自分の能力が発揮できない、って本当?まず、与えられているものに感謝を。
エリートさんとの会話でありがちなのは、
『もっと自分の能力を発揮できる場所があるはず』という言葉。
その言葉の背景には、
もっと細かく見ていくと
現実うまくいっていない具体的な問題があるのですが、
それをスルーして、外部環境のせいにしてしまっています。
自分自身を理解できないことが原因で
能力を発揮できていないというのは、
とてももったいないことです。
例えば
・『自分がこの給料なのが納得いかない』
→自分はもっと評価されるべきなんだという不満足感
・『能力が低い人が多く、自分の能力が評価されない』
→自分の能力の出し惜しみ
・『他にもっと合う環境があるはずだ』
→マイナス感情を多く感じる職場で、他にポジティブ感情を感じられる環境が外に溢れているだろうという思い込み
・『チームメンバーが悪いから、私は困っている』
→自分が他者とのコミュニケーションが下手であることに気付いていない
・『私の企業のここが悪い』と文句ばかり
→他者が作ってくれた環境に文句を言う事に資源を使い、自分の能力を発揮することに資源を使っていない
・『やらされ感ばかり感じる』
→その会社に所属させていただいている、そのお仕事を頂いている、という謙虚さがない
など
思い当たる事はありませんか?
与えられているものすべてが、当たり前に存在するというのは大きな勘違いです。
そもそも、今の環境や仕事は
雇われている人は特に、他者が作ってくれたものです。
創業者が居て、
それを育て、守ってきた先人たちのおかげで、
自分がそのお仕事に携わらせていただいているということを
忘れているビジネスパーソンは多くいらっしゃいます。
個人で事業をされている方も、
そもそも社会が調和を図ってくれているから
自分がその仕事を生み出すことができているのだということを
忘れてはならないでしょう。
わたし自身、滑稽で恰好悪さばかり露呈し、謙虚さが全くないことにまったく気づいていませんでした。給料が見合わない、他者のサポートがない、マニュアルが整備されていない、教育体制がない、仕事の質が低い、上司が仕事しない、私ばかり苦労しているんだ、不公平だ などなど
どの口が言ってるんだーー!
というようなことを
ぺらぺらと仕事の愚痴として
語っていました。
与えられているものに感謝の気持ちがないと、生産性が落ちるわけ。
感謝の気持ちがないと、
上の例に書いたように
自分の不満の矛先が
外に向かいやすくなります。
これを“他罰” と言います。
人によっては、『不満はあるけど、口にしない』という方もおられるかもしれませんが、
メンタルの読み解きにおいては
“他罰” するということのために、
既に自分自身の内的なエネルギーを使っていていることになり、
他罰を始めた時点で、
まったく仕事に内的なエネルギーを
使っていないということになるのです。
不満を口にするか、
しないかはどうでもよく、
特にエリートさんは思考においては
愚痴を言うことは非生産的だと
わかっていらっしゃる方が多いので、
表面的には良い人そうに見えることが
多いでしょう。
問題は表面的な行動ではなく、
他者から見えないところでの
エネルギーの使い方です。
ひとりでは何もできない、
ちっぽけな自分が恰好つけているだけ。
こういう真実の姿を受け止めるのは
恥ずかしいことではありませんし、
むしろ現状と真摯に向き合う姿勢は
カッコよすぎる!
人様が作ってくれた船に
乗っておいいながら、
船の文句ばかり言うのはやめましょう。
自分のスキルは、
発揮できる環境があるからこそ
使うことができます。
環境を作って下さっていること、
そこ居させて頂けること自体に、
まずは感謝を。
感謝の前提があってから、
環境をより良くするための改善業務は
みんなとご協力しながら
進めていけると尚素敵ですね♪
ご興味ある方、一緒に学びを進めていければとおもいます。
以下リンクより。
↓↓
https://eymentallab.com/motasala/
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