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#14「な行」が言えないだけで人気者になった話


わたしは滑舌がかなり悪い。

特に「な行」が致命的だ。

わたしが「なにぬねの」といっても
周りには「にゃににゅにぇにょ」に聞こえるらしい笑


自分の滑舌が悪いという認識をし始めたのは
小学5年生の時だった。

地域の選抜チームで練習してた時に
年上の小学6年生がいじってきたのだ。

そこから滑舌悪いのが広まったのか
気づいたら色んな人にいじられるようになった

幸い、私は鈍感でM気質だったからか
みんなにいじられることに不快感はなく
笑顔で一緒に楽しめていたのだが
私じゃなかったら不快感がすごかったかもしれない。

と、いま客観的に振り返ると思う。笑

そのぐらいいじられていた。


サッカーを続けていたことも
理由の一つかもしれないが
中学、高校、大学と進学してもその環境は変わらなかった。

正直、不快な思いを全くしなかったのか
と聞かれるとそうではないし

滑舌いじられすぎて
会話が進まなすぎてめんどくさい、と思ったこともあった。(どれだけ滑舌悪いんだって話)


歳を重ねていくにつれて
そんな思いは強くなり、滑舌悪いことが
本当に嫌だった。


そんな時に大学4年生の先輩が
こんな画像を送ってきた。

「な行」言えないだけで
こんな人気者になれるんだぜ?
世の中ちょろすぎ。



またいじられた!と思ったけど
すごく嬉しい気持ちになった。

振り返ってみると嫌な時もあったけど
「な行」が言えないだけでみんなが寄ってきて
友達作りに困ったことがなかった。

私が「な行」を使うと誰かがいじって
みんながすごく笑顔になる

これといったものがない私だけど
話すだけで
周りの仲間を笑顔にできるって最高だよね!

そう思うと、
一気にポジティブになれて
嫌な気持ちがなくなった!

自分にとってコンプレックスだと思っていることも見方を変えると魅力的なものなんだよね。


もし私が滑舌がわるくなかったら
きっと仲良くなれなかった人も多かった気がする

「な行」が言えないだけで
たくさんの人と仲良くなれた。
やっぱり世の中ちょろすぎだ。笑


滑舌悪いの最高!!!

滑舌悪くてありがとう。

いじってくれたみんなありがとう。

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