Photo Story|雨憂-あめうれふ-/Ameureu
「雨憂-あめうれふ-」
天に向けて咲く石楠花の花。
雨に濡れて花びらは萎むも、
それでも負けじと広げる姿に愛おしさを感じる。
晴れた日にはきっと美しい桃色の花を拝むことができたであろうに。
ほんの少しだけ、雨を憂う氣持ちになった。
Photo Story
雨と桜と蓬莱橋シリーズの番外編。
前回の続き。
本シリーズ最後に紹介するのは雨に濡れた石楠花の花。
花木の女王とも呼ばれるその花は、緑が生い茂る場所でも華やかな彩を放っていた。
雨に濡れた姿もまた綺麗で、カメラを向けるといい感じに玉ボケも。
今回もまたたくさん素敵なキリトリができたなと。
雨の中の撮影はちょっと大変だけど、それでもノスタルジックな雰囲気がいいなとハマってしまって。
これからも雨シリーズは定期的に続けたいと思う。
島田市にある蓬莱橋。
観光地化されて、周辺が整備されつつある。
あまり整備されすぎると自然体の良さが消えてしまうという焦りみたいなものを時々感じるけど、この木造橋の維持のためにも観光客をよりたくさん集める必要があるのかもしれない。
ちなみに、この橋の長さは897.4mと「厄無し」というキャッチコピーも掲げられており、橋を渡ることで厄払いもできまっせ、みたいなそんな感じだろうか。
ちょうど帰りの橋を渡っているところで、観光客とすれ違った。
これからあの桜たちを見に行くんだろうか。
帰りの橋の上では少し横殴りの強い雨で、体がびしょびしょになりながらも、満たされた氣持ちでその場を後にするのであった。
完
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年4月20日
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