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【メキシコ生活・8ヶ月目】スペイン語 通訳、辞めます。

今日から新年度。

ずっと航空会社で働いてたものですから、基本あまり年度の変わり目を気にすることはほとんどありませんでした。シフト勤務で毎年決まって行うことは特別なかったので、オフィス勤務の新年度ってどんな感じなのかなと思っていましたが、海外だからなのか、メキシコだからなのか、とってもぬるっとはじまりました。

今年の1月に掲げた今年の目標。
悲しいことに、とっても大幅に変わってしまいました。

2月に私が通訳をしている日本人のマネージャーの本帰国が決まりました

話を少し遡るとと、メキシコ渡航後に夫のオーストラリアビザの延長が決まり、AU残留を望んだため自身がメキシコにいるモチベーションは当初よりかなり下がっていました。
もともとは、メキシコで夫婦で生活する予定でしたが、夫がやりたいことを続けるにはメキシコでは難しく、「スペイン語を上達させたい」という私の目標は正直どの国でもできてしまうので、仕事の目途がついたらオーストラリアへ渡航する話を年末に決めていました。

だから、自身がメキシコにいる理由を何かしら定めないと、目標を見失い何も得ないまま帰ることになりそうだったので、今の担当上司をサポートすることを滞在理由としていました。

逆に言うと、担当上司が日本に帰るまでは、メキシコを離れない!と決めて、仕事を続けていました。

自分の中では仮設定のつもりの目標でしたが、上司の帰国連絡を受けてプツンと糸が切れてしまった感覚がありました。
ちょうどその時に、申請した手続きでぼったくられたり、違法免許を渡されていたり、メキシコ人上司からはプチいじめにあっていたり、メキシコ生活で苦労していたタイミングだったこともあると思います。

そして4月末に現職の退職を予定しています。
来月にはアメリカ出張も控えていたり、いろいろと楽しみなこともありましたが、やはり上司が変わるとなるといろいろ環境の変化もあるしタイミングを逃しそうだと思ったのと、夫からのビザについての連絡もあったので、少し予定より早いタイミングですが決断に至った形です。

振り返ると、難しいこと・しんどいこと、泣きたいことも多かったですが、非常に学ぶことの多かった通訳生活でした。そして初めての海外就労も経験できたのは大きな機会だったと思います。中南米での生活も日本とは違いすぎて、スペインでの生活とはとっても違うことがわかりました。
(でもスペイン生活があったから、あの頃よりは比較的トラブルも少なかったしメンタルの維持もできたかなとは感じています。)

思い出すといろいろあったのですが、
メキシコ生活での感想や驚きを雑な箇条書きでまとめると、

  • 通訳スキルは言語レベルだけでは評価できない

  • 5か月目くらいから通訳に慣れてくる

  • 同じスペイン語でも話し方や単語の使い方が全く違う

  • 現地で働く上で自分がマイノリティという認識をしっかり持っておく

  • プライドを傷つけない言い方をするのが大事

  • 生活や仕事の時間はゆっくりだけど、運転はクレイジーなほどに早い

  • 世界で一番労働時間が長い国(週48時間)

  • メキシコの平均走行速度は時速90キロ

  • 意外とラテンの人はリズム感ない人多い

  • 安全意識は高ければ高いほどよい

  • 道徳の教育が日本と違いすぎる

  • メキシコに引っ越すなら物は最低限がおすすめ

  • 化粧品、スキンケアは手に入らないものが多い

メキシコは州によって文化もかなり違うので、メキシコシティとかだったらダンスも今まで通りできて、また違った生活だったんだろうな~とも思いますが、これも良い経験。人生初の田舎生活が体験できたのも面白かったです(個人的にはまだ田舎は早いと感じました・・・笑)

私のメキシコ生活を振り返ると、感覚としては50年前の日本というイメージ。(
勝手なイメージですので・・・)下水道もちゃんと通ってないところがほとんどで。おもろい経験沢山させてもらえました。

余談ですが、週48時間勤務の法律はもうすぐ40時間に変わるとか変わらないとか。

少々とっちらかりましたが、前述のとおり週48時間勤務&スペイン語勉強で、ほとんど自分の時間がとれなかったので少し時間ができたら動画やnoteの記事にも備忘録と今後のだれかにお役に立てるようまとめていきます。

今後の予定は、日本で手続きや病院関係のため一時帰国→夏頃オーストラリアの予定ですが、スペイン語の勉強もつづけて試験も受ける予定なので、これからも精進します!


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