音楽を書く|そして時々成長歴。気に入ったら気軽に教えてくれたら嬉しいです。

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最近の記事

qlariaと出会ってからの2ヶ月

スクリーンを眺めている感覚。qlariaは全員が主人公だった。 2024.1.18. 木曜の夜、下北沢ReGにてメメ主催ツアーの"IDEYO! SHENRON! TOUR 2024"の最終日に出会って、2024.2.12. 同ライブハウスのqlaria・主催企画 "爆音五人衆 × 瞬撮仕事人"にてもう一度聴きに行った。 一夜を過ぎてもずっと聴き続けたいバンドって、ありそうでなかなかなかったりするのが本音ではないだろうか。 しばらくなかった感覚を、qlariaで取り戻した。

    • 2023年、書くことの記録

      肌を守れてよかった。傷を付けずにここまでこれたこの一年を誇りに思う。 仕事納めた。おつかれさまです。 燃え尽きてぼーっとするから、今思うことをただ消化する。 プライベートでも仕事でも、とにかく書き続けた一年だった。書き手として名前が載らなくても、捻り出して書いた文章が読まれた回数は一体どれくらいなんだろう。 大体週に4回、一度に7千人くらいに送っていた気がする。冷静に認識すると慎重になって何も書けなくなる気がする。だから鈍感でいることも必要だった。 毎回ないものを捻り

      • 活動開始1年で初ワンマン。KuruMilk生誕ライブレポート2023.11.30.

        繊細なレースのドレスアップと、耳元で揺れるキラキラ。Roland FA06が鳴らす表情のある音。ライトアップされた透明感のある白い指が、鍵盤のうえで心地よく踊る。すべての光景が彼女の存在と声を引き立てる。彼女のための空間。性別関係なく、惚れてしまいそうな魅力を持っている人だった。 ◆ 駅から徒歩7分ほど歩く、ライブハウス浅草メタフォラ。 2023年11月30日、個人での活動を開始して約1年で初のワンマンライブをしたKuruMilkさん。 音楽に触れ始めたのは2歳のとき。

        • 長い秋に思うこと

          今年は秋が長い。11月上旬も、しばらく日中暖かいらしい。個人的体感、全然寒い。おかげでちょっと周りに馴染めない。 わたしは、秋が苦手だ。体調を崩すし、心も崩す。記憶にある限り秋に入ってすぐの10月2日は、3年連続しっかり病んでいる。 気分が落ちまくって日付を見ると10月2日。あーまたこの時期か!って最近ではもう清々しい(秋なので病みま〜すwとか言ってる)。 だからかもしれないけど、何か変えなきゃ、と思うのもいつも秋だ。 活動名を「秋」とつけてからも、わりと長いこと経った

        qlariaと出会ってからの2ヶ月

          5年経って

          もう1つのふざけたnoteアカウントの方でログインしようと思って、PCに保存されたパスワードを素直にそのまま信じてログインしたらこちらのアカウントに辿り着いた。 ちょうど、今日がこのnoteを開設して5周年記念だったらしい。 色々読み返して「うわぁ・・・」となったり、「あ、今の私には書けない雰囲気があるな」と思ったり。 近頃の2年ほどで、私の中身はだいぶ変化した。 明るいというか、今の自分だけ大事にするようになった。 それ以外は他人も仕事も過去も未来も全部放り投げるようにな

          5年経って

          音楽も役に立たない夜

          普段はずっと、音楽を聴いている。 移動も一人でいる時も実家にいてもずっと基本、イヤホンをしている。音楽の詞だとか音の荒々しさに縋りたいのが理由だ。 でも、音楽も役に立たない夜がある。今日で二度目。 音楽が役に立たないと感じた最初の日は、ここ数年間で一番悩んだ日だった。仕事で上手くいかず、私を頼る声すら嫌になって、頼りたかった人に拒絶された日。失恋の日。人生で初めて、自分のものになることは一度もなく振られた日。大惨事。 これまで生きてきてもっとピークはたくさんあった。け

          音楽も役に立たない夜

          真夜中乙女戦争

          数年前から、ずっと好きな文章を書く人がいます。 「いつか別れる。でもそれは今日ではない」 「真夜中乙女戦争」の著者のFさんです。 真夜中乙女戦争読了後、instagramのアカウントで少しだけ感想を書きました。 フォロワー数だって確か3(現状3なだけであり0が基本)とか、私の好きなことを載せているだけで不特定多数に見られる想定なんてSNSのくせにしてないアカウント。 どう足掻いたって本心。だって人に見せるように書いていない。 率直に思ったこと、自分が分かればいいや

          真夜中乙女戦争

          花の名を借りるということ

          「紫陽花みたいだね」 最も尊敬する働く女性であった、大好きなマネージャーに言われた言葉です。 学生になってバイトを始めてから約2年、バイト運に恵まれず、給料が2ヶ月間貰えなかったり新人故の偏見ばかり受けていたりして職を点々としていた私を救ってくれた今のバイト先。少し栄えた駅前の、華やかなお店。中々覚えてもらえないような横文字の名前のバー。 心から接客することはこんなにも楽しくてキラキラするものなのだと教えてくれたマネージャーは、今月結婚して退職しました。 彼女はどんな

          花の名を借りるということ