【感じて繋がる】

千と千尋の神隠し「カオナシ」。
カオナシは、人の中にある承認欲求を表現されているのではないかなぁと感じた時がありました。
カオナシは、千尋が欲しそうな物を差し出して喜んでもらえた時、自分が承認されたような感覚に中毒になって、もっともっと認められたい、と行動がエスカレートしていきいく。
相手の望む自分になり自分がなくなっていく。
千尋が受け取らなかった場合、怒り狂い、当然のごとく千尋を批判し攻撃する。
どんどん傲慢になっていく。
そして、カオナシは自分がカオナシだと気付いてなくて、承認欲求の奴隷になっていく。
自分が自分の足を引っ張っていく。
わたしはどうかな？
人をコントロールすることにエネルギーを使っていないかな？
自分がした親切を人が受け取らなかった時、批判的にならないかな？
自分自身も相手も批判せずに、感情を味わっているかな？
感情をコントロールするというのは＝感情を抑えることではないから、感じたことをないことにした瞬間から、違う自分がつくられて、それが自分自身の人生を望まないカタチにしてしまうんだなぁと、感じました。
本当に感じていることをそのまま感じるって自分自身でいるためにとても大切。
『感じること』は学校では教わらないから、ほとんどの人が使われることがなく大人になっています。
これからの教育は、知識伝達型ではなく、相手を理解しようとする「感じて繋がる」知覚技能が大切だと思うのです。
人がもともと持っている技能ですが、でもほとんどの人が眠りについてしまっている技能で、この技能の開発が鍵だと。
感じる技能を再び向上させたら、人生は回復されていくんだと、そう思うのです。

☘【自己紹介】
仲宗根 晶(なかそね あき)
AMI国際モンテッソーリ教師
教育に携わるすべての人の理解者でありたいと思っています。モンテッソーリ教育と意識の教育プログラムavatar®︎が好きです。わたしの人生の価値ある喜びは「子どもの真の理解者を増やし大人と子どもの世界の橋渡しをする」こと。

☘【モンテッソーリ教育との出会い】
今は亡き祖母が「モンテッソーリ子どもの家」を１から立ち上げた歴史があり、私もその想いを継ぐためAMI国際モンテッソーリ教師のディプロマを取得致しました。
創立者であるマリア・モンテッソーリの、子どもの発達段階を科学的に分析した理論を知ってからは、子どもの行動の意味「子どもがなぜそうするのか」や「どうしたいのか」が手に取るように分かり、保育の質がずいぶんと変わりました。
マリア・モンテッソーリの「平和は子どもからはじまる」という言葉に20歳の時の私はインスパイアされました。

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☘【仲宗根 晶❄︎ホームページ】
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