していきます。「できる!できる!きっとできる!」

マガジン

  • でき太くん三澤のひとりごと

    子育てのこと、学習のこと、人間関係のことなど、日々感じたことなどを、思いつくままに書いています。

  • でき太くんを学習して思うこと。

    親御さんからいただいた感想をもとに、「でき太くんの算数」の体験談を集めてみました。

  • みんなのライブラリー

    「でき太くんの算数」を学習していて、困ったこと、わからないことがあったら、まずは「みんなのライブラリー」を見てみましょう。

  • ぜ・くう WEB

    でき太くんの算数クラブの学習観や、理念、学習指導の内容などを紹介しています。

最近の記事

でき太くん三澤のひとりごと その162

◇  小さな積み重ね 先だって、知人の紹介で大学で先生をされているアメリカ人の方とお会いする機会がありました。 その先生は幼児教育を専門とされているそうです。 大学で教鞭をとるまでは、通訳や翻訳などで生計を立てていたようです。(幼児期の英語教育において、私と若干相違点があるように思いましたが、この点はまたお会いしたときにお話ししたいと考えております) そのアメリカ人の先生は、長野県の中でも特に自然豊かな富士見町の山奥に住んでいます。地元の方でもだれも立ち入らないような山

    • でき太くん三澤のひとりごと その161

      ◇  ほめまくる会 今私は、ベートーヴェンの「月光」を聞きながら「ひとりごと」を書いています。 この「月光」は、ベートーヴェンが30歳のときの作品だそうです。 西暦でいえば、1801年。そこから200年以上たっていますが、今なお多くの人を魅了し続けています。 200年以上消えずに残っているということは、時代の変化に左右させることのない完成度であるということでしょう。 私は若い頃はロック音楽にハマっていて、ローリングストーンズ、ビートルズ、エアロスミス、レッドツェッペ

      • でき太くん三澤のひとりごと その160

        ◇  Rくん その2 今回の「ひとりごと」は、前回の続きとなります。 前回の「ひとりごと」では、小学4年生の「面積」の授業をしっかり理解できるようにRくん用のカリキュラムを組んだこと。そしてお母さまには、Rくんに対するイメージを変える取り組みをするようお願いしました。 約1年間で、1年生の計算領域から4年生前半の計算領域までを消化するのは、Rくんにとっても、お母さまにとっても大変なことが多々ありました。 途中で学習を投げ出しそうになったり、思うようにできなくて癇癪を起こ

        • でき太くん三澤のひとりごと その159

          ◇  R くん 今回の「ひとりごと」では、私が以前学習サポートをさせていただいた「Rくん」について書いてみたいと思います。 このRくんの成長過程には、子どもが自分に自信を持ち、日々主体的に学習できるようになる大切なポイントがあります。 このポイントを会員の皆さんに知っていただき、日々の子育てに活かしていっていただきたいと思っています。 私の教室にRくんが来たのは、Rくんが小学3年生のころでした。 そのとき、Rくんは算数にかなり苦手意識がありました。 算数以外の教科もと

        でき太くん三澤のひとりごと その162

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        記事

          でき太くん三澤のひとりごと その158

          ◇ 夏休みの思い出 その4 さて、今回の「ひとりごと」は、前回の続きとなります。 前回は浜辺で、ボードの上に立つ練習をしていたところで終わりました。 午前中とはいえ、どんどん気温が上がっていく浜辺での練習。 30分ほど練習していると、次第に汗をかいてきました。 そろそろ海に入ってほてった身体を冷やしたいと思っていた頃、 「じゃあ、そろそろ海に入って実践してみようか」ということで、私たちは海に入ることになりました。 てっちゃんは自分のボードを持たず、そのまま海に入りまし

          でき太くん三澤のひとりごと その158

          でき太くん三澤のひとりごと その157

          ◇ 夏休みの思い出 その3 今回のコラムは、夏休みの時期に配信するということもあり、自分がかつて経験した夏休みの出来事について書き始めてみました。 まさか「その3」までいくとは思いませんでした。 いつも長くなってすみません、、、 構想の段階では、1回くらいで終わるかと思っていました。 しかし記憶というものは不思議なもので、書き始めるとそのときに感じたことが次々に引き出されてきます。 自分でも「よくこんなこと覚えているな」と思うほどです。 今回も実際に書いてみないと「そ

          でき太くん三澤のひとりごと その157

          でき太くん三澤のひとりごと その156

          ◇ 夏休みの思い出 その2 前回の「ひとりごと」では、夏休みをダラダラと過ごすことが習慣のようになってしまった私の過去について書いてみました。 今回は、そんな私の夏休みの過ごし方が変わるきっかけになった出来事について書いてみたいと思います。 私は高校1年生の頃から塾でアルバイトを始めていました。 勉強が全くできなかった子が塾でアルバイト。 人は変われば変わるものです。 今日まで紆余曲折はありましたが、私はこの頃からずっと教育に携わってきたのでした。 私の夏休みの過ごし

          でき太くん三澤のひとりごと その156

          でき太くん三澤のひとりごと その155

          ◇ 夏休みの思い出 私には夏休みの楽しい思い出というものがあまりありません。 両親は共働きで忙しく、家族旅行に行ったという記憶もほとんどありません。 終業式のときにクラスメイトが「夏休みは家族で海外旅行に行くんだ!」とか、「千葉の別荘に行くんだ!」というような話をしているのを、いつも羨ましく思っていました。 わが家の記憶に残っている旅行といえば、母方の実家のある仙台に行ったことくらいでしょうか。これは確か私が小学校低学年くらいの時期だったように思います。 私が小学校高

          でき太くん三澤のひとりごと その155

          でき太くん三澤のひとりごと その154

          ◇ 集中力 昔、東京の塾で働いていたころのこと。 中学3年生の生徒が「わからないところがある」といって、質問にきました。 この生徒は数学が実によくできるお子さんで、学校での成績も常に上位でした。 そんな彼でも解けない問題があるのがくやしかったようで、授業の前に質問にきたというわけです。 その問題はかなり難度の高い難関高の過去問でした。解法への糸口がまったく掴めない状況だったようです。 私はそのころから「教えれば教えるほど学習効果はなくなる」と考えていましたので、今回

          でき太くん三澤のひとりごと その154

          でき太くん三澤のひとりごと その153

          ◇ コーチ このコラムを以前から読んでおられる方はご存知かと思いますが、私は昨年から「インディアカ」というスポーツを始めました。 私の仕事は、朝から夕方までずっと机での作業が中心となりますから、意識して体を動かすようにしないと、運動不足となってしまいます。インディアカは、それほど激しい動きを必要とはしませんので、運動不足解消にはちょうど良いスポーツです。 インディアカでは、バトミントンの羽のようなものを使います。 バトミントンは、羽の先にゴムのようなものがついていますが

          でき太くん三澤のひとりごと その153

          でき太くん三澤のひとりごと その152

          ◇ 「選択」 私たちは毎日「選択」をしています。 大きな選択もあれば、小さな選択もあります。 大人も子どもも、毎日「選択」をしています。 この「選択」を自分の目標にむかって、自分の意思で行なっている人は意外と少ないかもしれません。 たとえばある大人が、何かの資格試験に合格することを目標としたとします。 月曜日から日曜日まで学習する時間を設定し、試験日までにすべてのテキストを完璧に習得する計画を立てました。 とある月曜日、残業があり帰宅が遅くなりました。 身体的

          でき太くん三澤のひとりごと その152

          でき太くん三澤のひとりごと その151

          ◇ ルーツ 私が今の仕事をはじめたばかりのころ。 この仕事のノウハウを余すところなく伝えてくれた師匠から教わったことがあります。 それは、子どもには身体的な特徴だけでなく、意識、性格的傾向も遺伝するということです。(もちろん身体的特徴と同様にすべてが遺伝するわけではありません) たとえば、とても頑固な性格で人の言うことを一切聞こうとしないお子さんがいたとします。 一般的にこれは、その子独自の持って生まれた性格であると考えるケースが多いと思います。 確かにそういうケー

          でき太くん三澤のひとりごと その151

          でき太くん三澤のひとりごと その150

          ◇ 6月20日 6月20日。 早朝。 ふと思ったこと。 それは、「でき太くん」を学習しているみなさんのお子さんは、大人でも少し難しいことを日々取り組んでいるということです。 ご存知のように「でき太くん」には先生(教える人)はいません。 ですから、子どもは自分で読んで、自分で考えながら問題を解いていきます。 最初は、少し親御さんの説明が必要なこともあるかもしれませんが、多くのプリントを子どもたちは「自学自習」しています。 だれにも教わらず、自分で学び、自分で新しい知識を

          でき太くん三澤のひとりごと その150

          でき太くん三澤のひとりごと その149

          ◇ 能力開発のポイント さて、私のように20年以上子どもたちの学習をサポートさせていただく仕事をしていると、「能力開発のポイント」がわかってきます。 数多くの成功例、それと同じくらいうまくいかなかった事例。 そうした経験から、少しずつポイントがわかってきました。 まず一番重要なポイントは「継続性」です。 これはお子さんの能力開発や学業の面で成功されているご家庭では、ほぼ100パーセントといってよいくらい共通していることです。ひとつのことを淡々と、土曜日も日曜日も、クリ

          でき太くん三澤のひとりごと その149

          でき太くん三澤のひとりごと その148

          ◇ 問題は私たちを成長させる 先だって、Amazonで売れ筋のある教育評論家の書籍を購入してみました。 早速、その本を読んでみました。 まだすべて読み切ってはいませんが、ちょっと気になることが書かれていました。 「兄弟は比較してはいけない」ということ。 たしかにその通りだと思います。 同じお母さんから生まれていても、ひとり一人生まれ持った資質があり、成長のステップも、ペースも違います。興味があることも、得意なことも違います。 ですから、比較しても意味のないことで

          でき太くん三澤のひとりごと その148

          でき太くん三澤のひとりごと その147

          ◇ サザエさん 私は「でき太くんの算数クラブ」で仕事をするまでは、数年間だけ東京でサラリーマンをしていた時期があります。教育とは全く関係のない業種です。 朝は満員電車に揺られ、四谷3丁目にある仕事場に行き、お昼には気の合う同僚と贅沢なランチを食べる。そして、毎日いかに利益をあげるかだけを考えていました。 四谷3丁目というところは、新宿にも近く「遊び」には事欠かないところです。 芸能事務所や、お台場に引っ越す前のフジテレビも近くにあり、多くの芸能人を見かけました。 普

          でき太くん三澤のひとりごと その147