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4回目の体外受精へ ドクター面談

ドクター「採卵レシピはできている」

3回の体外受精ともに採卵から移植に進めず、
卵子提供をクリニックからすすめられましたが、
もう一度自己卵子でトライしたいと伝え、ドクターとの面会に臨みました。
事前に意向を伝えていたことで、
ドクターは「わかったわかった、できる限りやってみよう」
というところから会話がスタートしました。

3回目の採卵の結果が19個と結果が良かったので、
3回目にトライしたレトロゾール(子宮内膜症を抑制)、
テストステロン、デキサメタゾンなどの薬が効いている、
ゴナールFの使用量も適正量がわかってきた、
「採卵のためのフォーミュラはわかっている」とのことでした。
※フォーミュラ=方程式、ですが、感覚的にレシピかなと

3回目の培養士メモには、精子の状態が良くない、
と書かれていたので、夫もアナストロゾールを服用することになりました。

一方、2回目は培養士メモに、卵子の質が悪い、とありました。
2回目の採卵前1か月は休職期間に入り、
身体を休めていたと思っていたのですが、
やはり卵子の質は数か月単位なんだなぁと実感しました。

採卵は2か月半後にスケジュールされ、
気長に少しでも健康な体質になるよう努めていこう、と
夫とも話し合いました。

エピジェネティクスという考え方
ドクター「人類、皆ホモサピエンス」

それでも、やはりドクターからは
「卵子提供も考えてみて。かなりの確率でお母さんにしてあげられる」
と言われました。
卵子提供を躊躇している理由は、自分でもうまく説明できず、
ドクターには特に話していませんが、興味深かった話がありました。
他人の卵子といっても、育てていくことで
子供は親の影響を受けていくものだ、というものでした。
そして、最終的には
「人類は、皆たどれば祖先は同じホモサピエンスなんだから
 ワハハハ」
と豪快に笑ってドクターとの面談は終わりました。
陽気な豪快な先生です。

レトロゾール開始+漢方

こうして、まずは5週間のレトロゾール服用から始まりました。
1日2錠の薬を飲むだけなので、注射と比べると格段に楽。
加えて、これまで一時ストップしていた漢方も始めました。
不妊治療クリニックに最初に漢方を併用していいか聞いたときは、
漢方の効果影響がよくわからないからやめてほしい、
と言われて一時やめていました。
しかし、今回は最後のチャンス(決めたわけではないですが)
できることは何でもやりたい、と思って自己判断で始めました。

というのも、昔、原因不明の蕁麻疹が出たときに、
あちこち病院に行って色々な薬を試してもダメ、
最終的に漢方も処方してくれる先生に診てもらったところ、
「桂枝茯苓丸ヨクイニン」をすすめられ、
2~3か月服用するとすっかりよくなり、
以降体質改善されて蕁麻疹がおさまった経験があります。
このとき、先生に「婦人科系も困ったことない?」と聞かれ、
当時は何も悩んでいなかった20代で、
「いえ、別に」と返事したのですが、
どうもこのときのことが頭にひっかかっており、
30代に入って子宮内膜ポリープ、HPV陽性、など
婦人科の不調は増えてきていたのも関係があるのかな?と思い
また始めてみようと思いました。

鍼治療の先生からも卵子の質改善の漢方をすすめられ、
そちらも併用しています。

何がどう作用するのか、人間の身体ってすごく不思議だなと思います。
また経過を時々書いていこうと思います。

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