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今までしてきたこと、これからしたいこと

イラストレーター、グラフィックデザイナーとして

子供や動物がモチーフのイラストを描くことが多く、ポスターや書籍の表紙イラストからカットまで(大きいものから小さなものまで)描きます。
また、グラフィックデザインもしますので、イラストを入れ込んだ表紙全体のデザイン、お店のパンフレットやショップカード、パッケージデザイン、小さなものでは名刺のデザインもしてきました。

★絵本・物語の挿絵

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フランス人の児童文学作家 Stéphanie Demasse-Pottier との企画で描いたイラスト。Bleu(青)をテーマにした、男の子の淡い初恋が描かれた詩のような物語なので、現実と空想の境を曖昧にした表現を多く用いました。青とオレンジの2色を基調+モノトーンで構成。

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宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の挿絵(上から「 星祭の夜 / 銀河鉄道の地図 / 鳥獲り」)。宮沢賢治は好きな作家の一人で、度々作品のイメージイラストを描いています。
作品をよく読み込んで、咀嚼し、ある程度の時間を経た後にぼんやりと浮かんで来るイメージを捉えて形にします。自分の中を一度通っているので、やはり自分のカラーが前面に出た宮沢賢治になっている気がします(それが良いか悪いかは分かりませんが、、)。

★子供用学習教材

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学研の高校入試シリーズ「作文完全攻略」。
カバーデザイン(+表紙イラスト)と、中のイラスト数十点描かせて頂きました。以前は表紙と中のイラストのみでしたが、カバーデザインも全て担当させて頂き歓喜の一冊。

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学研の夏休みドリル《英語・数学》の表紙イラスト。
季節感があって目を引き、楽しくワクワクするもの、ということで、夏らしさも出しつつ、寒い所に住む動物達を登場させて、ファンタジーも混ぜてみました。

★ポスター・パンフレット・ショップカード

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「鳥たちの島を守ろう:Daumesnil湖にコンクリートのプールは要らない」
パリ市が計画していた、Vincenneの森のDaumesnil湖へのプール建設反対のポスター。よく散歩している馴染みのある場所なので、プール建設計画を聞いて、何かせずには居られずに作りました。
湖には孔雀や白鳥、雁やカモ、その他様々な水鳥や小鳥たちが住んでいて、たくさんの人が散歩したり、ピクニックしたり、のんびりと過ごす憩いの場になっています。
モチーフの水鳥はPoule d'eau(水の鶏という意味、和名はバン)。コンクリートのグレーと水鳥の黒と赤をメインに、すっきりとまとめました。

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別府駅構内の土産物や飲食店の入ったスペース「B-passage」のフロアガイド。表紙は別府駅を出てすぐにある銅像がモチーフ。Passageというフランス語の響きから、フランスのトリコロールカラーをベースに全体をデザイン。表紙を切り取るとハガキになっていて、旅先から出せるというアイデアも入れ込みました。

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1階はカフェ、2階はヨガやイベントを行うスペースを持つお店のパンフレット。カフェのコンセプトがパッと見た雰囲気からも伝わるように、配色やフォント、写真等を慎重に選び、盛りだくさんな内容を詰め込みました。

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別府市内にある観葉植物のレンタル・リース屋さん。DMと名刺。当時、イラストをパターン(模様)化するのがマイブームで、店主さんが自由に任せてくださったのを良いことに、のびのび遊ばせて頂いたデザイン。
自然や植物にちなんだアイコンと、黒を効かせてパキッとした色合いで、活動的な店主さんの雰囲気にも合わせました。
自宅にポスターとして飾る程気に入ってくださって、オリジナルTシャツ(ハルキエンTシャツ)を作ったのち、果ては店舗用トラックまでこのパターン(模様)に。作り手冥利に尽きます。

★パッケージデザイン

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別府市にある焼き菓子屋さん「おひさま 道」のパッケージデザイン。箱はとことんオリジナルになるよう、実際に箱に入る詰め合わせのお菓子をモチーフとしたパターン(模様)にし、色合いとリズムで店主さんの朗らかな人柄も表現してみました。箱の外側には帯とリボンが付きます(写真は箱のみ)。

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別府のざぼん漬けの老舗、三味ざぼん店。
パッケージデザイン《外箱・帯・個包装・シール・カード》を全て担当させて頂きました。このデザインを元にのぼりも大小作り、店の前と、商品の傍に置いています。素材を生かしたシンプルで上品な、老舗のお菓子をそのまま体現したデザインになりました。後日、販売数がグンとアップしたとのこと、店主さんご夫婦と一緒に喜びました。

★オリジナルグッズ

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別府で出会うものをあつめた【別府模様】をモチーフに、温のまち別府ならではの手ぬぐいを作りました。基本的に1色50枚で、次の色へ。黄緑(かぼす)から始まり、オレンジ(ざぼん)→ピンク(さくら)→ミントブルー(ラムネ)・薄紫(すみれ)→紺→黄色(たんぽぽ)・グレー(ねずみ)→こげ茶・緑(若葉)で一旦終了。新色が出る度にチェックしてリピートしてくれるお客さんも。再販したものもあるし、ざっと数えても10色×50枚=500枚以上はお客さんの手に渡っていることになります。

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大好きな別府の街を、移住後2年半経った2013年秋に、一冊の本にまとめました。写真、イラスト、文章、トータルでひとつの作品を作るのは、とてもわくわくして楽しかったです。

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日本語学習者を対象とした、マニアックなひらがな一覧表。カタカナもあります。パリ・ジュンク堂書店にて販売中(1枚12ユーロ)。A3サイズ。
よくある子供向けの名詞が主なひらがな表とは一味違う、ひとつの文字から日本にまつわる色々な話が広がるような言葉を選び、イラストと組み合わせました。時間がかかったけれど、一つ一つの文字に愛着のある一覧表です。

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フランス柄、キツネ柄、その他いろいろなスマホ用ケース。

以上がこれまで手がけてきた仕事や、自分で発案・制作・販売を行ってきたオリジナルグッズの抜粋です。ここで紹介したものは、どれもクライアントさんと意思疎通が上手く行き、ワクワク楽しみながら出来た、自分でも気に入っているものばかりなので、自分のカラーも良く出ているのではないかと思います。ここで気に入って頂けるものがあれば、お仕事を頂いても想像されるものと大きく外れることはないはずです。

Webサイトにて、紹介しきれなかったその他の仕事や活動についても掲載しています。よろしければ是非ご覧ください。
http://akikohirota.com/


お仕事のご依頼

まずはEmail にてお問い合わせください。info@akikohirota.com
その際、ご依頼内容(使用媒体、使用期間)とサイズ・点数・スケジュール・ご予算をお知らせください。
通常 約2日(土日を除く)の内にお返事します。基本的にやり取りはメールまたはスカイプ等で、また、納品はデータが主ですが、名刺やフライヤーなどの場合、印刷発注まで対応も出来ます(印刷代・発注手数料別途)。

これからしたいこと

せっかくパリにいるので、パリで頑張る日本人パティシエのお店のパッケージデザインがしてみたいとか、フランスという国を知るにつれて、「可愛い・オシャレ」だけじゃないフランスの面白い所や、興味深いフランスの歴史なども個人的にハマりつつあるので、自分のイラストやデザインを通して、少しずつ日本の人に紹介して行きたいなと思っています。



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