Ann

40歳女性。30歳で結婚。35歳で離婚。38歳で再婚・国際結婚。アメリカで不妊治療中。

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最近の記事

4回目の体外受精へ ドクター面談

ドクター「採卵レシピはできている」 3回の体外受精ともに採卵から移植に進めず、 卵子提供をクリニックからすすめられましたが、 もう一度自己卵子でトライしたいと伝え、ドクターとの面会に臨みました。 事前に意向を伝えていたことで、 ドクターは「わかったわかった、できる限りやってみよう」 というところから会話がスタートしました。 3回目の採卵の結果が19個と結果が良かったので、 3回目にトライしたレトロゾール(子宮内膜症を抑制)、 テストステロン、デキサメタゾンなどの薬が効いて

    • 卵子提供という選択肢

      3回の体外受精で移植に至るまでの胚が育ちませんでした。 そして、これまでは過去をまとめて書いていましたが、 ようやくこのNoteが現実のタイムラインに近づいてきました。 3回の体外受精失敗→次どうする? 3回目の採卵の後、 生理が来たタイミングでクリニックへ連絡する必要があったので、 いつも通りメッセージで連絡をしました。 すると、クリニックからは、 「また採卵するならば▲日にNuvaring(避妊リング)を入れて」と 言われました。 ただ闇雲に次のサイクルに進んでいい

      • 体外受精3回目 ”不安”いっぱいの末の結果

        この記事は、3回目が終わって少し落ち着いてから、 当時を振り返って書いているのですが、 書いていて”不安”というワードが驚くほどいっぱい出てきました。 体重増加と夜間頻尿 今回のサイクルでは、過去2回よりも薬の種類が増えて 長期にかけてとっていたせいなのか、 排卵誘発ホルモンを打つ頃には体重が増加、 しかも1日で1キロ以上増えるような急激な増加です。 過去は採卵間近に体重増加がやってきたのに比べて、 だいぶ早い段階での体重増加に、ただ単に太ったのか、何なのか、 色々考えて

        • アメリカならでは? 体外受精の薬を揃えるコツや苦労

          2回の体外受精のための採卵をしたものの、移植まで進まず、 3回目の体外受精は2023年11月からサイクルが始まり、 2024年1月に採卵を実施するというスケジュールとなりました。 自己負担の節約ー保険のout-of-pocketの考え方 体外受精に必要な様々な注射は、保険で一部カバーされるものの、 種類も量も多いのでなかなかの出費になります。 そこで、私はなるべく12月のうちに薬を入手しようとしました。 というのも、アメリカの保険にはout-of-pocketという考え方

        4回目の体外受精へ ドクター面談

          体外受精3回目 薬の種類&量アップ

          2回の体外受精でいずれも移植にまで辿り着けず。 ドクターとの面談を通じて、3回目の体外受精=まずは採卵へと 臨むことにしました。 1回目と2回目のレビュー まず、2回目の採卵で7個の卵子が取れたのですが、 超音波検査で卵胞は17個見えており、7個の卵子という結果には クリニック側も落胆した、という事実でした。 とはいえ、1回目の時は胚に育たなかったのが、 2回目は薬もよく反応して胚に育ったものの、 グレードがCマイナスだったため、 着床前診断の検査の要件(BまたはC)に到

          体外受精3回目 薬の種類&量アップ

          体外受精2回目の採卵 義母からの衝撃的な言葉

          採卵前夜 眠れない 採卵も2回目となると、手順もわかっていて、 最初の時のようなドギマギはなかったものの、 前日の夜は心がモヤモヤしてなかなか眠れませんでした。 前回の記事で書いたように、 倒産が決まった薬局がなかなか処方薬を出してくれないことと、 それに対する対応をめぐって夫と喧嘩になったこと、 加えて、当日の朝にヒビクレンズでシャワーしなければいけない、 という夫の”数少ない”プロトコルを本人が理解してないことに イライラしたり。。 目が覚めても、アポ前4時間から水も飲

          体外受精2回目の採卵 義母からの衝撃的な言葉

          体外受精 2回目 〜鍼治療始めてみました

          初めての体外受精は受精卵が良好な胚にまで育たず、 2回目のトライ前に血液検査で引っかかってしまったところまでを 前回の記事に書きました。 血液検査クリア 2023年9月にアメリカの血液学の先生に診察を受け、 改めて血液検査をしてもらったところ、 正常値が出て、日本での検査結果は、直前の体外受精の ホルモンの影響だろう、とのことでした。 休職 仕事もだいぶ落ち着き、9月はほぼ業務の引き継ぎで定時勤務、 10月からは完全にオフ、専業主婦生活が始まりました。 仕事のことにつ

          体外受精 2回目 〜鍼治療始めてみました

          採卵の結果とひと騒動

          採卵の翌日、受精結果が電話で伝えられます。 7個採卵できたうち、5個が成熟卵で4個が受精卵となりました。 その後、6日後に再度連絡が来まして、 ”残念ながら、4個の受精卵はDAY3で成長が止まってしまった” とのことでした。 今、振り返ると、かなり詰めたスケジュールだったので 卵子の状態も良くなかったのかなと反省しています。 (反省、という言葉よくないかもしれないですけど) こちらの記事で、採卵までのスケジュールを記しましたが、 合間で実は、こんなこと(太字)がありました。

          採卵の結果とひと騒動

          体外受精 採卵と採精

          約3週間、ホルモン注射を続けて、 複数回の超音波検査と血液検査を経て、採卵の日が決まりました。 採卵の日は2日前に指示されます。 トリガーショットとなるOvidrelとLupronを指定の時間に打つように、 そして、それまで飲んでいたサプリも CoQ10、Omega 3、ビタミンCは服用中止との指示が来ました。 ここで意外と難しかったのが、”採精”です。 採卵の日に、クリニックで行うのですが、 元気な精子は2~5日以内のフレッシュさがいいと言われているので、 さて、いつが採

          体外受精 採卵と採精

          体外受精 採卵までのSTEP②~避妊リングと注射の種類

          体外受精が決まったら、 クリニックから詳細なカレンダーとプロトコルが渡されます。 今回は、そのカレンダーとプロトコル、実際の通院記録についてです。 3月5日 生理開始でクリニックへ連絡 3月8日 Nuvaring(避妊リング)開始 3月28日 Nuvaring外す 3月31日 生理開始 4月2日 Nuvaring開始 4月22日 Nuvaring入れ替え 4月24日 Omnitrope(成長ホルモンの注射)毎朝 投与開始 4月29日 Nuvaring外す&超音波検査と血液検

          体外受精 採卵までのSTEP②~避妊リングと注射の種類

          体外受精 採卵までのSTEP①~薬局の注意点

          初クリニックアポが2022年12月初旬、 その後生理周期に合わせた検査を経て、 2023年1月末にドクターとの検査結果を受けた所見面談。 体外受精をすぐ決断しましたが、 「3~5月のサイクルね」と告げられ、ちょっと面喰いました。 他のクリニックの進み具合がわかりませんが、 初アポ取りに1か月ちょっと 検査に1か月ちょっと 体外受精スタートに1か月ちょっと とそれぞれのステップごとに待ち時間があることは 年齢を重ねてくると焦りがつのるものです。 さて、体外受精が決まってからの

          体外受精 採卵までのSTEP①~薬局の注意点

          HSG(子宮卵管造影検査)と初期検査結果〜体外受精へ

          今日は、検査の中でも心理的&物理的ハードルがあるHSG、 初期検査を諸々終えてドクターと面談した時のことを書こうと思います。 HSGは、痛いと聞くのでかなり緊張しました。 検査の前から痛み止めを飲む時点から”絶対痛いじゃん…”と。 私がこれまで経験した婦人科系の検査や手術の痛さランキングだと こんな感じです↓(とても個人的感想ですが) 1位 子宮内膜ポリープ切除の内視鏡手術のため、    前日から子宮口を広げるためのタンポンのようなものを入れる。    ”広げられる”とい

          HSG(子宮卵管造影検査)と初期検査結果〜体外受精へ

          血液検査〜アメリカの医療分業制

          さまざまな検査について一つ前の記事で書きましたが、 さらに、追加の血液検査があったことをこちらに記したいと思います。 前回記載した検査内容は、不妊治療クリニックで受けたのですが、 血液検査は、提携の検査専門機関で受けます。 ここでも、in-networkであることが 保険適用を受けるために大事になってきます。 私はLabcorpというところで検査を受けました。 Labcorpは近所だけでも複数箇所あり、 検査のアポは自分でオンラインで取るのですが、 日本での医療サービスに

          血液検査〜アメリカの医療分業制

          不妊治療開始 検査とサプリ

          最初のクリニックのアポは、主にクリニックの説明がメイン。 この後、さまざまな検査を受けてください、 サプリを飲み始めてください、と指示が出るのですが、 それがかなりシステマチックで系統だっていました。 生理1日目にクリニックへ連絡し、2日目または3日目に血液検査、 7日目までの間に超音波検査をする。 クロミッドを生理5日目から9日目まで飲み、 10日目に血液検査を受ける。 クロミッドチャレンジ=卵巣予備機能を測るテスト HSG(子宮卵管造営)を生理4日目〜10日目の間に

          不妊治療開始 検査とサプリ

          初クリニックinアメリカ

          2022年8月、再婚してすぐ、クリニックへ通うことに決めました。 私=39歳、夫=51歳の年齢考えても クリニック直行に迷いはありませんでした。 私は、夫と婚活アプリで知り合ったのですが、 出会って割とすぐに、私は子供が欲しいこと、 でも年齢を考えると容易ではないこと、など包み隠さずに話しました。 「こういうこと言うと相手にひかれるかも」と いう考えもよぎりましたが、 「それでひかれるならそれまでの縁」と割り切って、 自分の求めていることに素直になる、 そんな勇気も婚活は必

          初クリニックinアメリカ

          不妊治療Noteを始めるきっかけ

          私は、現在、アメリカで不妊治療をしている40歳です。 不妊治療に加えて慣れない土地、習慣、医療制度で四苦八苦しているときに Google検索すると、実に多くの方が海外でも不妊治療を受けていることに 驚きを覚え、かつ、とても心強く感じました。 人それぞれ、年齢も体質も、住んでいる場所も違うけれど、 共感できること、 あるいは、 そんなこともあるんだ!と驚くこと、 翻って、何かプラスの気持ちになれることがあればと思って 私の経験をシェアしていこうと思います。 具体的な治療のお

          不妊治療Noteを始めるきっかけ