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採卵の結果とひと騒動

採卵の翌日、受精結果が電話で伝えられます。
7個採卵できたうち、5個が成熟卵で4個が受精卵となりました。
その後、6日後に再度連絡が来まして、
”残念ながら、4個の受精卵はDAY3で成長が止まってしまった”
とのことでした。

今、振り返ると、かなり詰めたスケジュールだったので
卵子の状態も良くなかったのかなと反省しています。
(反省、という言葉よくないかもしれないですけど)
こちらの記事で、採卵までのスケジュールを記しましたが、
合間で実は、こんなこと(太字)がありました。

3月5日 生理開始でクリニックへ連絡
3月8日 Nuvaring(避妊リング)開始
▶️3月16日〜22日 アメリカ国内出張@東海岸
▶️3月23日〜25日 義理の母宅泊@フロリダ
3月28日 Nuvaring外す
▶️3月30日 コロナ感染〜1週間くらい寝込む
3月31日 生理開始
4月2日 Nuvaring開始
▶️4月10日〜20日 日本へ出張
4月22日 Nuvaring入れ替え
4月24日 Omnitrope(成長ホルモンの注射)毎朝 投与開始
4月29日 Nuvaring外す&超音波検査と血液検査
5月2日 生理開始 → Day1
5月3日 (Day2) Gonal F(排卵促進)、Menopur(卵胞発育) 投与開始
    Gonal Fは朝150IU&夜150IU、Menopurは夜に1vial
5月7日 (Day6) 超音波検査と血液検査
5月9日 (Day8) 超音波検査と血液検査
5月10日 (Day9) Cetrotide(早期排卵防止)投与開始
5月12日 (Day11) 超音波検査と血液検査 
         OmnitropeとMenopurはこの日まで
5月15日 (Day14) 超音波検査と血液検査 Cetrotideはこの日まで
    20:30 Ovidrel2本とLupron 80IUを投与 その後Gonal Fを投与
5月16日 (Day 15) 8:30 Lupron 80IU投与 & 血液検査
    23:30~食べ物禁止 3:30~水も禁止
5月17日 (Day16) 7:30 クリニックへ ~採卵
▶️5月21日〜 日本へ出張(8月までの長期出張)

おまけに、ホルモン剤注射が始まってから、
深夜まで業務が続く生活で慢性的な睡眠不足。
自分の体を過信していたなと振り返ります。

とはいえ、当時は初めての採卵挑戦でよくわかっていなかったこと、
とにかく人生の中で一番仕事が忙しい時期と重なっていたこと、で、
採卵結果に落ち込む余裕もなく、
じゃあまたトライしよう!とクリニックへ連絡しましたが、
ひと騒動が…。

採卵後の生理期間中からNuvaringを使用する為、
ナースからは
”日本に行くときはNuvaringを持参するように”と言われていたのに
すっかり忘れてしまった私。
日本でNuvaringが見つからず、ナースに相談したところ、
どんな種類でもいいからピルを飲むようにとのことで
日本の婦人科でピルを処方してもらいました。

無事、1ヶ月分処方してもらい、飲み続けたのですが、
1ヶ月後に血栓ができていないかの血液検査を受けたところ、
Dダイマー数値が規定を上回り(1.69)
40歳と高齢になるとピルで血栓ができるリスクも高くなるとのこと。
日本の婦人科からはピル服用ストップがかかりました。

ここで私は、”じゃあどうしてもNuvaringを手に入れないと!”と
躍起になり、アメリカにいる夫にNuvaringを送ってもらうことにしました。
ただ、書類不備で関税に引っかかってしまい、
1週間以上の時間税関に留め置かれ…
苦労してようやくNuvaringが届いた、と思ったら、
アメリカの病院からも
”日本の病院でSTOPがかかっているならNuvaringがいいとはいえない”
とまたもSTOPが。。。。
結局、次のサイクルを進める前に、
血液学のドクターに診てもらうことが条件となってしまいました。

8月にアメリカの自宅に戻ってから、
血液学のドクターに診てもらうことも、アポを取るのに四苦八苦。
どうやらかなり権威のドクター宛の紹介状をいただいてしまったため、
”どれだけ急を要するのか”をクリニック側から見定められていた様子。
結果的に、別のドクターに振り替えてもらい、
アポが取れたのは9月に入ってからでした。

自分の年齢を考えると、”1日でも早く”と思っていたので、
この数ヶ月は気持ちばかりが焦って、夫と衝突することもありました。
仕事も社会人17年の人生で一番忙しく、
色々と調っていなかったなぁと思います。

こんなこともきっかけで、10月からは休職することに決めました。

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