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誰も協力してくれない…という孤独感や辛さを人生の通過点にするために

このお悩みは、私自身をはじめ
メンタルの問題を抱えている方のお悩みとして
よくご相談をいただきます。

感覚的にはとてもしんどいし、
皆様のお話を聴くと、つらさが伝わってきます。

今この瞬間この記事を読んで下さっていて、
かつ、人が協力してくれない!と悩んでおられる方は
とてもお疲れなので、まずはゆっくり休みましょう。

まずは“よく寝る”。
眠れない人は、ぼーっとする、とりあえず横になって、
その悩みに根本的に向き合う力を残しましょう。

協力してくれない、ということは本当なのか?

協力してくれない、と一言でいっても
状況を細かく見ていくとそれぞれ違います。

「私が頼んだ事をしてくれないから、あの人は協力的でない」
「私にアドバイスをするだけで、協力的に動いてはくれない」と、
相手をマイナスに評価することをしてはいないでしょうか?

マイナス評価をする前に、
「他者が協力をしてくれない」というのが妥当なのか、
正しく理解する必要があります。

そんなとき、どんな事実が起きているのかを整理してみると
良いでしょう。

・自分が送ったメールに対して、返信がない
・自分のお願いを「YES」と受け入れなかった
・どうしたらうまくいくだろう?と聞いたら、将来リスクばかりを言われる
・他者からの指示に対して、1から10までの手順を離してくれない
など

事実だけで見てみると、相手が本当に非協力的なのか否かを判断が難しいことがよくあります。


協力とは?

私もこの協力の本質について学び途中の身ですが、
当事者それぞれの状況、関係性のストーリー、当事者を取り巻く外部環境
すべてを正しく評価したうえで
資源を与え合うことだと思っています。

たとえば小さな子供には、教えることより、手を差し伸べてあげるところが多くなるし、子どもが思春期になってくると、手を差し伸べることより、考えさせることの方が多くなってくる、といったことです。

自分自身がいつまでも部下体質から抜けきれないと、上司から多くの支援を求めるという自分のあり方を、見直した方がよいということになるでしょうし、

自分自身が完璧な仕事をしようと目標を高く設定しすぎると、周囲から協力してもらっていても、自分自身のなかでまだまだ協力が足りないという感覚を抱えてしまいます。

過去に自分自身が相手の資源を多く搾取してしまった時には、同じ相手に協力をお願いすると、相手は「また過去と同じようになるのではないか?」と予測をして、お断りされることもあるかもしれません。


自分の内面のあり方を変えていくことが先

他人は変えることはできない。変えられるのは自分。

この言葉は本当によく聞く言葉ですね。

自分を変えるのって
ご自身の現状の状況を客観的にみると、
とてもしんどい側面もあるのが現実。

だからこそ、内面のあり方の変革を共に歩んでいく仲間や、
引っ張ってくれる存在が必要です。
私の経験からも強く言えることです。



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