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Photo Story|波彩-なみいろ-/Namiiro
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「波彩-なみいろ-」
穏やかでエメラルドグリーンが広がる沖縄の美ら海。
波打ち際でざぶーんと波が折れる、
ほんのわずかな瞬間だけ美しいアクアブルーに変化する。
この波彩の変化に魅入られながら、
ただただ美ら海の世界に包まれていた。
Photo Story
沖縄シリーズ。
古宇利島を後にしたらいよいよ国頭村の移住体験施設へ向かう。
車通りも一気に減り、観光客もあんまり北部の方へは行かないらしい。
道路はほぼ貸切状態で、左側は美しい沖縄の海を眺めながら、右側はやんばる地域の山とか集落を見ながら、とにかく快適なドライブを楽しんでいた。
まさに理想とする風景。
こんな場所に住めたらいいなぁとぼんやり思いながら、国頭村役場へと到着する。
今回の企画は役場の企画観光課が主体となって行われており、人口減少などの過疎化に歯止めをかけるための村おこしの一つなのかもしれない。
諸々の説明を聞いた後に、役場のすぐ近くにある体験施設へと案内される。
そこは普通の家。
いや、普通というのは沖縄の普通の家。
この辺りの細かい話はまた別途、記事に書いていこうと思うが、言うなれば祖父の家のような感覚。
もともと誰かが住んでいた家を、村が借りて移住体験施設にしたのかなぁと思われるような感じだった。
とにかく僕にとっては本当にじいちゃん家に来たような感覚だったので、安心感たっぷりのお家。
・・・
ここまであちこち移動しながら来ていたので少し家でくつろいだ後に、歩いて10分程度の場所にある「辺土名海岸」へとみんなで散歩することに。
すでに時刻は17時を回ろうとしていた。
晴れ間もすっかり消えて、今にも雨が降り出しそうなどんより空。
日もだいぶ傾いていて、さすがにオーシャンビュー!!!のような景色は期待していなかったのだが、やはり沖縄。
期待を裏切らなかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1711012281560-hcXqtU42D2.jpg?width=800)
曇り空でもこの海の色。
ここに来るまでにたくさんの沖縄の海を見てきたけど、ここも本当に綺麗だった。
僕もパートナーのakiも「うわぁ綺麗!」とかそんな瞬間的に湧き上がる感情ではなく、「あぁ・・・綺麗だな・・・」なんかこう沁み入るような感覚。
晴れていたらもっと綺麗なんだろうけど、それでもこの優しい海の感じ。
「この土地、いいな。」
その場でお互いに言葉にはしていなかったけど、どこか無意識の中で共感というか共振しているようなそんな感じ。
早速僕とパートナーは裸足になってアーシングを始める。
娘はというと足が汚れるのが嫌だそうで靴は脱がずに、無邪気に裸足になる大人たちを少し遠目で見ていた。
・・・
少しずつ暗くなってくる中で、僕はひたすらに波打ち際の写真を撮っていた。
冒頭のイントロ分でも書いたように、波打ち際のほんの一瞬に現れる美しい青色に魅了されてしまったからだ。
とにかくとても綺麗で、ひたすらにその一瞬を切り取ろうと何枚も何十枚も写真を撮り続ける。
今回の写真はその1枚。
しばらくして雨が降ってきたので、みんなで慌てて住居に戻る。
その帰り道は、どこかその場所に何年も暮らしているかのような懐かしいというか馴染み深いような暖かな感覚に包まれているのをしっかりと覚えている。
沖縄いいところ。
そうして移住体験1日目を終えるのであった。
続く
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年3月22日
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