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昭和の時代の本屋さんは月刊誌の配達と引取をしてくれる仕組みがあった話。

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婦人画報2020年8月号をジャケ買いした。

https://www.instagram.com/p/CCxDlppA29z/?igshid=c3v0qbbh31ka

表紙の中野大輔さんの日本画がとても美しかったので思わずジャケ買い、その後、デジタル版をダウンロードしていま読んでいる。

しかし、
なぜか本の内容が頭に入ってこない。何故だろうと理由を探ってみたら、私の子供の頃の懐かしい思い出が強すぎて、それで心がいっぱいいっぱいになっていることに気が付いた。取り敢えずこの思い出を外に出さないと、本の内容が私の中に入ってこないので、、、。


昭和の時代の本屋さんは月刊誌の配達と引取をしてくれる仕組みがあった話。

私が幼稚園から小学校にあがる頃の話なので記憶が曖昧な所もあるのですが、、、。


「本屋です」
澄んだ通る声とともに、祖父母と両親と私と妹という6人家族のもとに、毎月決まった時期が来ると玄関にそっと本が積まれる。

家族めいめいが好みの月刊誌を電話注文しておくと本屋さんが配達してくれて、
読み終わった月刊誌を玄関に積んでおくと、1週間か10日ほどかそれなりの時期になると本屋さんがそっと引取にきてくれる。

昭和の時代の本屋さんにはそのような仕組みがあった。

「本屋です」
その声が聞こえたら、私はもう一目散に玄関に行き、お目当の「小学一年生」を手に取りワクワクしながら広げる幼稚園児だった。複数年「小学1年生」を読むものだから、この子はいったい幾つなんだろう?と本屋さんには不思議に思われていたに違いない。
そして、飽きてくると次に家族の注文した本をコッソリと広げてみる。母は決まって「婦人画報」だった。
今のようにカラー写真がたくさん掲載されていた訳ではないけれど、私は大人の本の美しい品格のある写真に密かに憧れていた。
きっと、当時20代〜30代の母のバイブルだったに違いない。


そんな母に、
婦人画報2020年8月号を購入したよ!と話をすると、
婦人画報?懐かしいね!
綺麗な本が手に入って良かったね、今は本屋さんに行くと写真が美しいものばかり、よいものを沢山見て勉強してください。
とメール返信してくれた。


さて、
ここに書いてスッキリしたので続きを読むことにします(笑)



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