見出し画像

引きこもりたい

繊細さについてアドバイスを受ける日々。
1人、2人、3人、、と指摘してくる人が増えるほどに、えっ、そんなに?となっています。

繊細って自分で絶対言いたくない。気を遣ってほしいとも思わない。ただ心の特性だし。たしかに最もらしくアドバイスしてくる人を見てると、感性が美しくないわね。信じられないんだから!とよく思う。そうしてるうちに引きこもりたくなるし、実際、よく布団被って部屋で丸まってる。

感性を仕事にしている知人のマダムが、ロジカルな話を聞いて「私の仕事にはひとつも必要ないことだわ」と言っていた。私はロジカルが必要ない世界線で生きていることに、ものすごく憧れている。その方が心が生きている感じがするから。

なのに、マダムのように自信を持てない私に必要なのは、嫌なことと付き合わない勇気なのかもしれないなあ。そんなのみんな一緒だよ、社会では大切なことだよ、と言われては素直に共感して「そうだよねえ」って返しながら、ここまで来てしまった感じがある。結局人は人で、自分のことは自分がなんとかしてあげるしかないのにね。

声色や表情をコミュニケーションとして使うのがすごく難しい。
嬉しいときは笑うし話す、嫌なら笑わない話さない、それだけでやっていけるのは、幼いときまでだったのかなあ。大人になってもそれでしかないんだけど。ああ、引きこもりたい

なんでずっと悩んでるかって、この感じが歌にも出るからです。声帯こそ物理的に繊細で、不安はすぐ声に出るし、思ってない感情を乗せるのができない。表情が乏しい。理想は見てて楽しいボーカリストなのですが。自分の思い通りに生きるのが一番難しいよね。そんなことない?

「演技できないなら、自分が心から共感できる曲だけ歌うのがいいよ」と師に言われた。

先生、病んだ曲しか歌えない人になりそうです。ああ、引きこもりたい、、、

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?