みちくさの達人@akigawa-valley,Tokyo🇯🇵

「みちくさの達人」と称して、環境教育系番組等の監修・出演など各種メディアで発信中。大地…

みちくさの達人@akigawa-valley,Tokyo🇯🇵

「みちくさの達人」と称して、環境教育系番組等の監修・出演など各種メディアで発信中。大地といきものの不思議、多様性について五感で感じて楽しく学ぶ探究型自然体験学習を提供している。東京山側にて、毎日みちくさとリバークリーンナップ活動を実践中。 元環境省自然保護官(レンジャー)

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なぜ、まちづくりは上手くいかない!?(行政システムエラー説)

東京山側でゴミ拾いしたり、自然探究学習スクールなどを運営している『みちくさの達人』サクちゃんです。 真っ先に削減される研修予算行政に長く身を置いていた時、特に不安や不具合を感じていたのが、人件費を軽く見ていることと、職員教育を軽んじていること、ジョブローテーションも軽視されていると感じたことです。 なんでも外部コンサルに依頼して、自分たちでは何も出来ないというのは問題ですが、逆に自前で立案から実行まで担当するにはあまりにも組織外での情報や経験がなさすぎる。時間外労働のための

    • GWの探究学習(遺伝子レベルで思考力を磨いたファミリーも!?)

      東京山側をフィールドに日々、みちくさとゴミ拾いをしている『みちくさの達人』サクちゃんです。 (東京山側TV) https://youtube.com/@user-yp5oi9ws3k?si=STWrvWf8C1VUGxTk GWは連日、野外で探究学習スクールを開催今年は連日晴天に恵まれ、予定していたプログラムをすべて開催することができました。どのシーズンに来て頂いても、期待値を上回るような内容を心掛けていますが、雲一つない青空をバックに新緑が縁取る秋川渓谷沿いの美しい環境

      • 多様な視点、自分の得意な分野で勝負する

        東京山側で探究学習スクールを運営している「みちくさの達人サクちゃん」です。川のゴミ拾いとみちくさなら他者に負けません。それが何の役に立つか分かりませんが( ´艸`) 今日は慶応SDM兼武蔵野大学ウェルビーイング学部の前野教授のvoicy(5/2放送回)で紹介されていたアンホルト-イプソス 国家ブランド指数(NBI)で2023年は日本が国家ブランドランキング1位に初選出された!!というお話を基に書きたいと思います。(データは2023年11月発表) 時代遅れの価値観と単一の指標

        • GWについて思うこと

          本日(5/2)の木下さんのvoicyのテーマに沿って、自分の各ステージにおけるGWの思い出や想いをつらつら書きます。私の人生は「幼少期」⇒「学生時代」⇒「親」⇒「みちくさの達人」という、今は親でもなく、みちくさの達人というよく分からないゾーンに突入しています( ´艸`) 幼少期は高原に幼少期はGWに何をしていたか?長期旅行などに行った記憶はあまりなく、いざ思い出そうとするとあまり記憶にない….と思いつつ、だんだんと記憶が戻って来るので面白い。低学年の時は鳥や植物に特に興味が

        なぜ、まちづくりは上手くいかない!?(行政システムエラー説)

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        • みちくさの達人の桜茶話
          4本
        • 木育サミットin新木場
          1本

        記事

          ものを直して使い続けることの本当の価値

          東京山側で探究学習スクールを運営している「みちくさの達人サクちゃん」です。 有斐斎弘道館 先日、京都にある公益財団法人有斐斎弘道館にお邪魔しました。 私は初めて「本物」の京都に、日本のおもてなしの精神に触れました。 私のような人間であっても、あの空間での一時からはとても多くのものを学ばせて頂けた ので、世界で活躍されているような、その道の一流の方にこそ、特別な空間としての価値があると感じました。 程度や分野の違いはあれど、弘道館、京都に限らず、日本の自然環境と歴史文化には

          ものを直して使い続けることの本当の価値

          未来の子供たちのことを考えて行動するなら、現代人が居心地良いはずがない。

          『日本のDMO、人材と予算に制約 業者丸投げも』 参考記事 乱立の観光司令塔、看板倒れ - 日本経済新聞 (nikkei.com) (この記事、自分に大きなブーメランが返って来ることを覚悟して、否、自分に返って来るブーメランを敢えて力一杯投げてみようと思う。) 300近く登録された観光DMOが人材や財源難でうまくいっていないらしい。 私にはそれは言い訳にしかきこえない。国も自治体も地域観光事業者も、従来の観光協会を刷新したり、別途DMOという組織を立ち上げれば、立ち上げさえ

          未来の子供たちのことを考えて行動するなら、現代人が居心地良いはずがない。

          「五日市のおやきが何故甘いのか!?」【みちくさストーリーNo①】

          「五日市のおやきが何故甘いのか!?」  長野県の山間部は急峻な地形や寒冷な気候から稲作に適さず、古くからソバや小麦が栽培され、食されてきました。この秋川渓谷においても、平らな土地が少なく、畑作中心で、同様の食文化がありました。「おやき」はまさに場所は違えど、地形は似ている両地域の食文化の共通性を示すものであるといえます。  ところが両者の中身(餡)は対照的です。近年お土産品として様々な食材が餡に使用されているので比較し難いのですが、元々の餡を比較すると、長野県のものは野菜

          「五日市のおやきが何故甘いのか!?」【みちくさストーリーNo①】

          【A LINE IN THE LAND:大地のラインが示すCitrus belt(かんきつ類地帯)】(みちくさストーリー③)

           五日市の商店街から西側(檜原村方面)を望むと、一番手前に小高い戸倉城山(434m)がそびえています。この山をよく観ると向かって左側に傾いているように見えます。実はここには大きな断層(大地の割れ目で,ここで両側の地層が切れてズレています)が通っているため、地面が切られて左側が盆堀川の大きな谷になっています。このため傾いて見えるのです。ぼんぼり柚子はまさにこの谷の北側の南向き斜面が産地となっています。  この断層線(断層が集まって構造線となります)は千葉県犬吠埼付近から本州・

          【A LINE IN THE LAND:大地のラインが示すCitrus belt(かんきつ類地帯)】(みちくさストーリー③)

          タテヨコ繋がって続く未来

          同期が半年前に突然この世を去っていたことを知って、精一杯やるべきことをやろうと心に決めた今日の心境 環境省の自然保護官(レンジャー)時代 ご存じの方も多いと思いますが、私はもう15年以上前に環境省に勤めていたことがあり、自然保護官(レンジャー)という主に国立公園の管理や野生生物の調査・保護事業などを取り仕切る職種でした。 環境省の中でも特殊な存在で、何処の部署で何をしているかよりも、レンジャーであるということで、先輩職員が目をかけてくれたり、縦横強い連帯感を持った村社会の

          『ミツバチから学ぶファンタジーの時代』

          『ミツバチから学ぶファンタジーの時代』 ここ最近感じている世の中の流れと、それをずっと前から実践している生き物たちからの学びを共有したいと思います。(頭の中を整理するために書いているので、流れがいまいちです。よくわからん部分ばかりなのをご容赦ください。) 昨日のミツバチの流れでも触れたのですが、彼らは何十万年?何百万年?前から1万匹を超えるコミュニティを、一人のリーダー(女王はリーダーではなく産卵係)ではなく、自律分散型の組織をしかも構成員が仕事の内容を変えながら、維持し

          『ミツバチから学ぶファンタジーの時代』

          (今さら自己紹介)Q.なぜみちくさの達人は、毎日河原のゴミを拾うのか?

          改めて、初めまして、みちくさの達人サクちゃんです。 誰?という方が大半だと思いますが、 私は東京の西の端、東京の山側(田舎側)にある東京最後の清流=秋川渓谷というところで、毎日みちくさをしながら生活しています。 具体的には川で泳いだり、山に登ったり、そして川のゴミを拾ったりしています。 また、生き物系のテレビ番組のアドバイザーや子どもたちへの探求学習の講師などもしています。 自己紹介はこの辺にして、 今回のテーマ、 Q.なぜ河原のゴミを拾うのか? (音声で聴く場合はコチラ

          (今さら自己紹介)Q.なぜみちくさの達人は、毎日河原のゴミを拾うのか?

          『あれこれ飾り付けるより、ゴミを拾って、足下の地面を掘った方がいいよね』

          今回は「あれこれ飾り付けるより、ゴミを拾って、足下の地面を掘った方がいいよね」 というテーマで、「ゴミ拾い」と「地域資源の掘り起こし」の利点について、お話しします。  はじめに 前回の投稿(https://tms-media.jp/posts/1318)でも少し触れたとおり、私たちは毎月「秋川リバークリーンナップ」という河川清掃イベント(以下、「リバクリ」という。)を開催しています。 7月には、東京山側の地域ブランディングを一緒に進めている友人を通じて、埼玉県長瀞町から清

          『あれこれ飾り付けるより、ゴミを拾って、足下の地面を掘った方がいいよね』

          『なぜ、東京山側探究型ツーリズムで、都市と地方の課題が解決出来て、四方、五方良しのサステナブルな地域がつくれるのか!?』

          「東京山側」は日本の地方の縮図(地域課題の宝庫)  私たちは東京の西の方、東京山側にある東京最後の清流=秋川渓谷とエリアで、毎日、川で泳いだり、山に登ったり、生きものを観察したり、そして川のゴミを拾ったりしながら、主に都心のファミリー層を対象に、探究型自然学習スクールを運営している地域創生団体です。 「なぜ、東京山側の探究型自然学習、サステナブルツーリズムで、都市と地方の課題解決が出来て、四方良し、五方良しのサステナブルな地域がつくれるのか!?」 についてお話します。

          『なぜ、東京山側探究型ツーリズムで、都市と地方の課題が解決出来て、四方、五方良しのサステナブルな地域がつくれるのか!?』

          【Positive fairness or Negative fairness】

          「面白いことがどんどん起こる町と何も変わらない町、その違いを生む原因って何なのだろう?」 ↑これについては、まちづくりに興味を持つ前から、おそらく学生時代からずっと抱き続けてきた疑問で、いろいろ考えたり、人の評価を見聞したり、それでも普遍的な概念までに落とし込むことが出来ないでいたのだけれども、海士に行って帰って漸く見えた気がするので、今の考えを書き留めておきます。(※2018年の記事の焼直しです。) 武雄の元市長(樋渡さん)も、海士町の人たちも共通に、良いものには投資=協

          【Positive fairness or Negative fairness】

          『子どもにはジワッと(遅効性)、大人にはス~ッと(即効性)効き目が違う』

          毎週末、都会のファミリー層を中心に、自然探究学習を提供しております。 (我々の活動趣旨はこちら⇒ https://note.com/akigawavalley/n/n23558abe6e25 、 https://tms-media.jp/posts/1318/ ) 先日は雨の中、ご参加いただいた保護者の方からこんな告白を受けました。 「いままでカエルなんて触ることも出来なかったのですが、触れるようになりました。」 ↑ これ、自然嫌いのお子さんが成長したという報告ではありません

          『子どもにはジワッと(遅効性)、大人にはス~ッと(即効性)効き目が違う』

          【コーヒー一杯の国防費】

          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 仮想世界が現実化しつつあるこの現代においても、前近代的な争いが起こる世界なので、通常通りの国防費も必要なことは事実ですが、毎年、いや益々大きな台風や地震に襲われるこの国で、天気や地震を調査する気象庁は、もっとも重要な国防組織の1つと位置付けられてもおかしくないと思います。 その組織の予算がどのくらいかというと... 気象庁の年間予算は約600億円、国全体の予算の0.1%程度です。国民1人あたり500円弱 →人件費を除く