でき太くんの算数クラブ

『でき太くんの算数クラブ』で算数・数学の学習指導をしています。「でき太」を使って、みん…

でき太くんの算数クラブ

『でき太くんの算数クラブ』で算数・数学の学習指導をしています。「でき太」を使って、みんなが「できる子」になれる世界を実現していきます。「できる!できる!きっとできる!」

マガジン

  • でき太くん三澤のひとりごと

    子育てのこと、学習のこと、人間関係のことなど、日々感じたことなどを、思いつくままに書いています。

  • でき太くんを学習して思うこと。

    親御さんからいただいた感想をもとに、「でき太くんの算数」の体験談を集めてみました。

  • みんなのライブラリー

    「でき太くんの算数」を学習していて、困ったこと、わからないことがあったら、まずは「みんなのライブラリー」を見てみましょう。

  • ぜ・くう WEB

    でき太くんの算数クラブの学習観や、理念、学習指導の内容などを紹介しています。

最近の記事

でき太くん三澤のひとりごと その153

◇ コーチ このコラムを以前から読んでおられる方はご存知かと思いますが、私は昨年から「インディアカ」というスポーツを始めました。 私の仕事は、朝から夕方までずっと机での作業が中心となりますから、意識して体を動かすようにしないと、運動不足となってしまいます。インディアカは、それほど激しい動きを必要とはしませんので、運動不足解消にはちょうど良いスポーツです。 インディアカでは、バトミントンの羽のようなものを使います。 バトミントンは、羽の先にゴムのようなものがついていますが

    • でき太くん三澤のひとりごと その152

      ◇ 「選択」 私たちは毎日「選択」をしています。 大きな選択もあれば、小さな選択もあります。 大人も子どもも、毎日「選択」をしています。 この「選択」を自分の目標にむかって、自分の意思で行なっている人は意外と少ないかもしれません。 たとえばある大人が、何かの資格試験に合格することを目標としたとします。 月曜日から日曜日まで学習する時間を設定し、試験日までにすべてのテキストを完璧に習得する計画を立てました。 とある月曜日、残業があり帰宅が遅くなりました。 身体的

      • でき太くん三澤のひとりごと その151

        ◇ ルーツ 私が今の仕事をはじめたばかりのころ。 この仕事のノウハウを余すところなく伝えてくれた師匠から教わったことがあります。 それは、子どもには身体的な特徴だけでなく、意識、性格的傾向も遺伝するということです。(もちろん身体的特徴と同様にすべてが遺伝するわけではありません) たとえば、とても頑固な性格で人の言うことを一切聞こうとしないお子さんがいたとします。 一般的にこれは、その子独自の持って生まれた性格であると考えるケースが多いと思います。 確かにそういうケー

        • でき太くん三澤のひとりごと その150

          ◇ 6月20日 6月20日。 早朝。 ふと思ったこと。 それは、「でき太くん」を学習しているみなさんのお子さんは、大人でも少し難しいことを日々取り組んでいるということです。 ご存知のように「でき太くん」には先生(教える人)はいません。 ですから、子どもは自分で読んで、自分で考えながら問題を解いていきます。 最初は、少し親御さんの説明が必要なこともあるかもしれませんが、多くのプリントを子どもたちは「自学自習」しています。 だれにも教わらず、自分で学び、自分で新しい知識を

        でき太くん三澤のひとりごと その153

        マガジン

        • でき太くん三澤のひとりごと
          147本
        • でき太くんを学習して思うこと。
          8本
        • みんなのライブラリー
          28本
        • きりんくん
          3本
        • ぜ・くう WEB
          8本

        記事

          でき太くん三澤のひとりごと その149

          ◇ 能力開発のポイント さて、私のように20年以上子どもたちの学習をサポートさせていただく仕事をしていると、「能力開発のポイント」がわかってきます。 数多くの成功例、それと同じくらいうまくいかなかった事例。 そうした経験から、少しずつポイントがわかってきました。 まず一番重要なポイントは「継続性」です。 これはお子さんの能力開発や学業の面で成功されているご家庭では、ほぼ100パーセントといってよいくらい共通していることです。ひとつのことを淡々と、土曜日も日曜日も、クリ

          でき太くん三澤のひとりごと その149

          でき太くん三澤のひとりごと その148

          ◇ 問題は私たちを成長させる 先だって、Amazonで売れ筋のある教育評論家の書籍を購入してみました。 早速、その本を読んでみました。 まだすべて読み切ってはいませんが、ちょっと気になることが書かれていました。 「兄弟は比較してはいけない」ということ。 たしかにその通りだと思います。 同じお母さんから生まれていても、ひとり一人生まれ持った資質があり、成長のステップも、ペースも違います。興味があることも、得意なことも違います。 ですから、比較しても意味のないことで

          でき太くん三澤のひとりごと その148

          でき太くん三澤のひとりごと その147

          ◇ サザエさん 私は「でき太くんの算数クラブ」で仕事をするまでは、数年間だけ東京でサラリーマンをしていた時期があります。教育とは全く関係のない業種です。 朝は満員電車に揺られ、四谷3丁目にある仕事場に行き、お昼には気の合う同僚と贅沢なランチを食べる。そして、毎日いかに利益をあげるかだけを考えていました。 四谷3丁目というところは、新宿にも近く「遊び」には事欠かないところです。 芸能事務所や、お台場に引っ越す前のフジテレビも近くにあり、多くの芸能人を見かけました。 普

          でき太くん三澤のひとりごと その147

          でき太くん三澤のひとりごと その146

          ◇ 音色 私は小学生のころ、勉強は全くといってよいほどできませんでした。 たしか私が小学4年生くらいだったころのこと。 学校の先生に「右」の漢字を正しい書き順で書いてみなさいといわれ、みんなの前で黒板に「右」という漢字を書きました。 すると先生は「はい、違います。やっぱり間違えましたね。書き順が間違っています。これは1年生でも書き順を知っている漢字です。しっかり覚えましょう」と言われました。 その当時の私は「右」を、横線から最初に書いてしまったのでした。 (こういう

          でき太くん三澤のひとりごと その146

          でき太くん三澤のひとりごと その145

          ◇ エノキと経験値 つい先日のこと。 私は買い物を頼まれ、スーパーに行きました。 その頼まれたものの品目に、エノキがありました。 私は東京に住んでいたころ、このエノキがあまり好きではありませんでした。 「白いエノキは人間が食感を味わうために人工的に作るアホな食べ物」 そういう認識しか持っていませんでした。 秋になると友人が居酒屋などで「旬のキノコと鮭のホイル包み焼き」なるものを注文し、その中に入っている白いエノキを美味しそうに食べている姿を見るたびに、「そのキノコ、

          でき太くん三澤のひとりごと その145

          でき太くん三澤のひとりごと その144

          ◇ 失敗を自信へと導く 令和6年5月9日。 もう5月だというのに、今の信州の気温は6度。 明け方には3度になる予報。 暖房がないと、ちょっと厳しい気温です。 この「ひとりごと」を書いている私の部屋では、暖房がついています。 去年の今頃は、もう暖房はつけていなかったと思うのですが、いつになったら、暖房が必要なくなるのか。 たぶん、農業を営んでいる知人の多くが田植えを始めるころになれば、暖房は必要なくなるでしょう。 農業を営んでいる人は、気温の変化をよく調べています。長期の

          でき太くん三澤のひとりごと その144

          でき太くん三澤のひとりごと その143

          ◇ 世のため人のため 今日も実践教室がありました。 今日の実践教室の雰囲気は、自己採点で100点満点中、70点。 自分としては満足のいく雰囲気ではありませんでした。 原因は子どもたちにあるわけではありません。 子どもたちは何も悪くはありません。 すべて原因は私にあります。 教室の雰囲気を左右するのは、その教室で中心となる存在である私です。 ですから、私のモチベーションが下がっていて、それをしっかり調整しきれずに授業に臨めば、それがそのまま教室の雰囲気に影響を与えてしまい

          でき太くん三澤のひとりごと その143

          でき太くん三澤のひとりごと その142

          ◇ あなたは勉強が好きですか? 私は実践教室ではじめて会うお子さんに必ずする質問があります。 それは、「あなたは勉強が好きですか?』という質問です。 私の印象では、この質問に対して「勉強はきらい」と答えるお子さんが多いように感じています。 この質問に答えず、だまったまま俯いて質問に答えられないお子さんもいますが、こういうお子さんもどちらかといえば勉強はきらいなのでしょう。「きらい」とまでは言わないにしても、あまり好きではないというのが本音でしょう。 面接の際に同席し

          でき太くん三澤のひとりごと その142

          でき太くん三澤のひとりごと その141

          ◇ 対象に自分を置きかえてみる ようやく暖かくなってきた信州。 桜も咲き、暖房もようやく必要がなくなってきました。 とはいえ、雨が降ったり、ちょっと曇ったりすれば、まだまだ暖房が必要。完全に暖房が必要なくなるには、あともう少しかかりそうです。 さて、私は仕事柄、教育関連の本で何が今一番売れているのかをよくチェックします。そして、売れている本はできるだけ購入し、読むようにしています。 そうすることで、今、親御さんはどういうことに関心があって、何に悩み、何を知りたいのかを掴

          でき太くん三澤のひとりごと その141

          でき太くん三澤のひとりごと その140

          ◇ 今日のひとりごと 今日も実践教室がありました。 上は中学3年生から、下は小学1年生まで。 幅広い学年の子が、ひとつの教室で学習を進めています。 一般的には学年別、学力別にクラスを分けたりするのでしょうが、でき太の場合、ひとり一人のスタートラインから学習材が構成されているので、学年の違う子がひとつの教室で同時に学習を進めていても全く問題はありません。 ひとり一人に課題があり、ひとり一人が自分の課題を集中して取り組んでいきます。 今日は小学生のお子さんのひとりが、問題

          でき太くん三澤のひとりごと その140

          でき太くん三澤のひとりごと その139

          ◇ きたかぜとたいよう 先日、ベトナムダナン市にある幼稚園園長のフーン先生と、zoomを使ってミーティングをしました。 幼稚園ででき太くんを学習している園児さんの様子などを伺いながら、今後の学習の進め方などについて打ち合わせをしました。(フーン先生との対談動画がHPにアップされております) その際、少し雑談をする時間がありました。 日本語で雑談もできるフーンさんの日本語能力の高さには、いつも本当に驚かされます。 その雑談の中で、一般的なベトナムの小学生の1日の流れに

          でき太くん三澤のひとりごと その139

          でき太くん三澤のひとりごと その138

          ◇ GTR GTRと聞いて、すぐに「あ、日産のスポーツカーのことね」とすぐにわかるお母さまは少ないかもしれません。 私はこのGTRというスポーツカーには乗ったことはないのですが、個人的にはこの車がスポーツカーの中では最速の車なのではないかと思っています。(もちろん、異論のある方はいるかもしれませんが、、、) かれこれ20年くらい前、私は日産の他のスポーツカーである「フェアレディZ」という車に乗っていました。 なぜGTRではなく、フェアレディZという車に乗っていたのかと

          でき太くん三澤のひとりごと その138