Photo Story|宿借-やどかり-/Yadokari
「宿借-やどかり-」
浜辺の磯の上をちょこちょこ歩くヤドカリ。
雑食性の彼らは海の掃除屋とも呼ばれ、
海に漂着した魚の死骸や海藻などを食べている。
少し近づくとコロンと殻の中に閉じこもり、
磯から転げ落ちる姿はお茶目で何ともかわいい。
尚、天然記念物なので見るだけに留めておこう。
Photo Story
沖縄シリーズ。
名護市民ビーチで美ら海を堪能し、次の目的地である今帰仁村の古宇利島へと向かった。
古宇利島は3年前に一人旅で訪れた場所の一つ。
海があまりにも綺麗だったので、パートナーのakiと娘にも見せておきたいと思ってこの地を行き先に選んだ。
・・・
しかし、太陽はいつの間にか雲に隠れてしまい、晴れパワーが切れてしまっていたようだ。
曇り空でもこの海の綺麗さ。
3年前に訪れたときはよく晴れていて、橋の上からの景色は絶景を超える絶景だった。
それでも海の綺麗さは段違い。
曇り空だからか、青い海というよりエメラルドグリーン色になっていた。
晴れると青っぽくなり、曇ると緑っぽくなる。
天気によって海の色が極端に変わるのは中々に面白い。
・・・
古宇利島へは長い橋を渡っていくことができる。
渡ったすぐのところは観光施設があって、お土産買ったりご飯を食べることができる。
そこでご飯を食べた後、秘密の海岸スポットへといくことに・・・。
といっても、橋のすぐ近くの海岸線をひたすら奥へ奥へといっただけなのだが、観光客も流石に誰一人いなかった。
歩き続けること15分。
ちょうど上の写真の大きな石が二つあるところまでたどり着いた。
そこは海の生物たちがたくさん住む楽園のような場所。
今回のメインの写真のオカヤドカリたちもたくさん住んでいてい、他にも・・・。
海鼠さん。
多分ミナミイワガニ?
石の方に行くと手のひらサイズよりも大きいカニが集団で現れた時はちょっとびっくり。
上空にはミサゴの姿も。
そんな僕はakiと娘を置いて、岩の隙間をくぐり抜けてさらに奥へ奥へと進んでいく。
この写真の左奥の岩の隙間へと進む・・・。
意外にも広かった岩穴。
さらに琉球石灰岩に足や手をかけてよじ登りながら進んでいくと・・・。
たどり着いたのは、まさに自然だけのプライベートビーチ。
海が綺麗すぎる・・・。
ちなみに、なぜかこの時は晴れパワーが復活して太陽がしっかり出ていた。
おかげて美しい海を拝めることができたのだ。
ちょっとした冒険。
岩の穴の入り口まで戻ると、次女が待っていた。
どうやら行きたそうにしていたのだが、もう少し大きくなってからかな。。。
ちなみにこのヤドカリは多分ムラサキオカヤドカリ。
成熟前はクリーム色をしているらしい。
ヤドカリは本当にかわいい・・・。
そうしていよいよ移住体験施設がある国頭村へと向かうのであった。
続く
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年3月21日
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