Photo Story|儚美-はかなび-/Hakanabi
「儚美-はかなび-」
ようやく満開を迎えたというのに
そんなことはお構いなしに降り続ける雨は、
花びらをまた一枚と落としていく。
どうかこれ以上落とさないでおくれ、
そんな願いは届かずに花は次々に散っていく。
足元を見ると雨に打たれた花びらが一枚あった。
儚くも美しいその姿に心奪われながら、
どうかまた来年も綺麗に咲いておくれと願いを込めるのであった。
Photo Story
雨と桜と蓬莱橋シリーズの幕間編。
前回の続き。
何を切り取ろうか。
カメラを片手に持って出かけると、常に色々なところに目を向けながら、美しい世界を探している。
あそこのあの場所で写真を撮ろうと決めてしまうと、他にある美しいポイントを逃してしまいがちなので、あんまり目的地を設定しないようにしている。
あるいは目的がなく、ただカメラを持って出かけることもあるけど、それってどちらも自分の直感力を磨くための一種のトレーニングだとも思っている。
きっと歌も絵も写真も、アートと呼ばれる全ての創作はインスピレーションの塊。
それはこのnoteの世界もそうで、たくさんのnoterの方々がインスピレーションをふんだんに働かせながら日々創作がなされていることだと思う。
夢中になる状態、いわゆるゾーンにさえ入ってしまえば、手が止まらなくなったり、アイデアが溢れ出てきたり、きっと普段は眠っている潜在意識の力がより一層発揮されているんだと思う。
・・・
最近は新しい仕事を始めたのもあって、毎日起きてから眠るまで常に頭も体も自由時間がなくなってしまっている。
そう、全くの余裕がない状態。
結局のところお金稼ぐための活動に翻弄されてしまっていて、この写真を通した創作活動もnoteを更新するのが精一杯に。。。
本当はこの創作活動をもっともっと自分の中でメインの活動にして、そして数多くの人たちに美しいを届けたいと思っているにも関わらず、広がるどころか最近はどうも狭まる方へと進んでしまっている。
このまま消えてしまうのは勿体無い。
勿体無い、もったいない、Mottainai・・・。
もったいないお化けに取り憑かれてしまっているけど、ある意味そんな逆境にいるからこそ、自分の価値を改めて見出さないといけない。
今はひっそりと草むらの中で雨に打たれている花びらの状態かもしれないけど、いつか必ず満開の花を咲かせる桜の木になろうと。
自分が写した写真を見ながら、そんなことを思うのであった。
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年4月15日
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