みちくさの達人@akigawa-valley,Tokyo🇯🇵

☆毎月第三土曜日 一緒にリバークリーンアップしてくれる人募集中です(^o^)/ We …

みちくさの達人@akigawa-valley,Tokyo🇯🇵

☆毎月第三土曜日 一緒にリバークリーンアップしてくれる人募集中です(^o^)/ We are recruiting participants for river cleaning (^o^)/ なりきり! むーにゃん生きもの学園番組アドバイザー #みちくさの達人 #秋川渓谷

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最近の記事

未来の子供たちのことを考えて行動するなら、現代人が居心地良いはずがない。

『日本のDMO、人材と予算に制約 業者丸投げも』 参考記事 乱立の観光司令塔、看板倒れ - 日本経済新聞 (nikkei.com) (この記事、自分に大きなブーメランが返って来ることを覚悟して、否、自分に返って来るブーメランを敢えて力一杯投げてみようと思う。) 300近く登録された観光DMOが人材や財源難でうまくいっていないらしい。 私にはそれは言い訳にしかきこえない。国も自治体も地域観光事業者も、従来の観光協会を刷新したり、別途DMOという組織を立ち上げれば、立ち上げさえ

    • 「五日市のおやきが何故甘いのか!?」【みちくさストーリーNo①】

      「五日市のおやきが何故甘いのか!?」  長野県の山間部は急峻な地形や寒冷な気候から稲作に適さず、古くからソバや小麦が栽培され、食されてきました。この秋川渓谷においても、平らな土地が少なく、畑作中心で、同様の食文化がありました。「おやき」はまさに場所は違えど、地形は似ている両地域の食文化の共通性を示すものであるといえます。  ところが両者の中身(餡)は対照的です。近年お土産品として様々な食材が餡に使用されているので比較し難いのですが、元々の餡を比較すると、長野県のものは野菜

      • 【A LINE IN THE LAND:大地のラインが示すCitrus belt(かんきつ類地帯)】(みちくさストーリー③)

         五日市の商店街から西側(檜原村方面)を望むと、一番手前に小高い戸倉城山(434m)がそびえています。この山をよく観ると向かって左側に傾いているように見えます。実はここには大きな断層(大地の割れ目で,ここで両側の地層が切れてズレています)が通っているため、地面が切られて左側が盆堀川の大きな谷になっています。このため傾いて見えるのです。ぼんぼり柚子はまさにこの谷の北側の南向き斜面が産地となっています。  この断層線(断層が集まって構造線となります)は千葉県犬吠埼付近から本州・

        • タテヨコ繋がって続く未来

          同期が半年前に突然この世を去っていたことを知って、精一杯やるべきことをやろうと心に決めた今日の心境 環境省の自然保護官(レンジャー)時代 ご存じの方も多いと思いますが、私はもう15年以上前に環境省に勤めていたことがあり、自然保護官(レンジャー)という主に国立公園の管理や野生生物の調査・保護事業などを取り仕切る職種でした。 環境省の中でも特殊な存在で、何処の部署で何をしているかよりも、レンジャーであるということで、先輩職員が目をかけてくれたり、縦横強い連帯感を持った村社会の

        未来の子供たちのことを考えて行動するなら、現代人が居心地良いはずがない。

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        • みちくさの達人の桜茶話
          2本
        • 木育サミットin新木場
          1本

        記事

          『ミツバチから学ぶファンタジーの時代』

          『ミツバチから学ぶファンタジーの時代』 ここ最近感じている世の中の流れと、それをずっと前から実践している生き物たちからの学びを共有したいと思います。(頭の中を整理するために書いているので、流れがいまいちです。よくわからん部分ばかりなのをご容赦ください。) 昨日のミツバチの流れでも触れたのですが、彼らは何十万年?何百万年?前から1万匹を超えるコミュニティを、一人のリーダー(女王はリーダーではなく産卵係)ではなく、自律分散型の組織をしかも構成員が仕事の内容を変えながら、維持し

          『ミツバチから学ぶファンタジーの時代』

          (今さら自己紹介)Q.なぜみちくさの達人は、毎日河原のゴミを拾うのか?

          改めて、初めまして、みちくさの達人サクちゃんです。 誰?という方が大半だと思いますが、 私は東京の西の端、東京の山側(田舎側)にある東京最後の清流=秋川渓谷というところで、毎日みちくさをしながら生活しています。 具体的には川で泳いだり、山に登ったり、そして川のゴミを拾ったりしています。 また、生き物系のテレビ番組のアドバイザーや子どもたちへの探求学習の講師などもしています。 自己紹介はこの辺にして、 今回のテーマ、 Q.なぜ河原のゴミを拾うのか? (音声で聴く場合はコチラ

          (今さら自己紹介)Q.なぜみちくさの達人は、毎日河原のゴミを拾うのか?

          『あれこれ飾り付けるより、ゴミを拾って、足下の地面を掘った方がいいよね』

          今回は「あれこれ飾り付けるより、ゴミを拾って、足下の地面を掘った方がいいよね」 というテーマで、「ゴミ拾い」と「地域資源の掘り起こし」の利点について、お話しします。 前回の投稿(https://tms-media.jp/posts/1318)でも少し触れたとおり、私たちは毎月「秋川リバークリーンナップ」という河川清掃イベント(以下、「リバクリ」という。)を開催しています。 7月には、東京山側の地域ブランディングを一緒に進めている友人を通じて、埼玉県長瀞町から清水ユウタさんと

          『あれこれ飾り付けるより、ゴミを拾って、足下の地面を掘った方がいいよね』

          『なぜ、東京山側探究型ツーリズムで、都市と地方の課題が解決出来て、四方、五方良しのサステナブルな地域がつくれるのか!?』

          「東京山側」は日本の地方の縮図(地域課題の宝庫)  私たちは東京の西の方、東京山側にある東京最後の清流=秋川渓谷とエリアで、毎日、川で泳いだり、山に登ったり、生きものを観察したり、そして川のゴミを拾ったりしながら、主に都心のファミリー層を対象に、探究型自然学習スクールを運営している地域創生団体です。 「なぜ、東京山側の探究型自然学習、サステナブルツーリズムで、都市と地方の課題解決が出来て、四方良し、五方良しのサステナブルな地域がつくれるのか!?」 についてお話します。

          『なぜ、東京山側探究型ツーリズムで、都市と地方の課題が解決出来て、四方、五方良しのサステナブルな地域がつくれるのか!?』

          【Positive fairness or Negative fairness】

          「面白いことがどんどん起こる町と何も変わらない町、その違いを生む原因って何なのだろう?」 ↑これについては、まちづくりに興味を持つ前から、おそらく学生時代からずっと抱き続けてきた疑問で、いろいろ考えたり、人の評価を見聞したり、それでも普遍的な概念までに落とし込むことが出来ないでいたのだけれども、海士に行って帰って漸く見えた気がするので、今の考えを書き留めておきます。(※2018年の記事の焼直しです。) 武雄の元市長(樋渡さん)も、海士町の人たちも共通に、良いものには投資=協

          【Positive fairness or Negative fairness】

          『子どもにはジワッと(遅効性)、大人にはス~ッと(即効性)効き目が違う』

          毎週末、都会のファミリー層を中心に、自然探究学習を提供しております。 (我々の活動趣旨はこちら⇒ https://note.com/akigawavalley/n/n23558abe6e25 、 https://tms-media.jp/posts/1318/ ) 先日は雨の中、ご参加いただいた保護者の方からこんな告白を受けました。 「いままでカエルなんて触ることも出来なかったのですが、触れるようになりました。」 ↑ これ、自然嫌いのお子さんが成長したという報告ではありません

          『子どもにはジワッと(遅効性)、大人にはス~ッと(即効性)効き目が違う』

          【コーヒー一杯の国防費】

          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 仮想世界が現実化しつつあるこの現代においても、前近代的な争いが起こる世界なので、通常通りの国防費も必要なことは事実ですが、毎年、いや益々大きな台風や地震に襲われるこの国で、天気や地震を調査する気象庁は、もっとも重要な国防組織の1つと位置付けられてもおかしくないと思います。 その組織の予算がどのくらいかというと... 気象庁の年間予算は約600億円、国全体の予算の0.1%程度です。国民1人あたり500円弱 →人件費を除く

          【全員経営者】(2021-04-07 公開用サロン記事抜粋)

          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ 会社と会社員はどんな関係が理想かしら…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ あなたの目の前にある「売れるモノ」を見逃さないでください。 「会社の為に生きろ」と言っているわけではありません。   現場にいない〝上の人間〟は、あなたの目の前にある「売れるモノ」に気づいていないので、上から与えられた仕事をこなしているだけでは、会社は間違いなく弱体化し、巡り巡って自分の首が絞まります。 今の時代、「与えられたことしかしない社員」しか

          【全員経営者】(2021-04-07 公開用サロン記事抜粋)

          【苦しい中堅家電メーカーの苦肉の策なのか?イケてけない大組織へのアンチテーゼなのか!?】

          https://r.nikkei.com/article/DGXZQOHD1819W0Y1A210C2000000/?gift=g2ls5gRZa0qjA1NTM5NDgzODKkaDI2La3mnZHph44g5a2d55u0zgAHoSAC.YrBmmm-b 🔵『クラウドファンディングで500人以上の支援を集めて2020年7月に商品化』 ↑ 少なくとも予約販売で500個は売れるということで、単なる資金調達ではない。 「年間1億円しか売れないものを作っても(企画者が)怒ら

          【苦しい中堅家電メーカーの苦肉の策なのか?イケてけない大組織へのアンチテーゼなのか!?】

          『なぜ五日市のノラボウはうまいんだんべぇ!?【のらぼう菜は樽菜?】』(みちくさストーリー④)

          五日市で古くから栽培されてきた「のらぼう菜」は、寒さに大変強いナバナ(アブラナ、ナタネ)の仲間です。 五日市の小中野地区にある子生神社境内には、天明・天保の大飢饉の際、「のらぼう菜」が人命を救ったことを伝える碑があります。古文書によると、明和4(1767)年、関東郡代官、伊奈備前守が「闍婆菜(じゃばな)」の種を五日市村を含め、周辺12の村々に配布するように命じたということです。食用のほか、油を採るためとも書かれています。セイヨウアブラナの系統とされ、闍婆菜の名前から、当時ジャ

          『なぜ五日市のノラボウはうまいんだんべぇ!?【のらぼう菜は樽菜?】』(みちくさストーリー④)

          植物界の革命児→白いキンコンの生活SilverDragon

          【Noble dame blanche dans la forêt=森の白い貴婦人👸】 S’ils n’ont pas de pain, qu’ils mangent de la brioche ! →光が無いなら、菌に頼ればいいじゃない 光を求める競争に勝ち抜くことが唯一の生き方だった植物界の考えを根底から覆した植物界のキンコン(菌根)のお話です。 ※ 初夏の頃、薄暗い林床に真っ白な煙管型の植物が、花を咲かせています。私にはそれが『白い貴婦人』のように見えます。 そもそも

          植物界の革命児→白いキンコンの生活SilverDragon

          恐怖に支配された世界をつくらないために

          この事業になんの係わりもありませんでしたが、何だか涙が出そうになりました。 これがダメならば、宅配便の配送車がウイルスを撒き散らすかも知れないから、家の前を走らせるな、コンビニやスーパーに立ち寄るな!といっているようなものです。 こんな時こそ、民間ロケット打ち上げ成功🚀が皆に希望を与えてくれたに違いないと思いました。 ※ “ISTの事業を止めない範囲で最大限の対策と大樹町の確認を経て、「対策は十分である」という大樹町からの評価を得て、打上げ日を4月20日に公開しました。” ↑

          恐怖に支配された世界をつくらないために