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リカバリーとコンディショニングについて  『シザースモデル(ハサミ理論)』

運動する人のとってパフォーマンスアップするためには、日々のトレーニングが不可欠です。

でも、毎日トレーニングすることによって、逆に『怪我』をしたり『パフォーマンスが伸び悩む』事がおこります。

そもそも『リカバリー』がなぜ必要なのか?どのくらいのタイミングでリカバリーした方が良いのか?その点についてお話ししていけたらと思います。

トレーニングはやった後トレーニングしてる安心感があるからついついクールダウンなど忘れてしまいますよね。トレーニングのセルフケアを怠ると疲労が溜まります。また疲労が残った状態でトレーニングを重ねてしまうため、筋肉の回復が追いつかず、常に体にダメージが残った慢性疲労状態が続きます。

パフォーマンスは低下し、競技成績は伸び悩み、ケガの発生率も高くなってしまうのです。

そのリカバリーとトレーニングのバランスを示す『シザースモデル(ハサミ理論)』があります。

『シザースモデル(ハサミ理論)』

この理論は、『トレーニング量に応じたリカバリーを実施しなければ、ストレスの度合いが大きくなり、パフォーマンスも下がりオーバートレーニングに陥る』というものです。つまり、トレーニングをたくさんすればパフォーマンスが上がるわけでなく、トレーニングに応じだリカバリーもしてパフォーマンスを上げる』

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良いトレーニングを積むためには、それに応じたリカバリーをしてポイント練習に効率よく負荷を上げることが大事になってきます。

リカバリーを行うタイミングはトレーニング後がベストです。自転車ロードレースだとレース後に必ずマッサージを受けます。そうすることによって、連日のレースの疲労を少しでも取り除きパフォーマンスを維持できるのです。

マッサージに関しては、1.2週間に1回最低でも1ヶ月に1回を行う事で、オーバートレーニングの予防になります。(トレーニング量によるので大体の目安)

もちろんマッサージだけでなく、ストレッチ、鍼灸などで筋肉の回復を促しても良いです。

怪我なく長く競技を続けるように、リカバリーにも力入れていきたいですね。




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