望月暁生(アキオ)

東京生まれの人混み嫌い。対象になる日々から抜けたくて結婚しようと18の時から真摯に婚活…

望月暁生(アキオ)

東京生まれの人混み嫌い。対象になる日々から抜けたくて結婚しようと18の時から真摯に婚活。20で出会った相手と21で結婚→対象外な人生を謳歌。子供3人、幸せLife… だが誰かの役に立つようひたすら努める生き方だった事に気づいた2018年。自分の為に生きるLifeを模索中。

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最近の記事

復活してきた最近の話

アルバム本作りをしている印刷会社で働く ご無沙汰しております。アキオです。 年単位で体調を崩していた私ですが、最近ようやく日常生活が普通に送れるようになってまいりました。 慣らし保育ならぬ、慣らし就業で始めた印刷会社でのアルバイト勤務も半年が経ち、外で働きながら暮らすことにも慣れつつあります。 そう、印刷会社! 卒業アルバムなどの本作りをしている工場のCTP部門で働き始めたのです。 版になるデータを作る作業はDTPですが、そのあとの印刷オペレート作業がCTPな感じで。私

    • 無気の夢

       かつて世界は美しく、青と緑の天地が広がっていた。その時代を生きぬいた最後の人々は、沈みゆく世界とともに多くの命と文明を失ったが、神が与えた花光の片鱗を身に取り込んだ者だけは生き残る。水中で生きるために必要な進化の基盤を子孫に引き継ぐことで、どうにか命の連鎖を紡いでいた。  今や世界の全ては深い海の底。僅かに残る陸地は濃厚な毒素が漂う〝死地〟となり果てた。水の星と呼ばれるに相応しい、色濃い水に満たされた世界となっている。  海の底に自然光が届くことは無く、昼でも暗闇が支配す

      • 崩壊の夢

         いつもは慎重派で腰が重く、優柔不断だとか言われている大臣が、この時ばかりは迅速だった。それこそ、決断が早すぎるという珍しい批判があがるほど。大多数の家臣はもう少し様子を見て判断すべきではと提案した。しかし大臣は答える。 「此度の事案は見逃せない。いつものようにしていては国が滅びてしまうのだ。どうやっても隣国との戦争は避けなければならない。そのためには春日の山を取られるわけにはいかない。もしも彼の地が寝返れば、我が国はひとたまりも無い。一刻を争う事態なのだ」と。  そうし

        • 幻想の夢

           物語の舞台となるのは、大樹の幹や根の中にある魔樹学校。ソファーやベッドが生きているかのように喋ったり動いたりできる、精霊の国みたいな世界観だ。暗くて古めかしい反面、幻想的で美しいその世界には、魔法のような精霊エネルギーを使える人がいて、魔樹と呼ばれる大樹はそのために(能力を開花させた年少者が集って制御方法を学ぶために)ある学校であった。  校内における主人公二人の立場は対照的で、旧家と新興貴族のような派閥格差による隔たりがあり、まるで敵対関係にあるかのようにいがみ合っている

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        • 夢日記
          8本
        • エッセイ
          3本
        • 自分史の種
          3本

        記事

          復讐の夢

           とあるホテルで紳士が悪人に殺され、運び出されていたことを後に知り、それぞれ復讐のために犯人を殺しにいく若い女性や老婆の物語。  軽犯罪で収容されていた若い女性は、監獄から脱出する。その際、それに巻き込まれる形で(手違いで)高温の檻に閉じ込められた囚人が二人。彼女たちは身体が内側から溶けて苦しみながら死んでいった。  障害があって耳が聞こえない女性だが、なぞの方向感知能力があるらしく、大海原を泳ぎ続けて自力で他国までたどり着き、悪人を殺そうとした。衝動的で短絡的なそれは

          夢が見せる物語の記録

           夢のなかで夢だと自覚して身を任せながら見る夢と、夢だと気付かないまま体感するように見る夢と、起きた瞬間に忘れてしまった夢と。  リアルで生々しい感覚のもの、物語を読んでいるような他人感覚のもの、ビデオカメラで追っているような映像体験型のもの……脳が見せるビジュアルは様々だ。  せっかくなので面白いものや記憶に残っているものだけでもと、メモするようになったのは最近になってからのこと。  書いてみると、一日に複数の短い物語(夢)をみることもあれば、映画のように長い長い物

          夢が見せる物語の記録

          陰謀の夢

           山間にある小国は、麗しき女王の治める国。数年の停戦を経てようやく戦争を終わらせ、敵国と不可侵条約を締結させたばかり。  有名な「砦の戦い」では多くの仲間・家族が生き埋めのようにして死んでいった。そこで生き残ったのは私と妹だけ……だが、失ったものを嘆いても始まらない。守れた命を大切にして、戦ったことを誇りに思おう。これから自分たちは中央の土地を離れ、地方の復興に貢献しながら、2人で生きていくのだ。  半動物の姿になって、久しぶりに冬の川辺で遊んでいた。薄氷をよけて森の奥

          司祭の夢

          「……あなたがフランネル輔祭?」  シャルティーは密かに驚いた。女性の聖職者は非常に珍しく、それゆえに中央で重用されることが多い。まさかこんな地方に派遣されてくるとは考えもしなかったのである。 「はい。カーター地方の教区より参りました。フランネル・マリーローズと申します。司祭のシャルティー様とお見受けいたします……あの、なにか私に問題がございますでしょうか。もし力不足ということであれば、代わりの者を手配いたしますが、こう見えて私は頑丈でして、僭越ながら体力面でご迷

          自分はとても小さくて、世の中には序列と性差があることを知る(1991年・5歳)

          自分が「女」だということを、初めて意識したのはいつのことだっただろうか。 読み終えた雑誌を片手に、ふと考えてみた。そして「やっぱりあの時が最初かなぁ」と思い出したのは、保育園児の時のことである。 4歳くらいの頃、年中組のなかでスカート捲りが流行っていた。 めくられる対象になると分かっていても、自分はスカートが履きたかった。なのでスカートをめくられても騒ぐことなく無視してやりすごすことを選んだ――その時のことを。 めくって叫ばれたり怒られたりしながら追いかけられて走

          自分はとても小さくて、世の中には序列と性差があることを知る(1991年・5歳)

          思い出しては振り返る、忘れられない昔のことを。

          残していこうと思うのです。 膨大だけど少しづつ、書き留めていこうと思うのです。 これまでの選択や生き方に、後悔なんて一つもないけれど 「どうしてだろう?」とは思う。 なぜ、事件は起こるのかどうして自分だったのか、どうしてあんな奴らが存在してるのか・・・ そもそも何が原因で、どうすれば問題が消え、なにをしたら子供たちを守れるのだろう・・・ 子供だった人々を、応援することができるのだろう・・・ そういうことを考える。 なぜ、自分は生きるのか生き残ったからには生きていかなけれ

          思い出しては振り返る、忘れられない昔のことを。

          例えば今ここで死ぬとして、何の未練も無いのなら……それはそれで良いのでは? 今日まで頑張って生きてきて、よくやった!と己を褒めて、お疲れ様と労わって。 もう頑張らなくていいんだよと、終わらせる事も一つの救いなのではないか? そう考えて悩むなら…… もう少しだけ、生きてみる。

          例えば今ここで死ぬとして、何の未練も無いのなら……それはそれで良いのでは? 今日まで頑張って生きてきて、よくやった!と己を褒めて、お疲れ様と労わって。 もう頑張らなくていいんだよと、終わらせる事も一つの救いなのではないか? そう考えて悩むなら…… もう少しだけ、生きてみる。

          逃げないで、伝えていく

          今日、とても残念なことがあった。 ……と、普通の人なら思うかもしれない小さな事件があった。 だけど僕は僕らしくあるために、いつもなら言わない余計な言葉を代表の方に話してみた。 今までのように〝伝える努力〟を最初から放棄して、無難な対応に逃げたりせず……思い切って〝本気の本音〟を話してみたのだ。 その結果どうなったかというと…… 最初の呼び止めの時には、戸惑ったような、なにかを恐れるようや表情をされた。 きっと〝なんだなんだ?!〟〝うわー、クレーマーかも…〟とか思われ

          逃げないで、伝えていく

          僕と午後ティーと、僕の人生

          『1986年生まれであること』 実は僕はこれが密かに自慢だったりする。 本当に、こっそりと思っていたことなので、誰にも本気で話したことはない。 しかし、今こそ伝えるべきだと感じたので話しておく。 僕は、午後ティーと同い年なのだ!! 「だからどうした?」と言われるかもしれない。「そうなんだ〜」と流されるかもしれない。 なので僕は今まで我が子に、それも冗談のようにしか話したことがない。 なぜなら、CMなどに採用されているイメージガールな松浦亜弥さんこと『あややと同い年

          僕と午後ティーと、僕の人生

          作品に込められている〝思い〟について

          自分がいつも趣味で書いている物語には、 己の過去の出来事や、理想や希望が投影されていると思う…… そんな込められている〝思い〟のような、 ほろ苦い思い出のような昔の記憶について。 振り返りながら考えてみたので覚え書き。  そもそも理由は分からないけれど、自分は幼少期の頃から性被害?に合うことが多かったように思います。  大人達からしたら酒の席でのお茶目?な行為だったのかもしれませんが、当時の私は傷付きましたし、恥ずかしくて屈辱でした(下着を脱がされた3〜4歳の頃)。

          作品に込められている〝思い〟について

          やりたいコトと、やれるコト。

          たくさん読んで たくさん聞いて たくさん眺めて その奥に広がる世界や隠された心を 空想したり、想像したり…… 自分の中に降り積もった言葉や情景を、文として紡ぐこと、物語に落とし込むことが好きです。 できるか否かではなくて、 やりたいか否かで言うならば…… 出来ないけどやりたいコト #夢 #2018年10月

          やりたいコトと、やれるコト。